*Shizengateホームページでの「スノーレーサー」表記は、すべてSTIGA社のスノーレーサーです。
多様なゲレンデコースをスノーレーサーで楽しめる爺ガ岳スキー場
林間コースをスノーレーサーで滑れる爺ガ岳スキー場(2015/01/15)
爺ガ岳(ジイガタケ)スキー場は、中央道の安曇野ICから車で45分というアクセスが良いスキー場。白馬エリアの最南端にあり、ほぼ全コースが初心者から中級者向けで、混雑がなく初心者や小さな子どもがいるファミリーにはとてもうれしいスキー場だ。 この爺ガ岳スキー場は、もう一つ大きな特徴がある。リフトは4つあるのだが、一番上の第3リフトを除く第1、第2、第4リフトはスノーレーサー持込みOKで、スノーレーサーでゲレンデコースが滑れる「スノーレーサー天国」のスキー場なのだ。 広くて見通しの良い緩斜面や林間コースでのスノーレーサー滑りは、とても印象に残るソリ遊びになる。関東圏から近いエリアでスノーレーサーで「ゲレンデを滑れる」「リフト乗車が可能」「スノーレーサーがレンタルできる」の3本立ては、「栂池高原スキー場」「舞子高原スキー場」「北志賀高井富士スキー場」そしてこの「爺ガ岳スキー場」の4つのみだ。 豊富なコースそして人ごみが少なく安全にスノーレーサーを楽しめるもっともおすすめなスキー場がこの「爺ガ岳スキー場」だ!!スノーレーサーを楽しみたい人は、一度は行きたくなるスキー場だ。 今回もスノーレーサーをレンタル(2時間:1000円)し、白銀の世界をスノーレーサーで楽しんできた。個人的な感想なのだが、数年前よりもスノーレーサーをゲンレンデで見る数が少なくなってきたように感じる。スノーレーサー熱が下がってきたのか? スノースクーターなどが世の中に登場してきているのが影響しているのか?スノーレーサーのレンタルを開始するスキー場は増加しているのだが、そのほとんどがソリ専用ゲレンデのみであることも少なからず影響していると思う。 接触事故なども発生しているのも事実なのだが、ゲレンデで自由にスノーレーサーで滑れるスキー場が増えていくことを期待したい。
爺ガ岳スキー場のスノーレーサー
STIGA:アルティメットプロ
サイズ:全長120cm/全幅50cm/全高35cm |
爺ガ岳スキー場でレンタルされていたものは、スノーレーサーの「アルティメットプロ」。 2012年に発売されたのだが、新世代のスノーレーサーとして4年ぶりのニューモデルとして登場したモデル。ツインチップ構造でバック走行も可能。 フロントボードが従来のスノーレーサーから改良されていてよりコントロール性が向上した。色は、レッド、ブルー、ホワイトがあり今回はブルーを借りた。日本では現在、このモデルが主流らしい。 |
フロントボードの改良
アルティメットプロは、フロントボードの先端が太くなり、センターにかけアールが描がかれた形に改良されカービングスキーと同じような形状になり、コントロール性がアップした。
改良前のフロントボード
改良したフロントボード
リアボードの改良
アルティメットプロは、ツインチップ構造になりボードが雪に刺さったりしないような形状に変更された。このことによりバック走行も可能となった。
改良前のリアボード
ツインチップ構造リアボード
ハンドルの改良
アルティメットプロのイスとハンドルの形状もアールが描かれたデザインに改良。ハンドルは、手を握る部分がグローブを付けた時でも滑らないような素材を採用している。
改良前のハンドル
改良後のハンドル
爺ガ岳スキー場でのスノーレーサーが滑れるコース
爺ガ岳スキー場には、4つのリフトがある。第1リフト(541m)がスキー場の中央にあるリフト、第2リフト(851m)は、斜面左側にあり中腹より少し上まで登る 。第3リフト669mは、第1リフト終点から頂上までいくリフト。第4リフト(544m)は、第1リフトの右側にある。 スノーレーサーが持ち込み可能なのは第3リフト以外すべてだ。3月からの春スキーシーズンは、第4リフトは動いていない。 スノーレーサーで滑れるコースは、第1リフトと第4リフトの終点からゲレンデ最下部までの「エコーゲレンデ」と「かもしかコース」の中間から最下部と第2リフト終点から少し滑った下にある「林間コース」と滑れる範囲が広く距離も600m以上はある。 平均斜度が13度あるのでスキーヤーにとっては初・中級クラスノコースなのだが、スノーレーサーにしてみればかなりスピードが出るコースだ。接触事故やスピードの出しすぎなどの細心の注意がそれなりに必要だ。 もちろん、小さな子どもは、広い「ちびっこゲレンデ」でスノーレーサーが楽しめる。
エコーゲレンデ
エコーゲレンデは、スキー場のメインゲレンデ。広い緩斜面で見通しも良くスノーレーサーでの滑りも大いに楽しむことができる。600m程度の長い距離を滑ることができる。
林間コース
林間コースは、第2リフトの終点から少し急なゲレンデを滑り「エコーゲレンデ」に行かず右側の林の中に入って行くコース。この林間コースは、スノーレーサーでのいち押し。
かもしかコース
かもしかコースは、第3リフトの終点(頂上)から続くコースで全長1500m。スノーレーサーで滑れるエリアは、第1リフト終点もしくは第2リフト終点からのから最下部までの部分で600m程度はある。
ちびっこゲレンデ
爺ガ岳の「ちびっこゲレンデ」は、とにかく広い。柵がなくてもゆったり安心してソリ遊びができるエリア。スノーレーサーの乗り始めに練習する場所として最適。「ちびっこトロイカ」と言う乗り物で上部まで登れる。
スノーレーサーが小さく見えるゲンレンデ滑走
ゲレンデ滑走に向かいスタート準備
スキーヤーと混じってリフト待ち
単独でリフトに乗せられるスノーレーサー
スノーレーサーを手にいれよう!!
以前は、輸入元のSAI SPORTS[株式会社エスエイアイ]、アマゾン、楽天市場などでスノーレーサーが良く販売されていたのだが、最近ではSAI SPORTS[株式会社エスエイアイ]でも在庫が切れ、Soldoutの表示をよくみるようになった。 やはり一時的なブームが過ぎたのかもしれない。それでも、アマゾンや楽天でスノーレーサーの販売を今でも見かける。 スノーレーサーを手に入れたい人は、売り切れ、在庫なし、入荷未定などが多くなってきているのでサイトなどで販売を見つけたら速攻買いが良いのかも?
スティーガ(STIGA) スノーレーサー KING SIZE GT
スティーガ(STIGA)スノーレーサー KING SIZE GT ホワイト
スノーレーサー キングサイズは、ハンドル、シート、ボードを大改良し、子どもとの2人乗りが十分に楽しめるモデル。リアボードは、ツインチップタイプなのでバック走行も可能。 二重構造のフレームは、車体の強度及び、直進時の走行安定性をも向上している。ショックアブソーバーの装備により柔軟な操作性も確保されている。ステップは、左右のブレードに程よい傾斜をつけ、滑り止め用のギザギザ処理が施されている。 ブレーキシステムも、無理のない自然な操作性を考慮したフットブレーキを採用し両足で使うことにより大きな力を加えることができるようになっている。
スティーガ(STIGA) ULTIMATE PRO
スティーガ(STIGA) ULTIMATE PRO(ブルー)
ULTIMATE PROは、従来のモデルからフロントボードが改良されよりコントロール性がアップしている。ハンドル操作・フットブレーキに加え、万一の転倒時にはハンドルが左にきれるロックサポート付き。 フロントボードは、先端が太くセンターにかけアールが描がかれていてカービングスキーと同じような形状。イスとハンドルは、従来モデルと違い、アールが描かれたデザイン、ハンドルも手を握る部分がグローブを付けた時でも滑らないような素材を使用して入る。
スティーガ(STIGA)スノーレーサー SX PRO
スティーガ(STIGA)スノーレーサーSX PROは、スノーレーサーのステアリングハンドル付きモデル。このタイプは、欧米をはじめ海外ではティーンエイジャーを中心に大人が楽しむスノーレーサーとして大人気。本格的なユーザーは、自ら自分好みに改造したレーサーを作りさまざまな遊び方を楽しんでいる。 しかしながら2022年1月では、日本で購入できるサイトがほぼ見当たらなくなった。海外サイトでは販売しているようなので、個人輸入で購入するしかないようである。
爺ガ岳スキー場 周辺のホテル
ホテルアンビエント安曇野
ホテルアンビエント安曇野は、安曇野エリアで某ホテルHPで年間ランキング第1位にもなるほどの人気温泉ホテル。常念岳を望む中腹に位置し、四季折々安曇野の自然を満喫できる。中房温泉郷有明荘源泉から直接引湯した、豊富な湯量を誇る温泉で、好評。ロッジ等もあり、さまざまなプランを選択できるので楽しい安曇野観光ができる拠点として適している。
大町温泉郷 黒部観光ホテル
黒部観光ホテルは、私たち家族が良く使うホテル。安曇野まで車で20分程度と近くファミリー向けのサービスが充実しているホテルだ。宿泊費もお手ごろ価格。日にちを選べば、大人が1万円以下で宿泊できるのも魅力のひとつ。子どもが喜ぶ種類豊富なバイキング方式の食事が夕食、朝食と用意されていル。温泉も充実している。ハイクラスホテルではないが、ファミリーにとっては、楽しく宿泊できるホテルだ。
立山プリンスホテル
立山プリンスホテルも、私たち家族が良く使いホテル。北アルプスに囲まれた自然豊な環境の温泉ホテル。木々に囲まれた露天風呂が魅力。朝のバイキングも魅力がありファミリーにもやさしいホテルだ。時期によっては格安のプランがでるので事前チェック必須だ。