首都圏に記録的な大雪が2週続き、雪遊びの絶好のチャンスか?
首都圏に積雪20cmを越える記録的な大雪が2週続いた
2014年2月8日、本州の南海上で急速に発達した低気圧の影響で関東は、太平洋側を中心に大雪に見舞われた。東京都心でも27cmの大雪で、気象庁でも50年に一度の積雪記録で、東京では過去8番目。
20cmを超えたのは1994年2月以来20年ぶりとのこと。私の住む神奈川県相模原市でも、20cmは軽く越えていたと思う。その1週間後の2014年2月14日またもや大雪、なんだこれは?西日本から東日本の太平洋側各地で、先週末に続き大雪。
首都圏を含む関東南部の平野部で16cmと言うが、私が住んでいる神奈川県の地域では2月8日をはるかに上周り、個人推定でだが30cmは軽く越えていたのではないかと思う。
個人的には、子どもとの絶好の雪遊びチャンスかと思いきや、世間ではそんな雰囲気ではなかったように感じた。大人がせっせっと雪かき・・雪かき(私も家の前を、汗水流して雪かきしたが??)。
数十年前、東京に大雪が降った後の公園には、雪だるまがあちらこちらに見られた。子どもたちも雪合戦などで雪遊びをしていたような気がするのだが???若干、さびしい気持ちになるのは私だけなのだろうか?
時代とともに変化している子どもの遊び方を感じつつ、大雪の恵みの中で子どもと雪遊びを楽しんでみた。それらの一部を紹介してみたい。
大雪の日、子どもと雪遊び
雪遊びの代表・・・・雪だるま
今回、私たちは「雪だるまづくり」はしなかったのだが、街で見かけた雪だるまを紹介してみたい。
想像していた以上に、雪だるまがあちらこちらに作られていない。逆に「雪だるま作りのようす」や「雪だるま」を探すのが苦労した。
私の街だけなのだろうか?
小さな雪だるまが、かわいい
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雪だるまは、雪の小さな塊を作り、それを雪の上にゴロゴロと転がして大きな雪玉を作り、その上に少し小さな雪玉つくって、先ほどの大きな雪玉の上に乗せて、目、鼻や口を木や葉などで作る。
私の街では、あまり雪だるまを見なったが。写真のように小さな雪だるまをいくつかつくるのも、小さな子どもと楽しめる「雪だるまづくり」なのではないだろうか?
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大人が作ったのだろう?
おかあさんもがんばっている
公園に雪だるま作りの跡がない
雪との戯れ
子どもならば、一面白い雪が降り積もっている地面に足で踏み入れたり、その中に倒れてみたりしたいものだ。
雪には、子どもをひきつける何か大きな魅力がある。スキー場や雪国でやってみたいことが、首都圏の大雪の日にできるのだ!!
真っ白な雪に中に、足跡をつける
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だれも入っていない駐車場の雪面の中を走ってみた。真っ白な雪の上に、自分の走った足跡が雪面の上に描かれる。何周もしたくなる気持ちが体のどこからか沸いていくる。
これが自然の力なのではないだろうか?また、雪が深く積もっている所に、体ごと埋もれてみたいと思う子どもいるのでは?
雪のやわらかさと冷たさを、体で感じることが、子どもの心の中にゆとりを導きだすのではなかろうか?
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雪の上にできた、足跡
雪に埋もれ人跡を作る
雪の上に人跡ができた
ソリは、子どもの雪遊びNo.1
雪遊びの子どもの遊具を思い浮かべれると・・・・バケツ、小さなシャベル、雪玉作り器・・・いやいや・・やはり一番人気は、ソリ。
ソリは、子どもにとって雪遊びの遊具NO.1なのだ。最近では、1500円前後で簡単にソリがホームセンターなどで買えるので持っている人も多いと思う。
出かけずに家の近くでソリが楽しめるのは、大雪の日だけ。
ソリは、子どもの雪遊び遊具No.1
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ソリは、高い所から低い所に滑るもの(当たり前!!)。大雪の日に、ソリができる斜面を見つけてみよう。(道路にでてしまう場合もあるので、気をつけて!)
また、高い所からの斜面がない場合は、公園などに大きな山をつくり、そこから滑るだけでも子どもは、ソリが楽しめ。スキー場のように、長いコースは無理だが、近所のソリができる場所を見つけ出すのも大雪の日の楽しみではないだろうか?
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短いコースでも楽しいソリ
引いてもらうソリも楽しい
小高い山を雪で作る
「かまくら」は、子どもの基地遊び
「かまくら」は本来、雪が多い雪国の子どもたちやその家族が楽しむ雪遊びの一つ。本格的な「かまくら」は、中で七輪などで食事を楽しんだり、夜は夜で明かりを灯しながら楽しむ。
首都圏の大雪で、本格的な「かまくら」を楽しむのもGoodなのだが、一時的な首都圏の大雪では、「かまくら」=「子どもたちの秘密基地」程度がオモシロイのではないかと思う。
今回は、庭に屋根の雪が落ちて、高い雪山ができていいたので、その雪山を利用した。
「かまくら作り」は本来、温かい手袋など防寒対策を充分にし金属製のスコップなどを用意して作る。最初に雪山を作り、スコップで叩いたり踏みつけたりして固めていく。
(本格的なものは、水をかけて表面を硬くし、最後に塩水をかけ一晩おくらしい。
また、20~30センチぐらいの枝を、全体的に直角に刺すこともするらしい。)この作業を繰り返し雪山が充分な高さになったら、入り口になる部分をスコップで掘っていく。
そして次は、中を掘り進めていき天井や壁を掘り完成だ!!今回は、この山作りがないので、スコップで雪山を固め、単にスコップで穴を掘った簡易的な「かまくら」となった。
「かまくら」に入ってみる
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本格的な「かまくら」ではないが、子どもたちにとってはとてもおもしろい「秘密基地」となったようだ。完成後、中に入り「かまくら」が持つ独特の雰囲気を味わえたらしい。
屋根から落ちてきた雪の塊なので丸い「かまくら」ではなかったが、雪山をただ掘っただけの「かまくら」でも楽しい秘密基地が作れた。
今回の大雪は、子どもたちにとって「かまくら」の一部の楽しみを与えてくれた恵みの大雪であったのかも知れない。
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かまくらの穴の大きさは?
スコップで大きさを調整
かまくらの中で寝そべる
大雪日の防寒対策
大雪日の雪遊びに重宝な物
首都圏の人たちは、あまり大雪に慣れていない。雪遊びをする際には、防寒対策があれば楽しい雪遊びができる。体が冷え込んでしまったり、手が冷たくなってしまっては、雪遊びを楽しめない。
スキーをやらない人は、急に大雪が降ったとしても、充分な防寒対策をすることができず、家から出られない人も多かったのではないか?今回、大雪の日に雪遊びをする上での防寒対策優先度を考えてみた。
①グローブ(手袋)
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手袋か?ブーツか?どちらが優先度が高いかを考えてみたが、個人的にはグローブではないかと感じた。ブーツは、長靴+雪よけ足カバーなどで代用できるが、手袋だけは軍手や通常の手袋ではなかなか代用できない。首都圏の大雪の日での雪遊びは、雪が降る日が短く溶け出した雪の中で遊ぶようになり水分を多く含んだ雪の中で遊ぶことになる。
このような状態で雪遊びをするのならば、スキー用のしっかりとした手袋を用意することが一番優先度が高いと個人的には思う。
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②雪よけ足カバー
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長靴に雪よけ足カバーをつけるだけで、靴に入る雪を抑えることができる。結構知られてはいないのだが、この雪よけ足カバーは、雪遊びに重宝なアイテムだ。
逆にこのアイテムだけあれば、急な大雪の日でも普段の防寒具を流用して楽しく雪遊びができると思う。
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③スノーブーツ
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一番に考えられるアイテムなのだが、このスノーブーツをスキーをやらない人が持っているケースは少ないと思う。わざわざ大雪の日のためにスノーブーツを買う人は少ないだろう。私は、釣用ウィンターブーツを、冬の「釣り」「雪遊び」「磯遊び」に活用している。
釣具ウェア関連は、雪遊びにも充分使えるアイテムがとても多い。
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④スキーウェア
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雪遊びをするために、スキーウェアを買う人は少ないだろう。持っていれば、防水、防寒対策がなされているスキーウェアは重宝だ。スキー場と違い、気温が高い首都圏の大雪の日には、スキーウェアのインナーは薄着でOKだ。
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⑤ソり
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ソリもスキーウェアと同じで、いつ来るかわからない大雪の日のために買う人は少ないだろう。持っていれば、大雪の日の遊びの範囲が広がる。
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