子どもも大人も夢中になる潮干狩りで、自然の食を満喫
潮干狩りは、場所によって時期も多少違うが3月下旬ごろから7月中旬ごろまで各地で楽しむことができる。潮干狩りは、子どもにとっても印象に残るアクティビティだ。特に、自ら採ったアサリなどを持ち帰り食べることが、子どもに自然の食の大事さを与えてくれるでは思う。また、自然のありがたみを感じることにもつながると思う。食料を自分で採るという人間の本能をかき立てる遊びが、潮干狩りだ。なぜか、お店のアサリよりも美味しく食べられてしまう不思議な魔法が潮干狩りにはある。子どもが、バケツに入っているアサリが潮を吹く姿を見て、生き物の大切さと人と自然の共存を知る絶好の機会だと思う。是非一度は、子どもと潮干狩りを楽しんで欲しい。 |
どこで潮干狩りはやるの?
三浦半島 走水海岸(2013/03/30) 潮干狩りは、どこでやれるのか?正直、潮干狩りの会場に行けばだれでもやれる。無料と有料のエリアがあり、有料の方が人工的にアサリを補充しているのでアサリが多く取れだれもが潮干狩りを楽しむことができる。子どもとはじめて潮干狩りをするのならば、有料の潮干狩り会場の方がおすすめ。アサリが一つも採れなかったら、子どもに潮干狩りの楽しさを教えることができない。また、天然アサリは、小磯、ゴロタ場、河口などの真水が染み出しているところで見かけることが多いと言われているので、特に潮干狩り会場に行かなくて潮干狩りはできる。潮干狩りは潮が引いた砂浜を掘って見つけるので、潮の満ち引き時間を調べて潮干狩りの日、時間を決めることがポイント。今回、取り上げている潮干狩り場所は三浦半島の走水海岸。3月の解禁日から数日後の早い時期の潮干狩りのようすだ。潮干狩りは、これから来るゴールデンウィークがピークになる。 | ||
潮干狩りのやり方
潮干狩りに必要な道具から考えてみた。海岸の砂浜などを掘るのだからまずは、海水に濡れてもいい服装が必要。時期にもよるが、寒いときはそれなりの防寒服を、暑いときは寒くない服装で潮干狩りをすればいいと思う。日焼け止めのために帽子やタオルも必要。どの時期にも必要な道具は、「防水靴(長靴・マリンシューズ,etc)」・「軍手」・「熊手」・「バケツ」が基本的な道具。さらに、持ち帰るための「クーラボックス」、アサリを入れる「網」などがあれば十分だと思う。
★潮干狩りに必要な道具★
安価で子どもにも扱いやすい潮干狩りセット。 |
本格的の熊手。これがあれば怖いもの無し。 |
ファミリーで楽しむだけならば、このセットがあすすめ! |
★アサリの探し方と採り方★
干潮時刻の前後2時間が、潮干狩りを楽しめる時間。まずは潮見表などで干潮の時間帯を調べておこう。 波打ち際にアサリはいることが多い。砂を軽く熊手でかきながらアサリを探す。アサリが吹いてきたり砂の中にアサリが見えてきたら大きいのだけを手で拾い上げればOK。大抵、アサリは群がっていることが多いので、穴がいっぱいあいていたり、多くのアサリがでてきたらそこにはアサリが群がっている可能性が高い。また、ちょっと盛り上がった場所は、海の流れが当たる反対側の斜面とその麓でアサリが入る可能性が高い。1つ見つかれば、その付近に20~30個はアサリがいるといわれている。逆に、何回も熊手でかいてもアサリがでてこない場合は、次のポイントを探そう。殻の壊れた貝はすぐに死んでしまので、採らないようにする。 |
潮干狩りのようす 腰を低くして、熊手で砂をかき分けてアサリを探す。はじめは、楽しいのだが時間が経つとともに腰が痛くなってくるよ・・・・ |
有料の潮干狩り会場では、熊手をレンタルしているところが多い。だいたい100円~300円なので事前に調べていけば得するかもね! |
アサリが、海から見えてきた時の感動がたまらない。次のゲット意欲が燃えあがる。 |
開始20分間で写真の通り採れたアサリは少なかったが、2時間後にはバケツがアサリでいっぱいになった。 |