磯遊び(27):磯遊びで水刀を使ってみたのイメージ画像

磯遊びで水刀を使ってみた結果、磯遊びに重宝する道具だ

今回、アマゾンで見かけた釣りや貝類の採取などに使える「水刀(ミズカタナ)」と言うアウトドアナイフを購入してみた。今回は、磯遊びでこの水刀がどのように使えるんのかを試してみた。・・・結果はGood!

真鶴半島三ツ石海岸で水刀を使ってヨメガカサガイを採取(2018/05/01:大潮 干潮時 晴れ)の画像01

生き物がまだ少ない5月初旬の真鶴半島三ツ石海岸。アマゾンで見かけて購入した「水刀(ミズカタナ)」を使ってみた。アマゾンの説明写真にはあわびなどの大きな平らな貝や岩にへばりついている貝を採取する写真が掲載されていた。磯遊びに岩などにへばりついている平らなマツバガイなどを採集するときに便利そうで価格も1800円程度だったので即刻購入。今回購入したのが、ベルモント(Belmont) 富田刃物 水刀。 この水刀は、刀身が全体焼入れ製で頑強で鋭い切れ味とのこと。グリップは、縦方向だけでなく横方向にも力を入れやすい形状。見るからに切れそうなナイフなのだが形状が貝などの採集に都合の良い平たい刃が先端にある。その他紐やロープを切るのに役立つ刃のへこみなどがあり磯遊びに重宝そう? 実際に試した内容を以下に紹介するが、。 ポイントは、。私が持っているあわびおこしより格段に貝をはがしやすい。磯遊びにひとつあると重宝する道具であることがわかった。 また今回は、磯で見かける小さなカキやオオヘビガイにもとトライしたが、これらは強力に岩にへばりついているので外側の貝蓋を取るしか手段がないことがわかった。また、貝以外に岩についている海藻を取るには非常に役立つことも今回の試験でわかった。磯遊びにこの水刀があると生き物や海藻の観察をより深くできるちお思うのでぜひ試してほしい。今後は、さらに便利な水刀の使い方を発見していこうと思う。

今回購入した水刀の画像02
先端が貝採取に最適な平坦型にの画像03
根本にはロープなどが切れる刃があるの画像04
ナイフの裏は平坦になっているの画像05

水刀を使ってみた

1枚貝(扁平な殻をもつ貝の俗称、分類学上は巻貝)の採取

1枚貝を岩からはがすの画像06 簡単にはがせるの画像07

1枚貝を岩からはがすのには、水刀は最高の力を発揮する、1枚貝と岩の隙間に水刀の先端の平坦な刃を押し込み手首を回せば簡単にはがれる。1枚貝の岩からのはがしには、非常に便利。おそらく海中にで見つけたアワビなどを岩から引きはがすのも楽なのだろう。

くぼみにいるヒサラガイの採取

くぼみに合わせ刃を入れるの画像08 簡単にはがせたの画像09

くぼみにはまっているヒサラガイもくぼみに合わせ刃をヒサラガイと岩の隙間に押し込み手首を回せば簡単にはがれた。ナイフのグリップがあるので刃の方向を自由に調整できるのがいい。くぼみにはまり込んだ貝などを採取するのみも重宝しそうだ。

岩の横に張り付いているマツバガイの採取

岩の真横についているマツバガイの画像10 簡単にはがせたの画像11

岩の横に張り付いている貝は、比較的はがしやすい。上側から貝と岩の間に刃を入れれば重力の助けもあり楽にはがすことができた。あわびおこしは、単なる鋼なのでこのような場合には使いにくいのだが、ナイフの形をしている水刀ならばナイフのようにグリップを自由に動かせ刃先をどのような場所にも動かせるのが重宝する。

岩の上に生えるアオサ類などの剥ぎ取り

岩の表面に生えるアオサ類の画像12 水刀を入れれば簡単に剥ぎ取れるの画像13

岩の上い面に生えているアオサ類を剥ぎ取るのにも、この水刀が役に立つ。いつもはへらのようなたいらの物ではぎとるのだが、水刀の刃を海藻のh中に入れ剥ぎ取るように刃を押し込めば簡単に剥ぎ取ることができる。このように簡単に岩の表面を剥ぎ取ることができるのならば、岩海苔なども取りやすいと思う。

ヒジキ取り

ヒジキの根に刃を入れ切るの画像14 水刀で簡単に根が切れたの画像15

岩に生えているヒジキなどの海藻を採取するのにもこの水刀が役だった。水刀の平坦な刃先はなんて便利なのだろう。水刀の横のにある刃h今回ほとんど利用していない。水刀を磯で利用するのは、ほぼ先にある平坦な刃先だけあれば十分だ。海中に生えている海藻は横の葉を利用するのだろう。

あわびおこし

岩に生えているヒジキなどの海藻を採取するのにもこの水刀が役だった。水刀の平坦な刃先はなんて便利なのだろう。水刀の横のにある刃h今回ほとんど利用していない。水刀を磯で利用するのは、ほぼ先にある平坦な刃先だけあれば十分だ。海中に生えている海藻は横の葉を利用するのだろう。

あわびおこしの画像16 あわびおこしで貝を採取の画像17

磯遊びの基本

磯岩の画像01

本Shizengateの「磯遊び」に原点とも言えるコンテンツです。子どもと楽しく磯遊びをしていくやり方や注意点などをご紹介しています。また、磯遊びに必要な道具等も紹介しています。

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海藻観察会に参加しよう

磯岩の画像01

「海藻観察会に参加しよう」は、子どもと三浦半島の観音崎にある「観音崎自然博物館」で開催された「観音崎 海藻観察会」へ参加したようすをご紹介します。採取できた海藻などを紹介しています。

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磯遊びに役立つ本


  • 現在日本で確認されている海藻類の中から、一般的に見られるものの375種類と、それらの一部近似種13種類を加えた計388種類を、写真とおしば標本を使って解説されている貴重な一冊。 特徴がわかりやすく記述されている。本屋では、あまり見かけないのでインターネット購入がおすすめ。


  • この本、磯遊びのすべてが書かれいます。場所によるさまざまな生き物の取り方など、豊富な写真で紹介されています。 数少ない磯遊びの本の中では、是非購入して欲しいひとつです。


  • この本、書店で良く見かける本です。 この本の特徴は、春、夏、秋、冬と四季を通じての磯や海の遊び方が紹介され1年間の海を楽しむノウハウがいっぱい詰まっています。


  • 磯の生き物を中心に紹介されている図鑑。写真もきれいで磯の生き物たちが理解できます。このような図鑑を数冊持つと磯遊びの楽しみが倍増するかもしれません。


  • 多くの磯の生き物が写真で紹介されています。私は、この図鑑から、磯の生き物たちを調べわからない場合や確認するときに他の図鑑を利用します。おすすめする図鑑のひとつです。


  • 図鑑の中で大人気のNEOシリーズ。子どもと磯の生き物の図鑑を見るならこれです。写真やイラストが多く文字も大きくて子ども向けにつくられています。 ファミリー向図鑑としてオススメの一冊で、私もこれを良く利用しています。


  • 小学館の図鑑NEO「水の生き物」のポケット版。磯遊びとに行く際に、ポケットに入れておくと非常に便利です。