シュノーケリング(11):雲見 9月の千貫門の表紙イメージ画像

景勝「千貫門」で、9月のシュノーケリングを楽しむ

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海の鳥居「千貫門」を独占、まるでプライベートビーチだ!(2015/09/23 小潮 晴れ)

9月の連休に、雲見でシュノーケリングができるポイントでシュノーケリングを楽しんでみた。千貫門は、静岡県賀茂郡松崎町にある自然岩の洞門で、高さが30mで中央に高さ15m、幅10mほどの穴が空いている巨岩だ。 時おり遊覧船などもこの穴(トンネル)の中を通り抜ける。「海の鳥居」とも呼ばれる千貫門は、古くから浅間神社の門に見立てて「浅間門」と称し周辺の奇勝と共に「見る価値が千貫門にも値する」という意味から、千貫門の名がつけられたとのこと。 場所は、雲見海岸に流れている小川を上流へ少し行くと右手に千貫門と標記された細い遊歩道があり、その道を登りひと山越えたところにある。体力が必要な道のりなのだが、頂上から目の前に広がる景色は絶景!この千貫門は、シュノーケリング・磯遊び・バーベキューなどができる。 雲見でバーベキューができる場所は、ここと赤井浜しかないらしい。今回は、こんなすばらしい景色の中でシュノーケリングを楽しんだ。 千貫門の水深は、深い所で10m程度で岩礁がいくつも点在している。その周辺には、スズメダイ、ブダイ、メジナ、フグなどのさまざまな魚を見ることができる。 魚影が濃いと言うほどでもないが、中級者以上のポイントだと思う。さらに、洞窟の下に入る事もできブルーフォールの様な体験ができる。ただし、この千貫門のトンネルは、観光船や水上バイクなどが通るので細心の注意が必要。 海水浴シーズンは、バーベキューや遊泳の人が多くなるが、オフシーズンならば人も少なく、平日ならば誰もいないプライベートビーチ感覚を味わえる。私たちが行った日は、波がほとんどなく最高のシュノーケリング状況だったが、外海と直結している場所なので、波の高さなどの海の状況を見ながら無理のない範囲でシュノーケリングを楽しみたい。

千貫門と烏帽子山の全景の画像01
千貫門と烏帽子山の全景
千貫門の下でシュノーケリングの画像03
千貫門の下でシュノーケリング
洞門は、こわさを感じる! の画像04
洞門は、こわさを感じる!
今回は、バツグンの透明度の画像05
今回は、バツグンの透明度
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エントリーがし易い凪状態
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岩の空洞の中もおもしろい
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浅い方が魚が多いぞ!
沖の方は大物がの画像09
沖の方は大物が

今回シュノケーリングを楽しんだ場所

今回のシュノケーリングを楽しんだ場所は、写真上のように千貫門に向かって右側の大きな洞門から海岸までの入り江。 今回は、天候および海の状態がとてもよく透明度もとても高かった。千貫門に波が遮られ千貫門から海岸までは比較的波が穏やかで、子どもとのシュノーケリングに良かった。 エントリーも海岸からできるので非常に楽。内側の深い部分よりも海岸近くや周りの岩場近くに魚たちが多く泳いでいた。 千貫門の洞門の下まで行くには、上でも述べたが観光船や水上バイクが来ないことの確認と海の状況(可能ならば今回のように凪状態)が良好なときだけにしたい。 海が荒れているときは洞門で波が大きくなることもある。千貫門に向かって右側に、小さな洞窟がある。この洞窟も楽しめ多くの魚がいた。 しかし、暗いので写真がうまく撮れなかったのは残念。個人的には、車で30分程度にあるシュノケーリングで有名になったヒリゾ浜と比較すれば魚影はやはり劣る。 千貫門でのシュノーケリングは、人混みからかけ離れ大自然の絶景の中で海に浮かび、その絶景のすごさを目の前で感じながらシュノーケリングができることが一番の特徴なのかもしれない。

今回のシュノーケリングエリアの画像13
今回のシュノーケリングエリア
向かって右側の小さな洞窟の画像14
向かって右側の小さな洞窟

千貫門で見かけた主な生き物

以下の写真は、クリックすると大きな写真が見れます。

伊豆で常連の魚がいっぱい

今回は、千貫門の海岸に近い岩場に多くの魚が群がって泳いでいた。どの魚も伊豆の海ではよく見かける常連さんたち。 今回は、が、目の前で同じ群れに混じって泳いだり、仲間同士で泳いだりしていた。 特に珍しい魚ではなく小型の常連さんたちだが、この光景をみると千貫門にきて良かったと思う。

さまざまな魚たちが群れるの画像07
クロメジナの画像16

生き物の説明は、こちら

ネンブツダイの群れの画像18 カゴカキダイの群れの画像17

生き物の説明は、こちら

以下の写真は、クリックすると大きな写真が見れます。
イソギンポの画像19

フジツボの貝殻から顔を出していた「イソギンポ」。このようなイソギンポが貝殻から顔を出すシーンの写真は、よく見かける。

生き物の説明は、こちら

サザエ の画像20

小さなの姫さざえがいっぱいいた。姫さざえは、50g以下の小さなサザエの総称。きっと沖に出れば大きなのがいるのだろう?

生き物の説明は、こちら

小さなトゲアシガニか???の画像21

小さなトゲアシガニだと思うのだが?決め手の甲羅の青いラインが見つからない。違うカニなのだろうか?

隠れてもわかるぜショウジンガニ君の画像22

岩陰に隠れていた少し大きめカニ。これはまさしく「ショウジンガニ」。

生き物の説明は、こちら

恒例のソラスズメダイの画像15

これは、伊豆のどこの海で見れる尾が黄色い「ソラスズメダイ」。あちらこちらで泳いでいた。

生き物の説明は、こちら

イボヤギの画像24

イボヤギを見ると・・お~お~と思う。サンゴの仲間を日本の海で見るとなぜかうれしくなるのは私だけ?

生き物の説明は、こちら

雲見から千貫門までの行き方

に行くには、静岡県賀茂郡松崎町にある「雲見」から山を越え遊歩道で15分~20分ほど歩かなければならない。千貫門に行く遊歩道の入口は、「雲見」の町にある小川沿いを歩いて行けば、千貫門への入口となる橋が見えてくるのだが、この場所が結構わかりにくい。 はじめて行く人は、国道沿いにある「雲見くじら館」に併設されている「雲見温泉観光協会」などで場所を聞いてから行く方がいい。駐車場はなく雲見温泉にある駐車場を利用する。私たちは今回、本ホームページで紹介している「雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場」でキャンプをしていたので、遊歩道の近くにあるキャンプ場が提携している駐車場に停めさせてもらった。 「雲見」から「千貫門」まで行くのには、登り坂を登り頂上に出てそこから「千貫門」までは下りだ。帰りは逆に、頂上まで登り頂上からは来た道を降りる。距離的にはそう長くはないのだが、シュノーケリング道具やBBQ道具を持ちながらとなると平坦ではない道なのできついかも?

小川沿の道から千貫門へ行く遊歩道の画像25
小川沿の道から千貫門へ行く遊歩道
遊歩道入口にあるジオパークの案内板の画像26
遊歩道入口にあるジオパークの案内板
遊歩道入口から頂上に向かう道の画像27
遊歩道入口から頂上に向かう道
頂上からの風景の画像28
頂上からの風景
頂上にあるジオパーク案内板の画像29
頂上にあるジオパーク案内板
頂上から降りる道から見る千貫門の画像30
洞門は、こわさを感じる!
帰りの遊歩道から見る烏帽子山の画像31
帰りの遊歩道から見る烏帽子山
帰りの登り遊歩道の画像31
帰りの登り遊歩道

スノーケリングに役立つ本

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海岸ガイドのコンテンツの画像

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