観察 | 昆虫③
神奈川県 座間市:国産クワガタの代表格「ノコギリクワガタ」
全国に普通に見られるこのクワガタが、「ノコギリクワガタ」。このノコギリクワガタは、6~10月に居る。クヌギの雑木林なら居る可能性が高く、蹴ると振動を感じて落ちてくることが多い。このノコギリクワガタは、 座間市の富士山公園のクヌギの木を蹴ったら上から落ちてきたのを採集。動き回るので写真に撮れない撮れない。家の中でやった落ち着いたとこを撮影。体色は赤褐色から暗褐色まで変異があるにだが、赤味を帯びたものが多く見られる。ノコギリクガタは、体長に比例して、小歯・中歯・大歯と3種類の型があり、特に小歯型は他の2種とは大分違うので、ノコギリクワガタと思わない人もいると思う。アゴには、ギザギザしたノコギリのような大小複数の突起があって湾曲している。体の色は赤味を帯びたものが多く見られ、比較的見分けやすい種類でしょう。左上の写真のノコギリクワガタが、”大歯”、中上のノコギリクワガタが、”小歯”。小歯は、アゴがあまり湾曲せず、小さいギザギザな突起が並ぶ型でノコギリクワガタではないような形。右の写真は、メス。(Date:2013/07/14)
神奈川県 座間市:飼育向の最もポピュラーなクワガタ「コクワガタ」
普通に見られる小型のクワガタ。しかし、日本のクワガタムの中では小さくはなく中型種。体長はオスが2cm~5cm、メスは、2cm~3cm程度。体は上下に平たく、黒い体色が多いが赤褐色を帯びるものもいる。6月下旬~9月中旬にクヌギ、コナラ、ミズナラ、ヤナギ、オニグルミなどの樹液に、集まっている。丈夫で飼いやすく、成虫のまま越冬するので大事に飼育すると3年は長生きしてくれるらしい。小型で細い体型をし樹皮の裏や洞の中に潜んでいることが多い。メスを持ち帰えり、多数産卵させることができる飼育向きのクワガタ。オスの大顎はオオクワガタやヒラタクワガタに比べて細長く、前方に伸びる。大アゴの中央から前方1/3くらいの位置に内歯が1対だけある。先端にも、小さい内歯を1対持つ。 (Date:2013/07/14)
神奈川県 座間市 谷戸山公園:歩く宝石と呼ばれることもある昆虫「アオオサムシ」
全国で最もよく見かけるオサムシの仲間で,緑色の光沢をしているのが特徴。アオオサムシは、鮮やかな緑のメタリック色に覆われた、体調30~35mm程度、翅に縦に走る筋の繊細で、良く見るととても美しい昆虫だ。オサムシは、上翅に鎖状の筋を持っていて、メタリックな光沢があり色鮮やかな種類がほとんどで歩く宝石と呼ぶ人もいる。平地から山地の林やその周辺の地表に生息し後翅は退化していて飛ぶことができない。日中は倒木や落ち葉の下、土中などに身を潜め、夜になると地上を歩き回って昆虫やミミズ、ナメクジなどを好み、それらが死骸であっても腐敗していても平気で食べる。関東・中部より北で見られる。オサムシはほとんど飛ばないため、地域変異、特化しやすく多くの種類がいる。このアオオサムシは、 座間市にある谷戸山公園を歩いていたらふと目に止まったので撮影。オサムシは、緑色をはじめ、赤銅色、黄銅色、紫褐色などバリエーションが多いが、これは飛べないということに帰着するのだとか? (Date:2013/07/14)
神奈川県 座間市:ポケモンのキマワリではない本当の昆虫「キマワリ」「キマワリ」
キマワリは、ゴミムシダマシ科の昆虫の一種。目につきやすい普通の種類でゴミムシダマシ科の中では大きい昆虫。一見「クロコガネ」かと思ったが「クロコガネ」には長いひげがなくこれは、「キマワリ」であることがわかった。体が楕円形で背中が盛り上がっていて、平らな腹。そして黒色から黒藍色の体色をしているが、地域によっては緑色に近いものもいる。前脚が体長より長い。名前は、この長い脚で木をぐるぐる回ることから命名されたとか?雑木林の樹木の幹や倒木上、枯れ木などにいる。このキマワリは、座間市の富士山公園にいた。あまりきにならない昆虫の類かもしれない。女の子には、ゴキブリと変わらぬ不気味さを感じるかも?(Date:2013/07/14)