紅葉の中で、秋キャンプを満喫しよう!

笛吹小屋キャンプ場での秋キャンプ
(2016/11/13)
秋キャンプは、私にとって最高のキャンプシーズンとなる。秋の紅葉の中でやるキャンプは、夜の楽しい焚き火とともに、キャンプの醍醐味を感じれるキャンプだと思う。秋キャンプについては、本Shizengateホームページの「ファミリーキャンプ(14):秋キャンプ」で紹介しているのだが今回は、秋キャンプの魅力を中心に秋キャンプの楽しみ方を紹介していきたい。 秋キャンプは、夏のキャンプと違い「寒さ対策」が必要になる。秋キャンプの朝夕は想像以上に冷え込み、それなりの防寒対策が必要になる。逆に寒さ対策さえ知っていれば秋キャンプは、最高のキャンプとなる。 特に「寒さ対策」は本Shizengateホームページの「ファミリーキャンプ(10):春キャンプの寒さ対策(1)」、「ファミリーキャンプ(11):春キャンプの寒さ対策(2)」で紹介しているので参考にしてほしい。 しかしながら秋キャンプには、秋にしか味わえないさまざまな魅力がある。今回は、その魅力を一つ一つ探ってみたいと思う。本頁で紹介している秋キャンプを楽しんだ「笛吹小屋キャンプ場」の紹介は、Shizengateキャンプ場ガイド「笛吹小屋キャンプ場」で紹介している。
秋キャンプの魅力
年間を通して、一番過ごしやすいのが秋のキャンプ。「色鮮やかな紅葉」「澄んだ空気」「焚き火」「混雑度が低い」「虫系が少ない」「サイト料金が比較的安価」「秋の味覚」など、秋キャンプの魅力は多い。秋キャンプでは、この時期でしか味わえない魅力的な楽しみ方がいっぱいです。 混雑している紅葉の名所で見る紅葉もきれいなのですが、混雑していないキャンプ場でゆっくりと紅葉を眺めるのもまた格別な味わいがあります。秋キャンプは、紅葉を眺めているだけでも幸せになれるキャンプだと思います。
【秋キャンプの魅力とは?】
紅葉を見ながらのキャンプができる
焚き火が楽しい
混雑が少ない
秋の味覚をはじめ、食材が豊富
虫が少ない
空気が澄み、星空がきれい
紅葉が楽しめるキャンプ場を選ぼう!
秋キャンプは、やはり紅葉が楽しめるキャンプ場とサイトを選びたい。紅葉に囲まれたサイト、紅葉下のサイト、紅葉が遠くに眺められるサイトなど、人さまざまな紅葉の楽しみ方があるかと思うので、好みの紅葉狩りサイトを選びたい。 また、落葉したキャンプ場のあちらこちらでモミジ道ができあがるのもこの時期にしか見れない光景です。炊事場の水がひときわ冷たく感じる時期ですが、食器の上に落ちてきた紅葉の葉を見るのはとても気持ちがいいものです。 また、秋キャンプのサイトは、いつもより広めのサイトを確保しましょう。夏のようにテントが隣同士に立っていると紅葉のすばらしさも半減してしまいます。できる限り、ゆっくりと過ごすことができるキャンプ場を選ぶのが秋キャンプのポイントです。 本ホームページでは、「秋は、子どもと楽しくもみじ狩り」で紅葉の楽しみ方を紹介しています。
モミジ道
サイトの上の紅葉
紅葉を眺める
焚き火と夜の紅葉が楽しい!
秋キャンプは、焚き火を存分に楽しめるキャンプです。秋キャンプの昼間は、気温が高くても夜は肌寒くなり、焚き火が必要になります。秋キャンプの一番の楽しみは、焚き火と言う人も多くいます。 秋は、日が暮れるのも早くゆったりと焚き火ができます。夏は、暑い思いをしながら焚き火をする人もいますが、秋のキャンプは、暑いのを我慢しなくても好きなだけ焚き火が楽しめます。 焚き火に関しては、本ホームページの「ファミリーキャンプ(8):焚き火」で焚き火の楽しみ方を紹介しています。 また、秋キャンプの楽しみの一つに星空があります。空気が澄んだ秋の夜空では、多くの星を見ることができます。また、キャンプ場内の紅葉やテントの灯りが、澄んだ空気の中で輝いている光景を見ることも秋キャンプの楽しみの一つです。
焚き火が暖かい
夜の落葉した葉
妄想的な夜のキャンプ場
秋キャンプは、温かい食べ物がいい!
秋は、秋の味覚をはじめ食料が豊富に手に入る季節。秋キャンプでの食事は、気温が低く寒いので鍋物などの温かい食事がおすすめです。キャンプではバーベキューという人も多いですが、寒い時期のバーベキューはすぐに冷めてしまって体が温まりません。 人は、寒くなってくると温かい食べ物が欲しくなってきます。暖かい鍋を囲みながら、キャンプの一夜を過ごすのも秋キャンプの魅力の一つです。また、ニトスキのようなスキレット鍋を利用して、暖かい料理を食べるのも体が温まります。 下の写真のチキンは、ローストチキンではなく丸鳥のスープ煮です。この丸鶏のスープ煮は、チキン、コンソメ、野菜を煮込むだけの料理ですが、っこのスープが抜群においしく体も温まります。澄んだ空気の中で、紅葉と星空と温かい食事、この組み合わせが秋キャンプの魅力なのかもしれません。
丸鳥のスープ煮
ニトスキ料理
朝も暖かい食事
秋キャンプの防寒対策
テントシートを必ずひく
秋キャンプに限らず、通常のキャンプでも必要なのだが、キャンプの冷え込みはサイト地面からの冷え込みをどのように抑えるかがポイント。テントシートの設置は必要最低限なのだ。
テント内マットを工夫する
上記と同じように防寒対策の第一は、地面からの冷え込み防止。通常は、テント内にアルミマットやテントマットだけで過ごしているかと思うが、少しでも冷え込みを防ぐ上で、多重にテント内マットを引くことも効果がある。写真は、三重パターン。①紙ダンボール紙②アルミシート③テントマットと三重にすれば地面からの冷え込みも、かなり和らぐと思う。もちろん、エアーマット等を活用すればさらに効果大。
耐寒用シュラフの利用
秋キャンプは、一般的な秋夏用のシュラフでは寒い。秋夏用のシュラフを二重に重ねるか、本格的な冬の山岳用シュラフまでは必要ないが、適応温度がマイナス仕様の耐寒用シュラフをおすすめする。寒くて寝れないキャンプは最悪になってしまう。
ブランケットの利用
耐寒用シュラフがない場合や二重にする秋夏キャンプ用シュラフが人数分ない場合は、家にあるブランケット類を必要数シュラフにかけるのも対策だ。とにかく、寒さを防げぐ寝具対策が防寒の出発点になる。
スクリーンテントのフルクローズ
本HPで紹介た「スクリーンテント(シェルター)」の利用は、秋キャンプの防寒対策としておすすめだ。特に寝るときに、フルクローズしてしまえば、かなり冷え込みが抑えられると思う。秋キャンプでの簡単な防寒対策だ。
防寒の基本は重ね着と焚き火
秋キャンプの防寒対策の基本は、なんと言っても「重ね着」と「焚き火」だ。重ねて着れるいくつかの服を必ず持参することが大切。スキーウェアなど真冬の服があればOK。また、焚き火は秋キャンプの楽しみ。暖を取るための焚き火は、必要不可欠だ。
暖かい食べ物
秋キャンプの防寒対策で、「暖かい食べ物」は効果的。体の芯からの防寒対策は、他に勝るものはない。暖かい食事を中心に献立をつくるといい。
温泉
本HPで取り上げている「塩原グリーンビレッジ」は、キャンプ場内に温泉施設がある。キャンプ場近郊にある日帰り温泉を、有効的に利用するのも良い。湯冷め防止をするためにも、寝る少し前の入浴がおすすめ。