アニラオの海の生きもの(21):キサンゴの仲間(3種)
チョウジガイの仲間(2種)ウミトサカの仲間(3種)
和名:イボヤギ イボヤギは、イシサンゴ目キサンゴ科のサンゴ。房総半島以南の低潮線付近に分布し、潮流の速い岩の下面などの日影になっている所に生息する。鮮やかな黄色いサンゴですが、軟体部だけでなく骨格まで黄色いのが大きな特徴。主に夜間にポリプを開き赤や黄のポリプを出し動物プランクトンなどを捕食している。 |
和名:ヒメスリバチサンゴ ヒメスリバチサンゴは、本州中部以南の潮通しのよい礁斜面に見られる。色は、褐色あるいは薄いピンクの塊状または被覆状の群体で、周縁部が葉状に張り出すことがある。サンゴ個体は、円形で厚いか壁を持つ。莢は、円形で小さく1~2mm程度で規則的に並ぶ。昼間でもわずかなポリプを出していることが多い。 |
和名:ウネリスリバチサンゴ ウネリスリバチサンゴは、様々な環境で見られる。群体は、小さなものでは被覆状のものもあるが、すり鉢状や、岩をおおう形、葉っぱのような形状になっているものもある。サンゴの個体は、上面にのみ見られ、直径2~3mmのものが共骨から斜めに突き出すように出ている。昼間は、ポリプを開かない。色は、褐色、淡褐色、緑褐色などさまざま。 |
和名:ハナサンゴ ハナサンゴは、群体は、枝分かれをしていて先端のポリプがある。昼間でも太めの管状の触手を多く出している。浅瀬の群体は、比較的小型で軟体部で覆われている。淡褐色で先端が黄褐色の触手だが、深い処の物は白の触手を持つ。 |
和名:ナガレハナサンゴ ナガレハナサンゴは、イシサンゴ目チョウジガイ科に属するサンゴ。紀伊半島以南の西太平洋からインド洋にかけて分布し、水深5~10mの礁斜面や水路斜面で見られる。群体は半球状や岩にへばりつくような形で、表面が触手に覆われ一見サンゴには見えない。囲壁はセプトテカからできていて、囲壁と軸柱をつなぐエンドテカが非常に発達している。色は、灰緑色、褐色など変異に富み先端部はへら状に幅広く扁平となる。 |
和名:カタトサカの仲間 カタトサカの仲間は、ソフトコーラルの超有名種であるトサカの仲間。トサカにはいろいろありその種類数がよくわからない程多い。この写真も、トサカの種としかわからない。 |
和名:カタトサカの仲間 カタトサカの仲間は、ソフトコーラルの超有名種であるトサカの仲間。トサカにはいろいろありその種類数がよくわからない程多い。この写真も、トサカの種としかわからない。 |
和名:チガイウミアザミ チガイウミアザミは、ウミトサカ目のウミアザミ科のサンゴ。ポリプが、パクパクする不思議なサンゴ。群体は、低いそう状をし、先端部にわずかに分岐した花頭を持つ。骨片の発達が悪く軟らかい。一般的に体とポリプ、共肉は淡褐色。 |