最新技術を取り入れた関東最大級800万球の超体感型イルミネーション
虹色に輝く日本初の「棚田イルミネーション:江戸極彩棚田」(2018/12/15) |
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最新イルミネーションなのだが、残念な部分も・・今後に期待! 今年も東京の各地できらびやかなイルミネーションがはじまった。今まで関東周辺の主なイルミネーションを見てきたので、目新しいイルミネーションがないか探したところ「TOKYO MEGA ILLUMINATION」をみつけた。「TOKYO MEGA ILLUMINATION」は、今年2018年10月から開始された新しいイルミネーション。なんと場所は、大井競馬場。さらに東京ドイツ村やハウステンボスなどのイルミネーションプロデューサーとしても知られ夜景評論家の丸々もとおさんがプロデュースし約800万球規模の関東最大級のイルミネーションとのことで足を運んでみた。「TOKYO MEGA ILLUMINATION」のテーマは「過去から現在、そして未来のTOKYO」で、鑑賞型のイルミネーションから脱皮し超体感型イルミネーションへと変化させたとのこと。タイムトンネルを意識した光のトンネルや回廊を通り抜けると、江戸・明治・大正・昭和の各時代の東京を表現したイルミネーションの演出を見ることができる。「TOKYO MEGA ILLUMINATION」の最大の特徴は、LED1球1球をプログラムできる最新のイルミネーション技術や3Dプロジェクションマッピングなどの世界的にもレベルが高い照明技術と演出がされていて日本初・世界初が多くある点だ。見た感想を最初に言ってしまうと、確かに今まで見たことがない最新のイルミネーションであることは事実。しかしながら、一般者の口コミなどでの評価は高くない。イルミネーションのコンセプトが見る側にあまり伝わってこないのだ。ここで言うコンセプトとは、超体感型イルミネーション、最新のイルミネーション技術、約800万球規模の関東最大級のイルミネーションの3つ。ひとつひとつ見れば確かにと魅力があり納得いくものなのだが、会場が競馬場と言うこともあり広い空間ができイルミネーションが平坦な単一になってしまい高さがある光の融合の豪華さに欠けている。また、何が最新技術なのかの説明板や紹介音声もないため、事前に調べた人にはわかるが、事前情報がない人たちには最新技術だということがわからない。これらのことに加え入場料が大人1800円と、他の1000円前後で入れる大規模イルミネーション会場と比較してしまうとどうしてもきびしい評価になってしまう。新しいことにばかりに目が向き、見学者の立場に立ったイルミネーションへの期待を忘れてしまっているような感がある。「TOKYO MEGA ILLUMINATION」は、今年が最初のためこれらのひつひとつが改善され知名度が上がるかと思う。イルミネーション会場としては、人混みが少ないのでゆっくり見れる。逆に今年度は、他のイルミネーションと比較すれば、人混みを避けられる穴場的なイルミネーションなので早めに行っておいた方がいいかも? 今後に期待・・・ |
世界初の農村風景イルミネーション「THE GENFUKEI」 2年かけて照明を独自開発した日本初の「大正レトロイルミネーション」 |
最新技術が散りばめられた各イルミネーションゾーン
「TOKYO MEGA ILLUMINATION」のイルミネーションゾーンは、大きく大井競馬場入口エリアを「The entrance zone(ザ エントランス ゾーン)」と内馬場の「The time travel zone(ザ タイム トラベル ゾーン)」の2つに分けら19のイルミネーションエリアが設けられている。また、「TOKYO MEGA ILLUMINATION」は、開催期間中の全日開催ではないので実施されているかの事前確認が必要。
場内マップ
※本場内マップは、TOKYO MEGA ILLUMINATIONパンフレットの一部より引用させていただいています。引用日:2018/12/20
TWINくるくるファンタジー
競馬場内に建物に行く途中のパドック横に2つのメリーゴーラウンドがある。ここが、「TWINくるくるファンタジー」。ひとつは「TOKYO CITY KEIBA」 バージョン、もうひとつは「TOKYO MEGA ILLUMINATION」バージョン。このイベントのために特別に制作された2つのメリーゴーラウンドは、周囲の光に反応して回るメリーゴーラウンド。記念撮影を撮る場所としても適している。 |
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TWINくるくるファンタジー |
メリーゴーラウンド |
TOKYO TIME TUNNEL
内馬場の「The time travel zone(ザ タイム トラベル ゾーン)」へ向かう入口的な地下トンネルが「TOKYO TIME TUNNEL」。大きく「~闇~」と「~光~」の二つのトンネルの輝きパターンがある。「~闇~」は、終端から放される光が古時計の音とともに放され異空間に導かれるような感覚があじわえる。「~光~」は、光のトンネルの最新進化型で、色鮮やかなトンネルに様々な文字やイラストが自由自在に浮かひ上がる。 |
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TOKYO TIME TUNNEL~闇~ |
プロペラから漏れる怪しげな光 |
色鮮やかな最新進化型のTOKYO TIME TUNNEL~光~ |
宇宙空間のようなブルーLED |
光の大階段
タイムトンネルの出口の先に広がるのがカラフルに輝く「光の大階段」。緻密な計算で美しく見えるようデザインされた光の装飾がポイントだ。 |
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カラフルに輝く「光の大階段」 |
上から見る「光の大階段」もGood! |
江戸極彩棚田
江戸時代の東京を演出している「江戸極彩棚田」。日本の原風景のひとつである棚田を演出した日本初の「棚田イルミネーション」で、青空を映す棚田や真っ赤な夕焼けに染まる棚田など刻一刻と変わる絶景が楽しめる。棚田の頂上から、階段状に広がる棚田の様子が表現されている。 |
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江戸極彩棚田 |
暁色に輝く江戸極彩棚田 |
ブルーに輝く江戸極彩棚田 |
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THE GENFUKEI
のんびりした音楽と虫の音、蛙の声が聞こえ水田の広がる「THE GENFUKEI」。農村風景をテーマにしたイルミネーションは「世界初」の事例とのこと。春夏秋冬の稲穂の色の移り変わりをイルミネーションの色で演出している。特に収穫時期の金色がみごと。奥に馬小屋や水車小屋があり、人々の生活や馬たちの影絵が見え隠れする演出もある。個人的には、このTHE GENFUKEIが、目新しく一番印象深いイルミネーションだ。 |
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緑々したTHE GENFUKEI |
ブルーのTHE GENFUKEI |
黄金色に輝くTHE GENFUKEI |
白色に輝くTHE GENFUKEI |
THE GENFUKEIの水車小屋 |
馬小屋の影絵 |
江戸にぎわい光夜
ゆらゆらと揺れる赤いのれんをくぐるとそこが、華やかな江戸の城下町をテーマにしている「江戸にぎわい光夜」。入口の横には、青から赤紫、ピンクへと色を変える幻想的な藤棚がある。のれんをくぐるとその先は、活気あふれる江戸の城下町が広がる。 |
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江戸にぎわい光夜の入口 |
入口横にある色を変える藤の花 |
江戸の城下町を演出 |
江戸時代の銭湯情緒 |
明治サプライズ迷路
モダンな灯籠と浮世絵画が浮かぶ不思議な空間が「明治サプライズ迷路」。浮世絵師の小林清親の描いた世界をはじめ時代を伝える光のモチーフが映写機から映し出されている。スクリーンに表示された「TOUCH!」という文字に触れると、浮世絵が動き出す仕掛けがある。 |
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明治アカリノ博覧会 |
映像を映し出している映写機 |
大正ロマン光庭園
大正浪漫あふれるデザインや色彩で大正時代をテーマにしたイルミネーションが、「大正ロマン光庭園」。これらの照明は、レトロさをだすがために2年かけて独自開発。日本初の「大正レトロイルミネーション」を実現したとのこと。これも、日本初の大正レトロイルミネ ーションを実現。随所に馬のモチーフを施したステンドグラス風装飾もポイント。 |
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大正ロマン光庭園 |
2年かけて開発した照明 |
大正ロマン光庭園と昭和ただいま横丁の間
大正ロマン光庭園と昭和ただいま横丁の間から会場を見ると木々のイルミネーションがある。これが意外ときれいなイルミネーションになっている。木が少ない内馬場で唯一木々のイルミネーションが見れるポイント。またここには、新たにオープンした和風カフェ「和 ~nagomi~」がある。江戸味噌を使用した味噌煮込みうどんや抹茶ティラミスやパフェなど和食のメニューを楽しめる。 |
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和風カフェ「和 ~nagomi~」 |
木々のイルミネーション |
昭和ただいま横丁
大正浪漫あふれるデザインや色彩で大正時代をテーマにしたイルミネーションが、「大正ロマン光庭園」。これらの照明は、レトロさをだすがために2年かけて独自開発。日本初の「大正レトロイルミネーション」を実現したとのこと。これも、日本初の大正レトロイルミネ ーションを実現。随所に馬のモチーフを施したステンドグラス風装飾もポイント。 |
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昭和ただいま横丁の入口 |
昭和ただいま横丁内 |
昭和のレトロ映画館 |
昭和の臭い満載 |
MEGA TREE GARDEN
4号スタンドから正門の方に向かうと、右手に巨大な木がありこれが「MEGA TREE GARDEN」。精巧に作られた光の大木。 壁面には、東京の過去と未来をテーマにした3Dプロペラジェクトマッピングが映し出されている。MEGA TREE GARDENの下にイスやトナカイではなく馬が引くサンタのソリがある。絶好の記念撮影場所だ。 |
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MEGA TREE GARDENと3Dプロジェクションマッピング |
期間限定の「MEGA “X‘mas” TREE」 |
トナカイ?馬のソリだ!記念撮影場所Good! |
MEGA TREE GARDEN広場から内馬場 |
TOKYO TWINKLE MAP
正門から競馬場の中に入る部分が、現代の東京の夜をテーマにしたイルミネーション「TOKYO TWINKLE MAP」になっている。天井には星が輝き、足元に東京23区の大夜景が広がる。また、最新のフロアインタラクティブ技術を利用している夜景に触れると東京の名所が浮かび上がる「超体感型」の仕掛けも楽しめる。 |
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TOKYO TWINKLE MAP |
TOKYO TWINKLE MAP横のハイセイコー像 |
WONDER MEDIA TREE
「WONDER MEDIA TREE」は、国内でも実施例が少ないLED1球1球をプログラムできる最新のイルミネーション。ボタンを押すと、木に設置されたLEDに驚きの光の仕掛けが登場。仕掛けはいくつかのパターンがある。本エリアには、飲食店が並びイルミネーションを楽しみながら食事をする事ができる。 |
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WONDER MEDIA TREE ① |
WONDER MEDIA TREE ② |
WONDER MEDIA TREE ③ |
WONDER MEDIA TREE ④ |
場内のイルミネーション
「WONDER MEDIA TREE」は、国内でも実施例が少ないLED1球1球をプログラムできる最新のイルミネーション。ボタンを押すと、木に設置されたLEDに驚きの光の仕掛けが登場。仕掛けはいくつかのパターンがある。本エリアには、飲食店が並びイルミネーションを楽しみながら食事をする事ができる。 |
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北門(ウェルカムノースゲート) |
TWINKLE TUNNEL |
パドック前で子馬と記念撮影 |
駐車場 |
開催概要 | |
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■開催期間 |
■10月:10月7(日)・13(土)・14(日)・20(土)〜28(日) ■11月:11月3(土)・4(日)・10(土)・11(日)・17(土)〜25(日) ■12月:12月1(土)・2(日)・8(土)・9(日)・15(土)・16(日)・22(土)〜24(月祝)・28(金) ■2019年1月:1月12日(土)〜3月31日(日) |
■営業時間 |
平日:18:00~22:00(最終入場21:00) 土日祝:17:00~22:00(最終入場21:00) |
■料金 |
大人(18歳以上):当日1,800円、前売1,600円 小人(小・中・高校生):当日1,000円、前売800円 |
■開催HP | TOKYO MEGA ILLUMINATION |