おすすめの場所
タレーブアデーン(紅い睡蓮の海)_Part.1
Red Lotus Sea(ทะเลบัวแดง)

タレーブアデーン(紅い睡蓮の海)の景観

タレーブアデーン(紅い睡蓮の海)の景観

幻想的なタレーブアデーンの朝焼け

幻想的なタレーブアデーンの朝焼け

日本人にも良く知られてくるようになってきたへ行ってきました。 この場所は、ウドーンターニー市内中心部から南東へ約50km程度下ったクンパワピー郡にあるのことで、別名「タレー・ブア・デーン(ทะเลบัวแดง):紅い睡蓮の海」と呼ばれています。 この湖は、総面積が約36k㎡と広い湖で毎年12月から2月上旬にかけて湖面に紅い睡蓮(スイレン)の花が咲き、満開時には睡蓮が湖を埋め尽くし湖面が紅く染まる幻想的な景色を浮かびあがらせます。 1月~2月上旬の満開時期にはボートが出ていて、約1時間~約1時間半ほどをかけて湖を周遊することができます。おすすめの時間帯は早朝です。 まだ日が明けないうちにボート乗り場に行き、湖面でボートを停め日の出を待つのがベストな見学時間になります。 なので、満開などの混雑時期には日の出前に多くの人が訪れ多少混み合います。 正直な感想としては、あまりにも素晴らしい景色との事前情報が脳裏にあり実際にタレーブアデーンの光景を目の前にした時、期待通りではなかったように一時的に感じました。 見学後に、撮影した写真を見たり景観を思い出したりすると確かにタイ国内ではすばらし景観の一つで、タイ滞在中には一度は絶対に見たい絶景と今では感じています。 多くの方が、「美しい朝日にキラキラと照らされた睡蓮の絶景は一見の価値あり」と言われます。日の出側の湖面は、朝日の光で睡蓮が黒い影に見えてしまいます。 朝日と睡蓮そして湖面との絶妙な融合と睡蓮の紅色をくっきりと見るには、日の出側と反対の湖面です。 この湖面で、朝日のオレンジ色と睡蓮の紅色が絶妙なバランスと輝きを放ち絶景となります。 これこそが、「タレーブアデーン(紅い睡蓮の海)」の絶景です。 私は、この絶景を見るがためにわざわざバンコクから車で8時間もかけてここに来ました。 そこまでする景観かと言われると回答に困りますが、私は見る価値があると思います。 満開時期以外の11月や3月でも睡蓮は咲いているのですが、満開時期と比べると見劣りしてしまうとのことです。行くなら、絶対に満開時期の1月~2月上旬です。 睡蓮は、夜明けとともに開花し昼過ぎには花を閉じてしまいます。美しい絶景を見るには、日の出前に湖に向かわなければいけないのが少しきついかもしれません。この睡蓮たちは、湖の生態系を維持するために地元の方々の努力によって維持されているとの事で感謝したいと思います。 このようにタイ人が守っている大事な自然を、私達も守りながらこの絶景を一度は見に行ってほしいと思います。 いつもは目的地の行き方やホテルを最初のページ内に紹介するのですが、今回は多少理由があり次ページで紹介しています。

「蓮」と「睡蓮」の違い

蓮(ハス)の葉はまん丸いのに対して、睡蓮(スイレン)の葉には切れ込みがあるとのことです。 タレーブアデーン(ノーンハーン湖)は、葉の切れ込みからと判ります。 蓮(ハス)の葉は、水面に浮いている葉もあるのですが大きくなると水面よりも高い位置になります。 一方で、睡蓮(スイレン)の葉は水面に浮いているだけです。 タレーブアデーン(ทะเลบัวแดง)はタイ語で、「タレー=海」、「ブア=蓮」、「デーン=赤」を意味します。 また、英語表記はレッドロータスレイク(Red Lotus Lake)と記述されます。 ロータス(Lotus)は蓮(ハス)で、睡蓮(スイレン)はウォーターリリー(Water Lily)とのことです。 欧州では学術的にも類似の睡蓮(スイレン)も総称としてロータス(Lotus)と記述されるそうです。 タイ語では、ดอกบัวหลวง (Lotus) Dok-Bua-Luangとดอกบัวสาย(Water lily) Dok-Bua-Saaiとなりどちらにも蓮のบัว(ブア)が入っているのでタイ人は別に気にしないのでしょう。ある意味タイの良さですね?


タレーブアデーンは睡蓮

タレーブアデーンは睡蓮

タレーブアデーンへ行く時の注意事項

想像よりもかなり寒い(日の出時間に行く場合)

12月~2月のウドンタニーの平均気温は22度から25度程度ですが、朝はかなり冷え込みます。 半袖1枚で湖に行くと死んでしまいますよ!寒さ対策は、確実にしていきましょう。 私は今回、厚手の長袖ヨットパッカーを着ましたがもう一つ薄手の長袖もほしかったぐらいです。 また、湖上で風が強い場合は更に体感温度が下がります。あまり用意し過ぎて熱すぎるのも問題ですが、重ね着を基本にし事前に行く時間帯の気温チェックを忘れずにしましょう。

ボートが出るのは午前中の11時まで

睡蓮の花は日中に花びらが開き午後になると閉じてしまうので、ボートが出るのも11時までです。 ほとんどの人が、日の出をめがけて出発しますので朝の7時ぐらいになるとすべてのボートが出てしまい次は1時間後となるようなことも混雑時にはあるようです。

12月から2月のウドンタニーの日の出時間は、AM6:30〜AM6:50程度

日の出の幻想的な雰囲気を楽しみたいならば、日の出前にボートに乗ることです。ノーンハーン湖は意外に不便な場所にあり行き着くのに苦労します。 自家用車であれば自由が効くのですが、なんらかの交通手段を利用する場合は、充分な準備が必要です。 ウドーンターニー市内から1時間程度かかるので、中心部のホテルに宿泊している方はかなり朝早くホテルを出なければなりません。

遊覧ボート


タレーブアデーンを遊覧するボート乗り場はいくつかるようですが、一番人気は湖の北側西にあるボート乗り場です。 駐車場から湖の方に歩いていくと、ボートのチケット売り場があります。
ボートは1船あたりの貸し切りで以下になります。





個人で利用しても複数人で利用してもボート料金は変わりませんので、複数人で乗れば割り勘ができますね。 湖の周りにいくつかボート乗り場がありますが、ボート料金はどこも同じ料金です。



タレーブアデーンのボート乗り場

タイ人の人たちからは、湖面までの距離が近く睡蓮を目の前で見れたりインスタバイする写真が撮れるとのことで2人乗りの小ボートの方が人気があります。小さいので少し揺れて不安定なのですが、より近くで睡蓮を見るにはこの小ボートの方が適しています。 しかし、船数も少なくすぐになくなってしまいます。私がチケットを買った6:30で、すでに空が有りませんでした。やむおえず私は8人乗りの大ボートを一人で貸し切りました。 私のように一人で8人乗りのボートを利用する人も多いとのことです。 ボートの乗船時間は特に決まっていないようで、お客さんのリクエストや船頭さんの気分によって違い約1時間から1時間30分前後のようです。中には、2時間かけて周遊する場合もあるようです。 私は一人で写真も充分撮ったので1時間10分程度で戻ってきました。おそらく、写真撮影の時間を長引かせればもっと長い時間居れたとは思いますが、1時間程度で充分でした。 ボートは、綺麗に咲いている場所に着くとしばらく船を停めてくれます。そしてまた、次の場所に移動すると言う停まって移動、停まって移動を繰り返して湖を周遊しボート乗り場へ戻ります。 船頭さんに、写真を取りたい場所などを指せば行ってくれます。船頭さんは、お客さのリクエストに対しほとんど対応してくれると思います。 当然、船頭さんに頼めばボート上での写真なども撮ってくれます。降りる時には、船頭さんへのチップは必要かと思います。 また、ボートへ乗る前にカメラを持ったお兄さんが近づいてきて写真を撮られます。タイの観光地では恒例の額付写真販売のためです。ボートから降りるとこの写真が机の上に置かれていて販売されています。 なんど額付きで100バーツ、安い!いつも買ってしまうのですが、今回も当然買ってしまいました。

ボートのチケット売り場
ボートのチケット売り場

大ボート(8人乗り)
大ボート(8人乗り)

小ボート(2人乗り)
小ボート(2人乗り)

額付写真の販売
額付写真の販売

乗り場前の撮影ボード
乗り場前の撮影ボード

外にある撮影ボード
外にある撮影ボード

タレーブアデーンのネームプレート
タレーブアデーンのネームプレート

乗り場前の露天&屋台
乗り場前の露天&屋台

乗り場横のCoffeeスタンド
乗り場横のCoffeeスタンド

今回私は、誘導員の導く通りに行き湖畔沿いの広場に車を停めました。これが、本当に駐車場なのかどうかわからないのですが無事停めれました。 駐車料金はなかったです。 タレーブアデーン(ノーンハーン湖)には、少し内陸側に入ったとこに駐車場があり40バーツと聞いています。 この駐車場は、スペースはたっぷりとあるのでレンタカーで行っても駐車場所を心配する必要はありません。 駐車場は、湖畔などにもあります。結局は湖畔の駐車場は早いもの勝ちのようです。乗り場にはトイレもありますので、ここで済ませておきましょう。

私が停めた駐車場
私が停めた駐車場

湖畔道路側の駐車場
湖畔道路側の駐車場

トイレ
トイレ

タレーブアデーンへいざ出航!

朝の6:35分頃にボートに乗りタレーブアデーンを見に出航です。日の出時間まであと15分ほどです。 大ボートに一人で乗るのは少し気が引けましたが、小ボートがすぐにいっぱいになってしまうので大ボートで優雅に出航です。

ボートに乗り出発

船頭さんが準備
船頭さんが準備

はじめは櫂で船を陸から離します
はじめは櫂で船を陸から離します

エンジンをかけます
エンジンをかけます

多くのボートがポイントに向かいます
多くのボートがポイントに向かいます

日の出までまだあります
日の出までまだあります

睡蓮が咲き始めています
睡蓮が咲き始めています

日の出を湖上で待つ

多くのボートが日の出を待ちます
多くのボートが日の出を待ちます

朝日が見えてきました
朝日が見えてきました

日の出です
日の出です

日が昇りました
日が昇りました

日の出後の睡蓮は?

咲き始めました
咲き始めました

ほとんどのボートが次のポイントへ
ほとんどのボートが次のポイントへ

私達も移動です
私達も移動です

睡蓮です
睡蓮です

睡蓮が鮮やかになりはじめました
睡蓮が鮮やかになりはじめました

紅いジュウタンのようです
紅いジュウタンのようです

朝日で輝いています
朝日で輝いています

よく見ると綺麗ですね
よく見ると綺麗ですね

クライマックス・ポイント

朝日にで輝くタレーブアデーン(紅い睡蓮の海)

朝日で輝くタレーブアデーン(紅い睡蓮の海)

湖面、睡蓮、睡蓮の葉のハーモニーが素晴らしい

湖面、睡蓮、睡蓮の葉のハーモニーが素晴らしい

睡蓮が咲いています
睡蓮が咲いています

満開です
満開です

紅い海のようです
紅い海のようです

睡蓮の中をボートが通ります
睡蓮の中をボートが通ります

太陽で睡蓮が輝いています
太陽で睡蓮が輝いています

湖畔の緑とも良い感じ
湖畔の緑とも良い感じ

ボート乗り場に戻ります

ボート乗り場に戻ります
ボート乗り場に戻ります

ボート乗り場近くも満開です
ボート乗り場近くも満開です

ボート乗り場が見えてきました
ボート乗り場が見えてきました

もうすぐです
もうすぐです

無事に到着です
無事に到着です

次のページでは、「自家用車でのタレーブアデーンの行き方と宿泊したホテル」を紹介します。