駐車場のすぐ目の前が、潮干狩り場の「木更津 牛込海岸」
家族連れで、にぎわう木更津 牛込海岸(2015/04/18) 木更津は、東京近郊で多くの潮干狩り場が集まっていることで有名だ。特に、「木更津キャッツアイ」のロケ地でもある”赤い橋の伝説”が生まれた中の島大橋を渡って行く「中の島公園」はとくに有名。他にも、今回紹介する「牛込海岸」、「金田海岸」、「金田見立海岸」、「江川海岸」、「久津間海岸」、「木更津海岸」などが主な木更津の潮干狩り場だ。今回は、一番人気の「中の島公園」ではなく「牛込海岸」を選んだ理由は、ひとつ。先に上げた潮干狩り場の中で、唯一駐車場の目の前が潮干狩り場になっていて、駐車場から近いこと。疲れきった体で長い道をアサリを持ちながら歩いて帰るのは、子どもがいるファミリーにとってはきつい。小さな子どもがいるファミリーなら駐車場が近くにあることは、第一優先かもしれない。組合の影響かどうかわからないが、木更津の潮干狩り場の料金は、大人(中学生以上)1600円(2kgまで)、小人(4歳以上)800円(1kgまで)と少し高めにほぼ統一されている。ほとんどの木更津の潮干狩り場には、トイレ、海水がでる蛇口が設けられ、海水を持ち帰ることができる。木更津のほとんどの潮干狩り場は、アサリが補充されているのでだれでもザクザカとアサリが取れのが楽しい。熊手で掘ってみると、ガサガサとすぐにアサリにあたりアサリが見つかる。初心者には、楽しい潮干狩りが経験できるのが木更津の潮干狩りだ。会場によっては、木更津アウトレットが近かったり、温泉スパ施設が近かったりと、それぞれの場所に特徴があるので、自分にあった木更津の潮干狩り場を探そう。 |
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連休前の潮干狩りの服装
潮干狩りは、5月の連休がピークとなる。5月ともなれば太陽が出てればそれなりに暖かいのだが、5月連休前の潮干狩りは、風が吹くと寒い。また1時間以上潮干狩りを楽しんでいるとそれなりに体が冷えてくる。体を寒さから守る服装が必要。また、潮が引いた沖合いでも潮干狩りが楽しめるので、海に入れる服装が理想だ。4月の潮干狩りの服装は、防寒を考えた海に入れる服装で潮干狩りを楽しむことをおすすめする。服装は、「ウインドウブレカー」「ラッシュガード」「カッパ」などはじめとする防寒着と防水靴(長靴・マリンシューズ,etc)であればいい。
★私たちの服装(4月の潮干狩りの服装)★
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私たちは、シュノーケリングの用具を持っているのでオーバーなのだが、ウェットスーツを着てその上にラッシュガードを着ている。靴は、マリンシューズだ。この服装ならば連休前の潮干狩りも充分楽しめる。海水に濡れても問題なく、5mmスーツなので体が冷えるまでの時間が長い。ここまでの服装は必要ないが、4月の潮干狩りは、想像以上に体が冷えることを肝に銘じておこう。 |
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牛込海岸も長い遠浅の海岸が広がる。この服装だと、周りに人影がない所まで行けるが、沖合いはアサリがまかれていないのか?・少なかった。 |
このような服装にすると海水に濡れることを気にしないので、座り込んで潮干狩りができる。腰の痛みを感じないで潮干狩りができる。 |
標準的な服装は、写真の通り、長靴と寒さを守るためのウインドウブレカーやカッパなどだ。 |
★潮の満ち引き★
潮干狩りができる時間帯は、おおむね干潮時の前後1時間半~2時間の間。ほとんどの会場では、干潮時間から2時間経ったら、潮干狩りの人たちが海から上がる。干潮時間の前後1時間の合計2時間が潮干狩りのベスト時間だ。 |
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「木更津 牛込海岸」での潮干狩り
「木更津 牛込海岸」は、比較的沖合いより潮が引いた海と砂浜の境界あたりが多く取れるように感じた。海岸に穴があるところを注意深く見て行き、熊手で砂をかいてみる。熊手がゴツゴツと何かに当たる。これがほぼアサリなのだ! 砂を掘り起こした後、掘り起こした砂の中からアサリを見つけて拾う。砂こしザルを使うと、砂ごとザルに入れればアサリが見えてくる。
★アサリの採り方★
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木更津 牛込海岸は、1時間もすれば入場料に含まれる基本重量のアサリを簡単に採ることができる。できるだけ大きめのアサリを持ち帰るよう選別しよう。逆に、アサリ以外のハマグリ、バカガイ、シオフキ、サルボウなどは今回見かけなかった。ツメタガイは、時おり見られたが人気のない貝だ。長いマテガイは、殻が多く落ちていて生きているものは探せなかった。 |
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最初に熊手で砂をかく。牛込海岸のアサリは深くにはもぐっていないのであまり深く掘らなくても大丈夫だ。 |
熊手でかいた砂の中からアサリを探す。熊手をかいたときにゴツゴツとアサリに当たるのでアサリがあるのは確実。 |
砂の中から見つけた砂だらけのアサリは、砂こしザルへまずは入れる。 |
熊手でかいた砂を、砂ごと砂こしザルに入れるのもいい。この方が、楽だ! |
砂こしザルを海水で濾す。砂がザルから濾され中からアサリが出てくる。 |
砂を濾した砂こしザルを海水から上げると、ほらアサリがわんさか顔を出す。 |
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さまざまな模様のアサリ。アサリは、浅い海岸、主に内湾の干潟などに多く生息し最大で殻長6cmほどになる二枚貝。貝殻の模様は横しまや様々な模様があり、同じ模様をした貝がないほど変異に富んでいる。食用として広く利用されていて、味噌汁・吸い物・酒蒸し・和え物・ボンゴレなど食べ方も多様だ。千葉県の内房はアサリの産地として高い生産量を誇る。 |