無人島「猿島」の撮影ロケ現場を楽しむ

仮面ライダーのショッカー基地として撮影が行われた展望台の画像52

仮面ライダーのショッカー基地として撮影が行われた展望台

猿島は、仮面ライダーをはじめとした特撮や多くのドラマや映画の撮影に使われた場所。猿島独自のなんとなくあやしげな雰囲気が映画やドラマ、特にアクションものの撮影にはまるのだろう。調べると「クレンジャー」「帰ってきた時効警察」「探偵学園Q」「横浜海上警察名村暢子」などなんとなくあやしげな場所を探しているものが多い気がする。最近では、スタジオジブリの人気映画「天空の城ラピュタ」を連想させる場所なのではとのことで人気が高まっているが、確かにジブリ系統の感じはするが、個人的にジブリが参考にした場所ではないような気がする。この中でも仮面ライダーの撮影場所としては特に有名で、仮面ライダーのショッカー基地として撮影が行われた展望台は仮面ライダーファンにとってはうれしい場所だ。猿島要塞や自然、そひて猿島にかかわる伝説などの紹介をしてきたが、猿島には、撮影ロケ地見学と言うのも大きな楽しみではないかと思う。

無人島「猿島」のみどころ(5)

いろは坂

台場跡から東の尾根の散策路を進んで行き展望台広場に近づくと、くねくねとした階段混じりの登りの散策路になる。この坂は、いろは坂と呼ばれている。 結構傾斜があり右・左と折れ曲がりながら登って行く。ここで体力を奪われる人が多い。

いろは坂の画像53

いろは坂

展望台が見えた

いろは坂を登りつめると目の前に、待望の展望代が見えてくる。展望台建築の理由よりも仮面ライダーの悪役ショッカーの「初代ショッカー基地」撮影現場の期待の方が高まってしまう。ロケ地と言うものは、期待度を高める原動力になるのかも?この場所から展望台を見ることにより、展望台が円形の半地下式になっていることがわかる。

展望台が見えたの画像55

展望台が見えた

展望台

猿島の施設跡としてのこの展望台は、猿島に残る5つの砲台とともに、第2次世界大戦時に観測所として造られたもの。半地下式になっていて、円柱の場所に砲撃などに使用する観測機器などが設置されていたとのこと。また、仮面ライダーの撮影に使用された「初代ショッカー基地」の展望台としても有名な場所。今では老朽化し、立ち入り禁止の札がかかっていて登ることができない。

展望台の画像56

展望台

カラスサンショウの林

展望広場から海岸に向かう散策路を進むとなんやら無人島を感じる奇妙な大きな樹木が、散策路の両側に生えている。この大きな木は、樹皮がつるっとした感じの大きな樹木で「カラスサンショウ」。 「カラスサンショウの林」も猿島の自然を感じれるパワースポット的な場所だ。

カラスサンショウの林の画像57

カラスサンショウの林

砲台跡

これが確認できた4座目のヤブの中にある砲台跡。砲床しか見えない。これまでに見た円形のモノとは違い、円形の竪穴式らしくまるで機関車の操車場のような造り。大小の横穴があり、どのような用途かは不明?

砲台跡の画像58

砲台跡

広場

砲台跡を後にし散策路を進んでいくと、T字路に出て 右に行くと降りる階段があり、「切通し」に降りることができる。尾根の散策路をさらに進むと写真のように道幅が広がった少し広い広場的な明るい場所に出る。周囲は、樹木に囲まれているので海などが見えず説明版もないのだが、何らかの用途があったのではなかと創造してしまう場所。

広場の画像59

広場

自然林を下る

上の広場を過ぎると、散策路の両側には鎖が設置された柵があり下り坂になる。この散策路の右下に最初に登ってきた舗装路が見えて見学コースの終わりが近いことを感じる。

自然林を下るの画像60

自然林を下る

広場

散策路の階段を降りていくと左手に広場が見える。これが最後の見学場所。逆に、発電所を過ぎてから右からこの広場に登ることもできるので、最初の見学場所でもよいのかもしれない。この広場の中には、円いテーブル・ベンチがあり四方には柱の跡のようなものが立っている。左手の方が少し開けていて海を見渡すことができる。右側には馬堀海岸から観音崎などの海岸線が見え、 左側にはオイモノ鼻が見える。

広場の画像61

広場

スタート地点に戻る

広場からスタート地点に戻る。ここまで約1時間程度の道のり。猿島要塞から始まり日蓮度靴や台場跡、展望台などさまざまな場所があったこと思うと充実した見学コースなのではないかと思う。

スタート地点に戻る画像62

スタート地点に戻る

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