子どもとの海外旅行プラン作り(2)：航空券の予約

【航空券の種類】
◆正規航空券
ファーストクラス・ ビジネスクラス・エコノミークラスがあり、1年間有効。予約変更・経路変更・航空会社の変更・払い戻しなどが可能。時期、季節による料金の変動はなくどこで購入しても金額は同額。一般的な観光客が、この航空券を買う人はいないと思う。駐在している人などが、戦争や天災などで急遽帰国せざる終えないことを想定して持つことはある。
◆IATAペックス航空券
ＩＡＴＡ加盟全航空会社共通の特別運賃の航空券でエコノミークラス。どんな航空会社でも利用できるのが特徴。金額は、ゾーンペックスや格安航空券よりも割高。予約変更・経路変更などはができない。
◆正規割引航空券
各航空会社が独自に運賃を決めている正規割引運賃の航空券。早期予約・購入により割安になる「早割」運賃などもある。原則的に予約変更・経路変更はできない。
◆格安航空券
最近の海外旅行者には、おなじみの人気航空券。旅行会社がパッケージツアー用に購入した団体運賃の航空券を個人向に販売しているもの。 帰国便を確定した短期間のＦＩＸ航空券が主流だが、中には有効期限が長いものや、帰国便が変更可能なもの、片道航空券など様々な種類がある。
【航空券の付加用語】
◆オ－プンチケット
出発後に帰国日の変更が出来る航空券。（10日オープン、1年オープンなどがある。）
◆FIXチケット
出発日、帰国日、航空会社、便名などすべてを事前に固定し変更ができない航空券。
◆FIXオープンチケット
復路便の予約を事前に必要とするが、現地で日付の変更が可能な航空券。
【航空券用語】
◆TAX
出国税、税関使用料、空港利用税などの税金。航空券に付加されている場合とそうでない場合がるので、出国TAXと入国TAXが航空券にどのように含まれているかを確認する必要。
◆ストップオーバー
目的地の途中、または帰りに立ち寄った空港において24時間以上滞在できること。途中、他の国を経由する場合に、途中降機ができる航空券なのかどうかを確認する必要がある。できる航空券は、ひとつの航空券でいくつかの国に行ける。
◆トランジット
飛行機の乗り継ぎのこと。通常24時間以内の乗り継ぎの事を指し、空港内には滞在できるが空港外には出ることができない。乗り継ぎがる航空券は、ほとんどがこのパターン。
◆E-チケット
従来の紙の航空券代わりに航空会社のシステム内に記録させる電子航空券。E-チケットは航空券を持たずに旅行することが可能なため、航空券の紛失・盗難に遭う危険がない。トラブル防止のため、事前に予約した内容をプリントアウトして持参しておくことをおすすめします。