秋の味覚狩り:栗拾いのイメージ画像

秋の味覚狩り 栗拾い:藤野園芸ランド

どんぐりのイメージの画像01

秋の天気がいい時の子どもとの遊びは何がいいのだろうか?夏、冬などはっきりした季節の遊びは思いつくのだが、春や秋は年間を通し遊びやすい季節なのだが子どもとの遊び方に迷ってしまう。 春の花見、秋の紅葉狩りがすぐに思いつくのだがこれらは子どもにとっての遊びに結びつかない。子どもが喜べる秋の遊びの一つにがある。 とくに秋ならでは「栗拾い」、「柿もぎ」「梨もぎ」「みかん狩り」「さつまいも堀り」は、子どもに人気が高い。 また夏前からできる「ぶどう狩り」や通年を通してできる「しいたけ狩り」もおもしろい。秋は、子どもと味覚狩りに行く絶好の季節なのだ。

相模原市藤野町の「藤野園芸ランド」
藤野園芸ランドの画像01
藤野園芸ランドの画像02
藤野園芸ランドの画像03

今回は、相模原市藤野町に点在している地元の農家22戸を集めて園芸ランドとしている「藤野園芸ランド」に行ってきた。各農家で、さつまいも堀り、やまいも堀り、くり拾い、しいたけ狩りなど秋の味覚狩りが楽しめる。 農家を集めて園芸ランドと称しているが、町全体が園芸ランドである。味覚狩りの種類も豊富で選択の幅も広がり1日で何種類もの味覚狩りができる。反面、町全体を園芸ランドとしているので、各農家の場所がわかりづらく、迷ってしまうことがある。 事前に、ホームページから各農家の地図等を用意する方がいい。

秋の味覚狩り「栗拾い」に挑戦

栗拾い

は、子どもとの秋の味覚狩りで一番人気だろう。栗のイガイアガが、子どもの遊びごごろを刺激する。熟した栗は、イガごと木から落ちて中身が開く。栗拾いは、この落ちたイガを開けて栗を出して拾う。 自然に地面に落ちた、しっかりと開いた茶色のイガを拾うのが「栗拾い」。木になっている緑色のイガを取りたくなるのだが、この栗はまだ熟していない。だから「栗拾い」は、「栗拾い」で「栗もぎ」とは言わない。 栗は、濃い茶色で光沢があり重みのあるのが、いい栗だ!! 今回は、藤野園芸ランドNo.⑫ので「栗拾い」と「さつまいも堀」を楽しんだ。トングとバケツは、貸してくれる。「山盛園」の栗は、大きな栗が多く子どもも大喜びしていた。拾っている最中に、栗のイガが落ちてくる。 注意しなければならないのだが、これがまた面白い。痛い栗のイガの中から出すおもしろさと、大きな栗を探すことが、子ども大人も「栗拾い」に夢中なる理由なのではないか?「栗拾い」に行くときには、事前に状況を聞いておくことが肝心。 早い時間に行かないと栗がなくなる場合があるのでご注意を。藤野園芸ランドの各農家では、拾った栗は1kg単位で有料円で持ち帰ることができる。

道具を持って栗園へ出発の画像04
大きな栗があちらこちらに落ちているの画像05
大きく光沢のあるいい栗だ!! の画像06
緑のイガ栗は、まだ熟していないの画像07
これが、「栗拾い」の画像08
イガを足で押さえトングで開くと?の画像09
栗園いっぱいに栗が落ちているの画像13
足でイガを押さえて~大きさ確認の画像14
木の上で開いているイガの画像20
大きな栗を小さな栗が支えている?の画像21
トングの使い方も習得?の画像22
バケツに栗がたまってきたの画像10
本日の収穫(1.5kg) の画像12
「山盛園」の画像11

は、秋の味覚の代表。栗は、落葉性高木で5月から6月に開花し香りが強くよく昆虫が集まる。9月から10月頃に、実が成熟しイガが開いて堅い果実が1 ~ 3個程度なる。 栗の実は、イガで覆われ食べられる果実部分は「鬼皮」といい、「渋皮」に覆われている。果実は、種子が発達したもので、栗は「ナッツ」の一種。栗は大きく、日本栗(ニホングリ)、中国栗(チュウゴクグリ)、ヨーロッパ栗(ヨーロッパグリ)、アメリカ栗(アメリカグリ)の4種類があるが、たアメリカ栗は、1900年代の胴枯病で大被害を受け見かけることはないと言う。 収穫に手間も時間もかかる栗は、日本各地、世界各国で栽培されているのだが、日本の栗園は減少している。日本が海外から輸入している栗は約2万トンで、その90%は、中国と韓国との事。 国内の栗園で「栗拾い」を楽しみながら、日本の栗を味わってみてはどうだろうか?日本本来の栗の味の良さがわかるかと思う。また栗は、ナッツ系と違いでんぷんが多く脂質は少ないのでヘルシーな食べ物でミネラルも豊富。栗は、とても健康的な食べ物なのだ。

これは便利!栗の皮むき鋏

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