茅ケ崎里山公園の表紙イメージ画像

遊び場 公園・施設(25):茅ケ崎里山公園

里山の自然の中に、公園とバーベキュー場がある茅ケ崎里山公園 施設

子どもたちが遊べる遊具がある「風の広場」の画像01

子どもたちが遊べる遊具がある「風の広場」(2015/06/20:茅ケ崎里山公園)

ケ崎里山公園は、「里山」という言葉を県内では初めて園名に織り込んだ神奈川県の県立公園。平成13年10月に、一部開園され現在では、約34.3haが開園している。(計画面積:36.8ha)。公園内は、非常に整備がいきとどいていて自然を壊すことなく公園の設備がうまく自然にマッチしている。場所は、JR寒川駅から東に3km、小田急湘南台駅から南西に約5km、JR茅ヶ崎駅から北に約5kmと少し不便なところにあるが、茅ケ崎里山公園は、この広いエリアに、さまざまな村(エリア)があり多目的広場、中の谷池、風の広場などが設置されている。谷戸田や畑、雑木林などの里山の風景が広がっていて、豊かな自然と里山体験が楽しめる自然と調和している公園だ。 豊かな自然環境に恵まれた公園内では、四季折々の花々や木々、そして生き物たちが観察できる。子どもたちの遊具は、「風の広場」にあり、水遊びに最適な池や子どもたちに人気のある「ローラーすべり台(70メートル・30メートル)」や「大型トランポリン」などがある。さらに、平成26年10月に、「里山バーベキュー場」がオープンし、だれもが気楽にバーベューを楽しめる場所にもなり、多くの家族でにぎわっている。里山文化が体験できるイベントなども、多く開催されている。 「里山」とは、昔の人たちが生活をするために林を利用し、さまざまな生き物が生息するようになった場所で、人と自然との共生を語る上で、はずせない大事な自然の風景。茅ケ崎里山公園には、里山ならではの水田がある「谷の村」、農作業が体験できる「畑の村」、果樹がある「丘の村」などが公園の村として設置されていて、里山ならではの豊かな自然とともに、里山文化を体験できる公園として価値がある。

アイコン1の画像県立茅ヶ崎里山公園 公式サイト - 神奈川県公園協会

茅ケ崎里山公園ガイド

手ぶらでバーベキューが楽しめる「里山バーベキュー場」


平成26年10月4日、茅ケ崎里山公園に待望のバーベキュー場「里山バーベキュー場」が完成しオープンした。設備も新しくとてもきれい。炊事場やトイレは、バーベキュー場に隣接していて、使いやすくきれいだ。また、北駐車場に隣接しているので、食材やバーベキュー道具を運搬するのに便利。「里山バーベキュー場」は、食材・器材を含んだ手ぶらでのバーベキューが楽しめる。もちろん、食材・器材の持ち込みもでき器材のレンタルもできる。注意したいのが、予約なしでの利用ができないので必ずインターネットで予約サイトから会員登録をし予約をすることだ。電話での予約は、受け付けていない。海や川でのバーベュー場より、少し景観は落ちるが、広々した里山風景の中でのバーベューは気持ちがいい。利用料は、グリルや炭などの器材とごみ処分サービス等が付いた基本料金が、1テーブル3,300円(10名まで)。また、食材が含まれる「手ぶらでコース」には、1人前2,138円からの食材セットメニューがいくつかある。キッズプレートやホルモン、ラム、海鮮、極上肉など様々な食材も用意されている。

アイコン1の画像県立茅ヶ崎里山公園 バーベュー場

里山バーベキュー場の全景の画像03

里山バーベキュー場の全景

北駐車場に隣接し持ち込みが便利の画像04

北駐車場に隣接し持ち込みが便利

きれいな炊事場の画像05

きれいな炊事場

すぐそばにあるトイレの画像06

すぐそばにあるトイレ

茅ケ崎里山公園は、子どもの遊び場が中心の遊具エリアと自然を楽しむ里山エリアに分かれる


茅ケ崎里山公園は、大きく子どもの遊び場の「遊具エリア」と自然を楽しむ「里山エリア」に分かれる。駐車場は、北にある北駐車場と南側にある東駐車場、西駐車場の三つ。東駐車場と西駐車場の中間に、正面の入口がある。正面の入口には、「パークセンター」があり、多目的ホール、会議室、活動ルーム、事務室(公園管理事務所)、赤ちゃん休憩室などの公園の中枢施設となっている。夏には、子どもの水遊びもできるので、着替えを持って行こう。毎月、数回程度のイベントも行われているので事前に調べて参加するのもおもしろい。また、田植えや芋ほりなど、公園内の自然と触れ合える自然観察会も多く開かれている。公園内には、公園内の自然と触れ合いながら里山を理解していくという趣旨の「茅ヶ崎里山公園倶楽部」があるので覗いてみて欲しい。東駐車場・西駐車場・臨時駐車場は、土日祝日のみ有料となる。(普通車310円・大型車1,030円)。公園で遊び、その後にバーベューを楽しみ満腹になったら里山の風景を歩きながら自然を満喫し、1日かけて茅ケ崎里山公園を楽しむのもいい。

アイコン1の画像県立茅ヶ崎里山公園 公園マップ

正面の入口(エントランス)の画像07

正面の入口(エントランス)

パークセンターの画像08

パークセンター

子どもたちが楽しめる遊具エリア

「風の谷」にある70mの「風のすべり台」の画像09

「風の谷」にある70mの「風のすべり台」

70mもある長いローラー滑り台。お尻にひく物は用意されていないので欲しい人は、ヒップソリがパークセンターで販売されている。
「風の谷」にある30mの「谷のすべり台」の画像10

「風の谷」にある30mの「谷のすべり台」

「風のすべり台」の横にある「谷のすべり台」。風の広場が見渡せ気持ちよく滑ることができる。
「風の広場」の画像11

「風の広場」

風の広場には、複合遊具の「風のとりで」や二つの「雲のトランポリン」と水遊びができる池がある。
風の広場の水遊び池の画像12

風の広場の水遊び池

風の広場には、小さな子どもが水遊びを楽しめる池がある。この場所で、催し物なども開催される。
水遊び池から中ノ谷池に流れる水路の画像11

水遊び池から中ノ谷池に流れる水路

風の広場の水遊び池から中ノ谷池に向かって流れる水路は、せせらぎが響き渡り、まるで小川のようでとても気持ちいい。
「多目的広場」の画像14

「多目的広場」

多目的広場は、広々とした芝生が気持ちいい広場。多目的広場は、お祭りや災害時のヘリポートにも活用されるとのこと。

茅ケ崎里山公園の里山エリア

「中ノ谷池」の画像15

「中ノ谷池」

風の広場の北にある「中ノ谷池」。さまざまな水生生物を観察することができる池。
「森の村」の画像16

「森の村」

小高い丘にある「森の村」。森の村の周りには、多くの梅が植栽されている。
「里の家」の画像17

「里の家」

公園北側にある「里の家」。農と食により地域活性化を図る「畑の村」の拠点施設。
「そばの花畑」の画像18

「そばの花畑」

「畑の村」にある、そばの花畑。初夏には白または淡紅色の小さな花が咲き誇る。
水田の風景の画像19

「水田の風景」

「畑の村」に隣接している民有地の水田風景。里山ならではの風景。
おたまじゃくしの画像20

「おたまじゃくし」

水田には、多くのおたまじゃくしが泳いでいた。夏前には、カエルの合唱が響き渡る。
「谷の村」の画像21

「谷の村」

公園中央部の「谷の村」の風景。里山の自然をしっかりと感じることができる。
ヘビもいる里山の画像22

ヘビもいる里山

「ヘビに注意」の看板が。マムシ、ヤマカガシなどがいるので出会えたらラッキー?
「谷の家(やとのいえ)」の画像23

「谷の家(やとのいえ)」

里山の人が澄んでいた農家風の家の建物。休憩所と茅ケ崎里山公園倶楽部の活動拠点。
「竹林」の画像24

「竹林」

「谷の家」のそばにある竹林。竹林の中を歩くとなぜか神秘さを感じる。
平凡な里山の風景の画像25

「平凡な里山の風景」

湧き水が流れてたまった小さな池。さまざまな生き物のオアシスでもある。
「湧き水の流れ」の画像26

「湧き水の流れ」

平成の森の中に、湧き水が出ているところがあり、小川となって里山に流れている。

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