アニラオの海の生きもの(3)
和名:ミスジアオイロウミウシ ミスジアオイロウミウシは、イロウミウシ科の色鮮やかなウミウシの一種。西太平洋熱帯域に分布し南半球のグレート・バリア・リーフから北半球のフィリピンまで確認されている。体長は1cm~1.5cmm程度の固体が多く最大で5cm程度。色は、半透明な白色か青白い体色で、通常3本の黒く太いスジ模様が背面を沿う。触角と二次鰓が黄色い個体が多いのも特徴。 |
和名:シライトウミウシ シライトウミウシは、イロウミウシ科の中で最も個体数が多い。白色~青灰色の背に黒い3本の太い線が入り、個体によってはさらにその線の間に細い黒線が入るものもいる。黒ラインに囲まれた部分は白い個体が多いが、灰色や、水色等とバリエーションは豊富。周縁も、白い線で縁どられた黄色、橙色など触角は黄~橙色または赤色と豊富。 |
和名:クロカブトウミウシ これは、個体数が多くない「クロカブトウミウシ」。フィリピンでの記録が多いウミウシ。水深10m前後のサンゴ礁の斜面や水路斜面に生育。体は、黒色で表面に橙黄色の大きな網目状斑があり、触覚は橙黄色が多い。以前は正式和名がなかった。個体数が多くないので、見つくれるとうれしいウミウシ。 |
和名:アカフチリュウグウウミウシ 良く雑誌に載っている「アカフチリュウグウウミウシ」。沖縄以南、西太平洋に分布し、浅海のサンゴ礁域に生息し大きさは、2cm~4cm程度。体色は暗緑色で、体表がイボ状に盛り上がり緑色の不規則な斑紋があるもや緑色の細いラインがあるものがいる。小さなホヤを食べる。触角と触角鞘縁、腹足縁が鮮やかな赤色になる事が本種の特徴。 |
和名:セグロリュウグウウミウシ フィリピンにでは良く見かけるが、日本ではあまり見れない沖縄以南に分布する「セグロリュウグウウミウシ」。水深5m~20mのサンゴ礁斜面や水路斜面に生息する。体が白色で背面が黒色、触覚は鰓が赤色、赤褐色、紫色が多い。体長は、4cm程度。 |
和名:ミゾレウミウシ 触覚が雪晶のような模様をしている「ミゾレウミウシ」。西太平洋~インド洋に分布し、国内でも房総半島以南で見られ沖縄、八丈島などでは岩礁域で普通に見られ伊豆半島にも居るとの記録がある。体長が、1cm~3cmm程度で半透明な白色~青白色の背面に、濃い青の縦線が3本が入る。 |
和名:タテヒダイボウミウシ タテヒダイボウミウシは、イボウミウシ科で最大の大きさになる。黄色いイボが縁のほうまであることが多く、放射状の黒線が入ることが多く縦に伸びる黒いラインと縁に放射状の黒い模様、黄色いイボイボが特徴。南方系のウミウシなので沖縄近辺で見かけるが伊豆あたりは少ないらしい。 |
和名:ユキヤマウミウシ これが、「ユキヤマウミウシ」。水深10m前後の潮通しいいサンゴ礁斜面や水路斜面に生息。体が黄白色で体表が高くその中は黒色の線となっている。青など色彩が変異するものもいる。大きい個体では、体長4cmを超すものもいる。この体色の黄色を、数時間で出したり消したりできるとか? |