ビザ(Visa)の確認と取得
パスポートの確認や取得の次は、「ビザ(Visa)」の確認が必要だ。ビザの確認や取得方法は、訪問する国によって異なる。訪問国によってはビザの取得が必要ない場合もあるし、各国の空港でビザ発給を受けられる場合もあるなど国によってさまざま。ビザは、受入国の大使館(または領事館)の査証部が外国人に与える入国許可証のこと。適切なビザを得ていない場合は、訪問国に足を踏み入れることもできなく、強制帰国させられる事もある。ビザの申請方法は国家関係や認可プロセスの自動化などに応じて変更するので必ず訪問国の最新の情報を調べることが必要だ。 ビザは、入国目的によって様々な種類がある。ビザの確認は、日本国内にある訪問国の大使館・総領事館リストから最新の情報を確認することからはじまる。航空会社や旅行会社から各国の見やすいビザ条件表などがあるが最新情報になっていなかった場合、サイト管理者は責任を取れない。これらのサイトは、参考として利用し最終的には、面倒でも日本国内の訪問国の大使館や総領事館や訪問国のビザWebサイトで必ず確認して欲しい。ビザは、入国審査を受けられる資格のようなもので、ビザが取得できたからといって入国が認められたことにはならないことを頭に入れよう。滞在許可とビザを混同する人が多いようなのだが、入国の許可は入国審査で判断され、入国審査に通れば“滞在許可”が与えられるのだ。ビザと同時に入出国に必要な旅券残存期間も同時に調べておこう。ビザの申請も、Shizengate流なら自己申請、自己取得するが、英語の書類の書き方や自信がない方は、旅行代理店やビザ取得の代行サービスにお願いする方が賢明だと思う。
ビザではないがビザのような入国前に事前手続きが必要な国もある。米国のESTA(電子渡航認証システム)はこの代表格だ。ESTAは、米国が2008年8月1日より短期滞在査証免除プログラム対象国の国民が米国に渡航しようとする場合に、事前にインターネットで渡航者の身分事項などの情報を米国に登録し査証免除で渡航できるか否かのチェックを受けるシステム。出発の際に航空会社などのチェックイン時に確認され、取得していないと搭乗できない。
また、オーストラリアの ETAS(電子入国許可システム)のように、必ず事前に電子入国許可システムへの申請(登録)手続が必要なものもある。ビザは必要なのだが、ETASはコンピューター手続きによりビザを取得するシステムがある国もある。
これらのように、ビザのような手続きが必要な国もあるので、必ず訪問国へ入る前の手続きを確認、終了しておくことが大事なのだ。個人で計画、実施する個人旅行は、ここが結構難しい部分なのかもしれない。旅行代理店などを通じて海外旅行を計画すればこれらの手続きは、抜けがなく実施してくれる。Shizengateは、面倒なこれらの部分も自分で行うことを前提としている。
Shizengateでの観光ビザ確認のポイント
訪問国の大使館・総領事館で必ず確認する
何度も記述しているが、訪問国の大使館・総領事館で必ず確認すること。当たり前だが、最新情報や更新情報は、大使館・総領事館が一番早い。海外旅行会社、航空会社、海外旅行サイトなどでまずは確認し、最後に大使館・総領事館に確認するのがベター。
最初は、日本入が入国時にビザが必要かどうかの確認
最初に調べる項目は、当然ながらビザがいるかどうかだ。日本は、各国政府との間で一定期間の観光目的の渡航に限りビザの免除が許されている協定を多くの国としている。日本人は、事前にビザをとらずに済むケースが多い。しかし、相手国や日本側の社会情勢などで内容が変更されることもあり必ず事前確認が必要だ。ビザの取得で確認することは、「ビザが必要」「条件付でビザ免除」「ビザ免除」のどれかなのかを把握すること。条件月の場合は。、特に注意し条件を満たさなければならない。ほとんどの条件は、「空港で取得可」が多いが中には、中には規定サイズの写真が必要な場合もある。
取得可否の次は、ビザの条件(滞在期間or取得可能日数)確認
Shizengateでは、「観光ビザ」に限って記述しているが、ビザの条件もしっかり頭に入れておくことが大事。観光の場合は、滞在期間が一番大事。数週間~3ケ月程度が一般的なのだが、シンガポール(2014/1現)のように2週間以内の滞在期間が条件とされているピザもあるので旅行期限内に有効なのかどうかをしっかり確認すること。
パスポート残存期間の確認
上でも記述しビザ取得の際に、必要なパスポート残存期間がある。3ケ月以上や6ケ月以上が多いかと思うが、中には事前確認などの国もある。ゆるいのは、帰国日まであればいい国もある。パスポートの残存期間が足らない場合は、パスポートを再取得しなければいけないので早めに確認することが大事だ。
ビザ申請以外に事前申請登録などがあるかどういかの確認
上でも紹介したが、米国のESTA(電子渡航認証システム)のようなビザ以外の事前申請があるかどうかの確認も必須だ。これは、大抵インターネットで事前に登録できるものが多い。電子入国許可システムの国もあるので、海外旅行者は、最低限のインターネット能力と英語力は必要だと私は思う。事前申請が難しいと感じた人は、旅行代理店やビザ取得の代行サービスへの依頼が必要だ。