森のきのこを探してみよう(1)の表紙イメージ画像

自然の森の中での「きのこ観察会」に、子どもと参加してみよう!!

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きのこ観察会のようす(足利森林公園 丸太の森:2013/10/27)

は、10月から11月の秋に開かれているが、自然の森や林の中で「きのこ」を採取する「きのこ観察会」は貴重なイベントだと思う。 なぜなら、「きのこ」の判別は素人では難しく、「きのこ」に詳しい森林インストラクターをはじめとする方々の力をかりなければ開催できないとこに難しさがある。 自然の山や林の中で「きのこ」を見つけ、その名称や特徴、毒の有無などをその場で判別できることは、非常に貴重な体験だ。機会があれば是非、子どもと参加してみてはどうだろうか? 今回は、2013年10月27日(日)10:00~15:00に開催された「きのこ観察会」に、私と2人の息子と参加。参加したのは、神奈川県足柄にある「足柄森林公園 丸太の森」が主催し、イベント名は、「森のきのこを探してみよう」だ。 この観察会は、午前中に指定された「丸太の森」のコースを自由に歩き「きのこ」を見つけ採集する。昼食後、集合場所に「きのこ」を持ち帰り参加者が採取した「きのこ」を集め、それらの「きのこ」の名称や特徴などの説明を受けるというもの。 自然の山の中に入り、自由に「きのこ」を採取し、正体を知るというとても面白い観察会だ。 また、同じ時間帯でしかも同じ森の中で参加した人によってそれぞれが違う「きのこ」を見つけだす。人によって見る場所が違うことを、まじかに感じた1日となった。

きのこ観察会

きのこ観察会の画像02

観察会は、受付で大人も子ども1500円を払い、午前10:00に集合場所の古民家に集合する。大人も子どもも1500円は、一瞬高いと思うがだろうが、昼食の「きのこそば」が含まれているので割安な方である。「きのこ観察会」の中には、一人3000円前後のものもある。 集合場所の古民家は、明治初期に建てられたこの地方の農家を昭和58年に移築したもので、昔ながらの茅葺屋根、囲炉裏、土間などがあり昔の人の生活の様子が伺える。 参加者は、「きのこ観察会」とあってか子供連れの家族よりもお年寄りの方々が多かった。子ども連れの家族は3~4家族だったような気がする。古民家で、再度受付をし名札と資料をもらいさぁ~「きのこ観察」に出発!!

受付

古民家の前で受付。ここで、名札に自分の名前を書き首からかける。また、この受付で「森のキノコを探してみよう」と題したA4×3枚程度の資料と昼食の「きのこそば券」をもらう。ほとんどの人が、開始時刻の10:00前には受付を終えていた。

きのこ観察会の受付画像03

配布資料

写真にある資料が、受付時に配布される。A4が3枚で両面印刷されている。この資料は、「きのこ観察会」最後まで見ることは無かった。しかし、「きのこ」の大まかの概要や性質、毒キノコと食べられるキノコの見分けは難しいなど・・など、簡単なキノコに関することが書かれていて参考になる資料だ。良くまとまっている資料だと思う。

きのこ観察会の資料画像04

観察会前のレクチャー

山へ「きのこ観察」に出かける前に、観察会の進め方や、コースの説明が行われる。また、同行する森林インストラクターと丸太の森のスタッフの紹介、そして最後に、きのこ採取のやり方、キノコの持ち帰り方などの簡単なレクチャーがある。

きのこ観察会レクチャーの画像05

「丸太の森」の地図

今回のコースは、古民家を出発し「親子の広場」の雑木林を通り「旧福沢小学校」に向う。途中、木製遊具がありこの周りの林にキノコが多くあった。その後、「つり橋」を渡り、「紅葉の広場」「やまびこの広場」「詩の広場」と丸太の森の中を、きのこを求めて歩いていく。 そして親子の広場に戻り休憩室の横にある食堂で昼食をとってから最初の古民家に戻る。徒歩約2時間程度の道のりだ。

丸太の森地図の画像06

きのこ採取の準備

まず取りかかるのが、採取したキノコをくるむ新聞を用意することからはじめる。きのこは、上の傘だけではなく柄の部分も判別に役立つので柄の部分から大事に採取することが大事だそうだ。今回は、この新聞切りから「きのこ観察」がはじまった。

きのこ採取の準備の画像07

いざぁ・・出発

新聞切りが終わり、きのこを入れるビニール袋をもらいいよいよ出発。最低限必要なものは軍手のみ。今回は、31名の参加者だ。あとは、ひたすら森の中の木や木の下に生えているキノコを見つけるのみ。さぁ・・出発。

きのこ観察会へ出発の画像08

木の下を見ながらの山歩き

山の歩道を歩くというより参加者の皆さんは、木の下に生えているきのこを見つけようと、かがみながらの歩行。「きのこ観察」に慣れている方々が多いようだった。人間不思議と「きのこ観察」が目的だと、山の歩き方にも変化が出ることがわかった。「きのこ観察会」体験の後、私の子ども、森な中で下を観ることが多くなったと感じる。

木の下を見ながらの山歩きの画像09