アニラオの海の生きもの(4)
和名:パイペックイボウミウシ この「パイペックイボウミウシ」の情報が少ない。体色は白で、桃色がかったものもいる。(子写真か?)触覚は黒で根元は淡色。イボの塊は縦3列に並び、中央部を黒横線が横切ることはない。潮通しの良い内湾環境の岩礁に生息。体長8.5cm前後とか?。 |
和名:チータウミウシ 水深5~10mの潮通しのよいサンゴ礁斜面、水路斜面に生息。大型種では、10cmにも達する。図鑑によってマダライロウミウシ、チータウミウシの2種類が使われている。模様からチータウミウシ(マダライロウミウシ)と言われているらしい。2匹で一緒にいることが多いとのこと。 |
和名:キカモヨウウミウシ 水深10m~20mのサンゴ礁斜面にある岩礁域に生息。色彩の変異もいる。沖縄以南の南の海ではよく見つかるウミウシ。緑色の触角と二次鰓がポイント。移動時に、外套膜の前縁を上下にヒラヒラとさせるのが特徴。触角、二次鰓が緑がかっているのも特徴。 名前も、「幾何学模様」から由来しているとのこと。 |
和名:コイボウウミウシ 関東以南に分布し水深5~10mの潮通しのよい岩礁底、サンゴ礁斜面に生育。色彩、斑紋の変異が著しい。体、触覚ともに黒色だが、イボは変異が多く2個から4個の小突起が密集して出来ていているものが多い。イボの密度も地域によって様々。イボの色は、白が多いが、他の地域では灰色、黄色、褐色などのバリエーションがある。 |
和名:チギレフシエラガイ 水深20m以浅のサンゴ礁斜面、岩礁や砂底に生息。体色は、黄金色で緑辺はすべて黒色の線で縁どられる。背面には黒色斑が散在するのが基本。体色のバリエーションも多い。刺激を受けると外敵から身を守るために、4片からなる外套膜がちぎれることから命名されたとのこと。体長6cmまで成長する個体もいる。 |
和名:キイロイボウミウシ 「キイロイボウミウシ」は、体長は3cm~6cmで最大7cmも。普通は、黄色い体色だが橙色、暗黄色、黄白色など色彩変異が多い。触覚は橙黄色で、4~10個の黒色輪状紋が突起を囲むように存在する。刺激を与えると硬くなり、白い粘液を分泌する。キイロイボウミウシ は比較的、個体数が多いウミウシ。日本でも、佐渡島から沖縄まで各地の海で普通に見られる。 |
和名:ゾウゲイロウミウシ 内湾の岩礁域に生息。体色は、少しだけ透ける象牙のような乳白色がきれい。体色が、象牙色~薄紫色・藍色(変異大)なものもいる。外套幕周縁は通常、極細白線で縁取り。触角や鰓は地域により色彩変異が大。 南方系なので沖縄近辺では良く見られるが伊豆などでは少ないとのこと。 |
和名:クロスジリュウグウウミウシ 水深5m~20mのサンゴ礁斜面にある岩礁域にある岩礁に生息。体は、白色で多数の茶色縦線があり触覚は赤傾向の色。クロスジリュウグウウミウシも、色彩変異の著しいウミウシで色だけでは判断できない。ヘンゲボヤ科のホヤなどを食べる。沖縄での記録は多いが伊豆出の記録もある。 |