ご朱印の色紙と七福神のお顔の土鈴が集められる湘南七福神めぐり
湘南七福神を巡り終えて完成させた湘南七福神の御朱印色紙 湘南七福神を巡り終えて完成させたお顔の土鈴と福笹 我が家のお正月恒例行事となってきた七福神めぐり。2014年は「相模七福神」、2015年は「箱根七福神」、そして2016年の今年は、「湘南七福神」に挑戦。海の潮風を感じながら車で七福神巡りをしてみた。「湘南七福神」は、昭和48年に開設され神奈川県の逗子市・葉山町の7つのお寺をめぐる約8キロの七福神めぐり。湘南七福神の特徴は、ご朱印の色紙のみではなくそれぞれのお寺で祭られている七福神のお顔の土鈴を集められ、それらを福笹につけられ2倍の楽しめること。ご開帳(開扉)の期間は、毎年元旦から1月10日までの8:00~17:00の11日間と短く、それぞれの全七福神像を見たいのならばこの11日間しかない。ご朱印は、この期間以外でも押してくれるが、お顔の土鈴と福笹は、この期間しか手に入らない。「お顔」は、1月10日前でも売り切れる場合があるとのことで正月早々には巡りたい七福神だ。巡る行程は、電車とバスを利用して約5時間で徒歩のみだとかなりきつい。湘南七福神は、各お寺に駐車場があり車でも巡ることができるのも特徴。子どもやお年寄りがいる場合、車を利用すれば2時間~3時間程度で気楽に巡れる。土鈴(福鈴)は、深川七福神と同じものらしい。 湘南七福神の色紙は、1000円(購入先分は朱印済)で朱印代は100円、福笹も1000円(購入先の土鈴付)で各お顔の土鈴は各300円。すべてを揃えれば1600円+2800円=4400円となる。どちらか一方でもよいのだがせっかくなので両方揃える方が楽しいと思う。 近隣の七福神めぐりに比べると湘南七福神は、やや小規模で知名度も低めなのだが、巡る人が少ない分混雑なくゆっくりと楽しめる。また、各寺院には重要文化財など七福神以外で貴重なもの多くあるので同時に楽しめるおもしろい七福神めぐりかと思う。 |
湘南七福神の巡り方
最後の玉蔵院(恵比寿)で色紙完成 |
七福神(しちふくじん)は、あらゆるものに福をもたらすとして日本で信仰されてきた。恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁才天(弁財天)、福禄寿、寿老人、布袋の七柱の神。七福神は、室町時代ごろから幸運、福運、とくに金運をさずけてくださる七神として信仰されるようになった。「湘南七福神」の巡り方は、電車、バスを利用するならば、京急神武寺駅→徒歩→東昌寺→京急神武寺駅→京急→京急新逗子駅→延命寺→徒歩→宗泰寺→徒歩→長運寺→仙光院→徒歩・バス→玉蔵院→バス→JR逗子駅→JR→JR東逗子駅→徒歩→光照寺の順が一般的。今回、私たちは車で巡ったので北から南に巡る①東昌寺(福禄寿)→②光照寺(寿老人)→③延命寺(弁財天)→④宗泰寺(大黒天)→⑤長運寺(布袋尊)→⑥仙光院(毘沙門天)→⑦玉蔵院(恵比寿)の順で巡った。電車、バスを利用しても5時間近くかかるのだが、各寺院に駐車場があることを利用して車で巡ってみた。車なら全行程を約2.5時間程度で巡ることができる。 |
湘南七福神めぐり