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海外ＡＴＭで現金が引き出せる国際キャッシュカードとデビットカード
国際キャッシュカードとデビットカードは、自分の口座にあるお金を海外ATMから現地通貨で引き出せるという便利なカード。両方とも、クレジットカードと違い口座の残高以上に使い過ぎる心配がなく、なんと言っても多額の現金を持ち歩く必要がないので安全。国際キャッシュカードは、各銀行が独自で各銀行のキャッシュカードを海外ＡＴＭで使えるようにしたもの。しかし最近、日本のメガバンクである三井住友銀行や東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行などが国際キャッシュカードの新規申し込み終了し年々、国際キャッシュカードを発行する日本の銀行が減っている。その代わりに国際デビットカード網と提携し国際ＡＴＭを使えるデビットカード機能付きキャッシュカードが増えている。デビットカードは、国際デビット網を利用できる機能を付けたキャッシュカードやVISAが発行していおるVISAデビットカードを一般的に指す。「VISAデビットカード」や「VISAデビットカード機能付きキャッシュカード」は、「VISA」「PLAS」マークの付いた海外ATMから自分の口座の現金を引き出すことができる。機能的には同じなのだが、シティバンクのようにすでに、多くの国にＡＴＭ網を持っていれば別だが、国際ＡＴＭ網への参入に遅れた日本の銀行から見れば独自で国際ＡＴＭ網を構築するよりすでにあるVISAデビット網などの既存ＡＴＭ網を利用した方が長所が多いのだろう。今後の海外旅行では、このデビットカードが国際キャッシュカードよりも主流になると思う。各銀行によって手数料や年会費、特典などが違うので、自分に合ったものを選ぶのが言いと思う。 日本国内とは違い海外のATMは、24時間365日使えるところが多い。曜日や時間を気にせずにいつでも現金が入手可能なのだ。逆に、発展途上国など日本のより生活水準が低い国や田舎街のＡＴＭは、数万円も引き出せないこともあるくらいお金が入っていなこともある。防犯の意味もありあまり多くのお金が入っていないこともあるので注意が必要だ。トラベラーズチェックの国内販売が終了したことから今後、デビットカードの利用者が増えていくと思う。
海外ＡＴＭ操作の注意点と使い方
海外ＡＴＭも年々機械が変化し、メニュー画面もしくはボタン等の配置などが変化する。また、渡航先の国によっても異なる場合が多い。海外ＡＴＭの操作は、海外旅行前に必ず渡航先のＡＴＭ操作もしくは海外ＡＴＭの操作を説明している信頼おけるホームページで必ず事前確認しておくことをおすすめする。ＶＩＳＡサイトでは、海外ＡＴＭ操作のシュミレーションサイトもあり海外ＡＴＭ操作の慣れに役立つと思う。これらのことから、本ホームページでは、海外ＡＴＭの操作方法は他ホームページに任せることにし、共通となる海外ＡＴＭ利用する上での注意点を中心に紹介していきたい。
海外ＡＴＭ利用する上での注意点
夜間・人混みの場所・人通りが少ない場所でのATM利用は、可能な限り避ける
海外ＡＴＭを利用するときは、夜間・人混みの場所・人通りが少ない場所を極力避けることをおすすめする。ＡＴＭを利用するということは、その場に現金が確実にあるということ。設置場所、利用時間用そして周囲の安全をよく確認することが大事。ＡＴＭマシンへの照明が十分でなかったりした場合も、他のＡＴＭを探した方がいい。人通りが少ない場所や夜間は、ＡＴＭから現金を引き出したところを狙われる危険が多い。銀行内や役所内、ホテルにあるＡＴＭを使う方が、店舗街や街頭のＡＴＭより安全だ。
初心者の人は、銀行の営業外時間や休祭日のＡＴＭ利用は、出来るだけ避けた方が無難。何かのトラブルに巻き込まれた場合に、銀行側が対応してくれる可能性が極めて低くなる。また、ＡＴＭのカード挿入口に「スキマー」と呼ばれる磁気情報を盗み取る装置がないか、防犯カメラが確実に手元に向いていないかを見ることも大事なこと。ATMの外観を比較することで不審な装置がないかを見ることも身に付けておきたい。日本国内と違うことを肝に銘じて海外ＡＴＭを利用して欲しい。暗証番号入力時に手元を自分の手で隠すことも被害対策のひとつだ。
不意の事態になっても、落ち着き冷静になる
操作がわからなくなったときや動作がおかしい場合など不意の事態になったならば、冷静になり落ち着いて取り消し（CANCEL）を押してやり直すことをお勧めする。慌てしまい、時間が経ち最悪の場合は、カードが吸い込まれカードが回収できなくなる恐れもある。海外ＡＴＭの利用は、落ち着いて操作をすることをおすすめする。落ち着いて操作ができるよう、海外ＡＴＭ操作の事前習得や海外現地でのＡＴＭ概観観察は必ずしておくことをおすすめする。
周りの人に注意し、可能な限り操作を見られないようにする
海外ＡＴＭ利用で気をつけたいことは、「周りの人に注意する」ことだ。日本国内でのＡＴＭ利用に慣れている人は、不思議に思うかもしれないが、本来は日本の同じなのだ。第三者にＡＴＭ操作を見られないようにすることは大事な行動なのだ。当然、取り忘れにも注意が必要。想像できない人もいるかと思うが、現金を見られてしまうと持っていることが分ってしまって、強盗に遭う確立が高まる。少額でもお金のために、人に害を加えて盗むような治安の悪い国はいくらでもある。海外ＡＴＭの利用は、迅速な操作と現金を人目に触れぬようにすることが基本。カード、レシートなどもすぐにしまうことが大事。周囲に不審な人や物を見た場合は、すぐに取引を中止しすぐに離れることを頭に入れて置くこと。現金を奪わなくても、暗証番号をのぞき見てカードを撮られる事件も多く発生している。コンビニ内にあるＡＴＭでも、店員さんさえ信用しない方がいいこともある。ＡＴＭの操作がわからず「操作方法を教えてあげましょうか？」と声をかけられた場合や警察官やガードマンから「今そのATMを使っただろう。本人のカードかどうか確認するので暗証番号を言ってみろ」と言われて場合は、一切断ることが必要。国内では考えられない事件が多発しているのだ。暗唱番号入力中は、後ろに立っている人から暗証番号をのぞかれないようにし別の手で覆い隠す。カード番号と緊急連絡先を控えておき、問題があればすぐに銀行に連絡できるように準備しておこう。カードをスキミングする犯罪グループは、暗証番号を押している様子を撮影するカメラとカードリーダにみせかけたスキミングの機械で簡単にスキミングを実行するのだ。周囲に変な人がいないか確認することは、海外ＡＴＭを利用する鉄則だ。
カードが吸い込まれたり、現金が受け取れない場合にはすぐに行動
海外ＡＴＭでは、暗証番号を何度も間違えたり、機械に不具合があったりすると入れたカードが出てこないことがある。このような場合は、キャンセルを押してみる。それでも出てこない場合は、すぐに当該ＡＴＭを管理している銀行の窓口に行くことが大事。多少の現地語もしくは英語での会話が必要だが、銀行担当者に事情を説明しキャッシュカードを取り戻そう。銀行が営業していない時間は、開くまで待つしかない。このようなことにならないためにも、前に説明した通りなるべく銀行の開いている時間にATMを利用することをおすすめする。
また、お金が出てこない場合なども、同じく銀行員にすぐに返還・返金交渉をすることが大事だ。帰国してからでは、解決が難しい場合が多い。管轄している銀行が遠い場合は、携帯電話等で連絡、交渉しなければならないので語学力は必要になってくる。もし返却してもらえない場合には、飲み込まれたカード会社のトラベルデスクなに早急に電話すること。