天然温泉が満喫できるキャンプ場「那須塩原 塩原グリーンビレッジ」
塩原グリーンビレッジは、那須塩原の塩原温泉郷の一角にある天然温泉が楽しめる人気のオートキャンプ場。25000坪と広々とした敷地をもち、自噴毎時20トンの自家源泉掛け流し100%の日帰り温泉施設「福のゆ」が敷地内にある。 また、キャンプ場専用の露天風呂までも用意されていて温泉三昧するには絶好のキャンプ場。さらにキャンプ宿泊者には、日帰り温泉「福のゆ」が半額で利用できる。オフシーズン(4月~11月上旬の土曜日以外)には、なんと無料で何回でも、この日帰り温泉が利用できる温泉ファンには、たまらないキャンプ場だ。 また、オーブン料理レストラン、豊富なレンタルが用意されている売店、ログコテージ、キャンビン、カラオケキャビン、バーベキュハウス、テニスコート、ちびっこ釣堀、子どもプール(夏季のみ)と施設が充実しておりファミリーには、とてもうれしいキャンプ場だ。オートキャンプサイトは、105サイトが用意され、広さも56㎡、80㎡、100㎡、180㎡と様々なサイトが用意され、8割のサイトで電源が利用できる。 さらにRVパークやバイク専用サイト、デイキャンプサイトなど目的に合ったさまざまなアウトドアスタイルが楽しめるサイトがある。ダンプステーションも用意され、キャンピングカーの受け入れも万全だ。ここまで施設が充実しているので、サイト料は高めなのだが温泉施設の利用を考えればお手ごろかと思う。 特に、混雑しなくなる11月上旬過ぎの温泉施設が無料になる紅葉シーズンが狙い目だ。キャンプ場全体は、人間が作り出した景観になっているので、自然派のキャンパーには少し物足りない部分もあるかと思うが、ここは割り切るしかない。 自然を満喫したい人は、那須塩原のハイキングコースとして有名な箒川沿いを歩く「塩原渓谷遊歩道 やしおコース」がキャンプ場の横にあり、数々の滝とつり橋、自然味ある露天風呂などが楽しめ、塩原渓谷の自然を満喫できる。 12:00がチェックアウト時間なので、ゆっくりとキャンプ片づけができるのもうれしい。
ちびっこ釣堀から見た中央にあるオートキャンプサイトの全景
今回利用した広い100㎡サイト
キャンプ場入口の紅葉(2014/11/08)
キャンプ場概要
那須塩原 塩原グリーンビレッジ |
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キャンプ場のホームページ | |
個人評価 |
★★★★ |
環境 |
渓谷近くの高原 |
景観 |
★★★ |
施設 | ★★★★★ |
区画 |
★★★★★(100㎡サイト) |
サイト数 |
105サイト |
営業時期 | 通年 |
ロッジ |
・森のコテージ:10室(5人~6人) |
サイト床土 | 微砂利敷、芝 |
買出の店 | スーパー(車で約15分程度) |
風呂 |
○日帰り温泉施設 「福の湯」 |
電源サイト | サイトの約8割にAC電源が設置 |
売店 | あり。(レンタル用品もある) |
入退場時間 |
テントサイト:in13:00~ out12:00 |
直火 | 禁止 |
車の出入り | 全日出入り可。 |
ゴミ | 分別回収 |
ペット | 可 |
サイト紹介(紹介内容は、年経過により現況と違う場合があります。)
塩原グリーンビレッジのオートキャンプサイトは、56㎡、80㎡、100㎡、180㎡と様々な広さが用意されている。56㎡は狭めで、タープが張れない場合もある。 やはりオススメは、100㎡。サイトは、場所によって違うが平均的に平らで固め。区画は、しっかりとされている。オートキャンプサイトは、敷地の中央からと渓谷側に配置されている。 また、このオートキャンプサイトとは違う場所に第二のオートキャンプサイト(説明のために本HPが仮につけた名称)がある。このサイトは、日帰り温泉の「福のゆ」の上の丘に広がるサイトで、中央のサイトとは離れている。 コテージは、受付がある事務棟から中央のオートキャンプサイトの間に様々なコテージが配置されている。今回は、サイトを説明しやすくするように①中央サイト、②渓谷側サイトA、③渓谷側サイトB、④渓谷側サイトC、⑤バイク専用サイト、⑥第二サイト、⑦コテージと本HPが独自に分けてみた。
塩原グリーンビレッジのサイト配置図
①中央オートキャンプサイト
中央オートキャンプサイト
中央オートキャンプサイトは、山間に広がる平坦な敷地の中央に位置し、視界が開け広々とした景観が味わえる。サイトは、横並びに配置されている。
中央オートキャンプサイトの道
中央オートキャンプサイトは、3本の道があり、しっかりと区画が分けられていて、テントなどの配置を工夫すれば十分なプライバシーを確保できる。
池前の中央オートキャンプサイト
中央にある細長い池の横にあるサイトは、人工的なのだが紅葉と池の調和が取れいて、景観が良い。
キャンピングカーも余裕で停められる
渓谷側にある炊事場、キャビン前の中央オートキャンプサイトは、余裕でキャンピングカーも停められる広々サイト。
山側の中央オートキャンプサイト
山側にもサイトが、広がる。山側には、ハイキングコースの「塩原渓谷遊歩道」に抜けられる道がある。
とても広い100㎡サイト
今回利用したのが、中央サイトの端にある100㎡サイト。テント+シェルター+車でも、まだテントが張れそうなほど広い。
②渓谷側サイトA
渓谷側サイトA
渓谷側サイトAは、広々したサイト。サイトに座った状態では渓谷が見えないが、木のすき間の下には渓谷が見える。
紅葉した渓谷側の山肌を望む
渓谷側サイトAは、サイトから渓谷は見えないが紅葉の時期などは綺麗な紅葉した山肌が見える。
③渓谷側サイトB
おすすめの渓谷側サイトB
個人的には、この渓谷側サイトBがおすすめ。80㎡の広さがあり、山側を見るようにテント等を張れば景観が良く自然を感じることができる。
サイトから渓谷を見下ろす
渓谷側サイトBのD4,D5サイトは、唯一サイトから渓谷にある川を見下ろすことができる。サイトに座って見下ろすことはできないが自然美を満喫できるおすすめサイト。
④渓谷側サイトCと⑤バイク専用サイト
渓谷側サイトC
渓谷側サイトCは、キャンプ場の一番奥にあり木の崖下には川が流れている。川は見えないが、夏は涼しいサイトだ。炊事場やトイレが少し離れているが、混雑度を感じない。
バイク専用サイト
バイク専用サイトは、56㎡とこじんまりしたサイトだが、バイクキャンプならば狭さは感じないだろう。このサイトにある木の紅葉は、きれいだった。
⑥第二サイト(オートキャンプ)
⑥第二サイト(オートキャンプ)
本名称は、当HPが説明用につけた名称で実際には存在しない。「福のゆ」の上の丘に広がる80㎡を中心としたサイトだが、サイトの前に車を停めるので開放感がないのが残念。
「福のゆ」側の景観
第二サイトは、中央の道を堺に「山側サイト」と「福のゆ側」のサイトに分かれる。福の湯側は、福のゆ側をサイト表面として利用すると少し開放感がある。
塩原グリーンビレッジの施設
塩原グリーンビレッジの施設は、とても充実している。コテージも様々なタイプがある。 最大の特徴は、天然温泉の「日帰り温泉施設:福のゆ」が併設されており、キャンプ場宿泊者専用の「野天風呂」があること。 他にも、オーブン料理レストラン、売店、カラオケキャビン、バーベキュハウス、テニスコート、釣堀、子どもプール(夏季のみ)とトイレ(6ヶ所)、炊事場(5ヶ所)がある。 管理棟は、豊富なレンタル用品が用意されており、手ぶらでもキャンプが楽しむことができる。
塩原グリーンビレッジの様々なコテージ
塩原グリーンビレッジには、様々なコテージが用意されているので用途や人数によって使い分けることができる。