アニラオの海の生きもの(7):カニ・エビの仲間(8種)
和名:フリソデエビ 「フリソデエビ」は、太平洋とインド洋のサンゴ礁に生息する。第二胸脚が発達、和服の振袖のように見えることから命名されたとのこと。全長2-5cmで、雄は雌より少し小さい。第一触角と、第二胸脚の不動指が葉状に大きく拡大することが特徴で、体は乳白色から白。好物がヒトデ。 |
和名:ホルトハウシ 「ホルトハウシ」は、インド洋、西部太平洋のサンゴ礁域、温・熱帯の岩礁域に生息。水深10m前後のハナガササンゴ類、イソギンチャク類と共生している。透明な体に紫色と白色の斑点が特徴。アカホシカクレエビに良く似るが、第3腹節の頂の斑紋が特徴で、白いV字型にな前後に赤く細いラインがある。 |
和名:アカスジモエビ 「アカスジモエビ」は、インド太平洋、カリブ海に分布。浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息し、岩穴に数匹でいる。鮮やかな体色と魚類の体表を掃除する行動が知られている。アカシマシラヒゲエビが本名か?エビの体色と白く長い触角を振り回す動作が、魚に捕食されない理由と考えられている。 |
和名:スザクラサラサエビ 「スザクラサラサエビ」は、インド洋、西部太平洋のサンゴ礁域に生息し水深5~10mのサンゴ礁縁の崖のきれつや岩棚にいる。夜行性で夜に外に出てくる。サラサエビの中では大型種で赤みが強い。色彩や、斑紋が似ている種が多いのでこれもスザクラサラサエビかどうか? |
和名:イソギンチャクエビ 「イソギンチャクエビ」は、インド洋、西部太平洋、温・熱帯の岩礁域やサンゴ礁域のイソギンチャクと共生するエビ。伊豆半島では、サンゴイソギンチャクと共生する。体は透明で大きな白斑点があり、尾部の先端は暗色で縁どられた黄色円形班がある。 |
和名:イソギンチャクカクレエビ 「イソギンチャクカクレエビ」は、テナガエビ科でイソギンチャクにすむエビの仲間。体長は3cmほどになり、透明な体に大きな白い斑紋があり、しっぽの先端には黒で縁取りされた黄色い丸い模様が4つある。メスは、おなかの横に大きな白い斑紋があり、オスはこの斑紋がない。 |
和名:アカホシカニダマシ 「アカホシカニダマシ」は、沖縄県以南,オーストラリア,東アフリカまで分布しサンゴ礁のハタゴイソギンチャクやイボハタゴイソギンチャクの触手に雌雄一対で住み着く。体地色は白色で、甲やはさみ脚、歩脚に赤色の点が散在している。 脚がカニに比べて一対少ないので、ヤドカリの仲間になるため、カニダマシという名前がついている。 |
和名:モンハナシャコ 「モンハナシャコ」は、シャコ目・ハナシャコ科に分類されるシャコの一種。 体長15cm程度で、体色は青緑色と赤色等様々な色をしている。眼柄は青色、尾扇の縁は赤色からなり非常に鮮やか。 浅い海のサンゴ礁や砂底に穴をほりその中に生息する。肉食性で、捕脚を高速で打ち出し貝などを割る。 全身を出して移動する時は、かなり俊敏に動く。 |