アニラオの海の生きもの(14):ナマコの仲間(2種)
ハタ/ハナダイの仲間(5種)
英名:ロブストシーキューカンバー ロブストシーキューカンバー は、インド-太平洋熱帯域のフィリピン,インドネシアの水深-25mに分布。体長7cm程度でウミウシサイズで、体色は鮮明な黄色で灰色にもなる。。荒い円筒状の体で、5本の浅い縦畝があり突起がある。前に約8つ触手あり丸まった後端付近に小さな欠刻がある。下側上に3列の管足がある。 別の英名が「Yellow sea cucumber」。 |
和名:ジャノメナマコ ジャノメナマコは、棘皮動物門ナマコ綱楯手目クロナマコ科。体長が35cmにもなる大型のナマコ。両端が丸く腹面は扁平,体表には白色地に特異な蛇の目様の斑紋があるのが特徴。斑紋の直径は 0.4~0.7cmで,黒点を中心にして黄色部が円状に取囲み,さらにその外側を黒色の輪が縁どっているが,隣接した斑紋が癒合して大型の模様をつくることも。 |
和名:アオノメハタ アオノメハタは、南日本、インド洋・太平洋に分布し浅海の潮通しのよいサンゴ礁域に生息する。背鰭棘が9本などの特徴をもち。体色は褐色か緑褐色で、体に小さな青色小斑が散在し各斑点には黒い縁取りがある。体色をよく変化させる。体側後半の縞模様や胸鰭基部の白色斑は濃くなったり薄くなったりする。尾びれは丸く体長が35cmに達する。 |
和名:ユカハタ ユカハタは、インド洋。西太平洋のサンゴ礁域に分布。水深10m~20mの岩礁に生息。30cm以上にもなり食用にされる。体色は赤褐色に青い斑紋があるが、胸鰭には青い斑紋がない。成魚は、斑紋があるが幼魚はない。口が大きくて、体に対する頭とひれの割合が大きく体の断面は下がふくらんだ楕円形である。 |
和名:アカハタ アカハタは、南日本の岩礁域やサンゴ礁域で見られるハタの仲間で最も普通な魚。背鰭のとげの部分の縁辺は黒いのが特徴。体色は赤みを帯び、体側には5本ほどの濃赤色帯がある。これらには若干変異がある。尾鰭は丸く体長30cmほどになる。 |
和名:メラネシアンアンティアス(雄) メラネシアン アンティアスは、西太平洋の珊瑚礁域の水深5m~30mぐらいの潮通しのいい場所に生息するハタ科ナガハナダイ属。全長は10~12cmほどで、背鰭の第3棘が長い。体表色は、雄が薄桃色地で頬から胸鰭にかけて鮮朱色の太線があるのに対し、 雌は黄色で頬から胸鰭にかけて山吹色の太線がある。 |
和名:アゴハタ アゴハタは、スズキ目ハタ科の魚で、沿岸の岩礁域やサンゴ礁域の浅所に生息。背部に、暗色鞍状斑があり、体側には小白色斑が散在する。下顎には大きな皮弁をもち幼魚は体色が黒い。体長は、30cmに達する。皮膚毒を持っていて、体の表面を被う粘液の中にはグラミスチンという毒が含まれ見つけた時は取り扱いに注意。毒を出すと、水が石鹸水みたいに泡立つのでソープフィッシュと呼ばれる。 |