クート島の南、宿泊したRimlay前のビーチ
クート島は、観光地化された島とは違いレストランやバーが集まった賑やかな街や大型のモール等も一切ありません。
コンビニ等は数件はありますが、ほとんどのお店が地元風のお店です。島中央のアオヤイキ地区には若干、お店が集まっている感じがしました。
ですのでクート島は、都会的なアクティビティに期待するのではなく、のんびり、ゆっくりクート島のすばらしい自然の中で時間を気にしないような過ごし方が良いと思います。
このようなアイランドライフを楽しむためには、宿泊先(ホテル)の選択が重要なポイントになります。
島にレストラン等が少ないのですが、ある程度のホテルを選べばほとんどの食事やマリンアクティビティが楽しめます。
この島で、「何をやりたいのか?」「どのような過ごし方をしたいのか?」「どのような環境を望んでいるのか?」を考えて宿泊先(ホテル)を選んで欲しいと思います。
個人的に思うことは、宿泊先(ホテル)しだいでクート島の良し悪しが決まってしまいます。
今回の目的も、私が島に行く時の目的とほぼ毎回同じような内容になってしまいますが以下になります。
今回の旅の目的
- 海岸が目の前にある部屋に泊まりたい
- 宿泊代は、安く抑えたい
- 人が多くない海でゆっくり過ごしたい
- シュノーケリングで島の海を楽しみたい
- クート島内を巡りたい
宿が決定
タイでホテル予約に利用しているのは、「booking.com」
と「Agoda」です。この両サイトをうまく比較し宿を見つけています。
「Booking.com」や「Agoda」は、海外旅行者が利用する高級リゾートホテルだけではなく、現地の人が使う庶民的な宿までが多く掲載されているからです。当然、日本語版もあるので日本人でも安心して利用できます。
タイ語ができない私でもこの両サイトがあるおかげで、何とか安くて良い宿を見つけられています。
それでは、宿を探しをはじめてみましょう。今回は、11月19日~11月22日の3泊4日です。宿泊先の海でほとんどを過ごし、1日は島巡りに当てたいと思います。
まずは、海が目の前の宿泊先を探すのが最大の目的なので、「ビーチフロント」と言うカテゴリで検索しました。
ひとつひとつ検索結果を確認し、自分が理想としている部屋の候補を数件に絞りました。宿泊数が3泊なのであまり高いホテルは避けました。
今回は、港から宿泊先までの移動がどのホテルでも無料なので港からの場所の距離を心配する必要がなく選択の幅が広がります。
調べていると、港からかなり離れた南側にポツンとあるローカルなコテージが見つかりました。このコテージは、海岸沿いにありなんとハンモックが部屋のベランダにあり海を見ることができます。
この景観が気に入り即決。高級リゾートではないですが、ほぼ目の前にきれいな海と白い砂のプライベートビーチが部屋の前にひろがっています。
この条件が気に入り海岸前のコテージを、直ぐに予約し今回の旅が確定しました。
宿の名は、「Rim Lay」です。1泊2,300バーツ(約7,820円)です。この価格は、リゾートホテルなどと比較すれば安く感じますが、中心地からかなり離れているローカル的なコテージとしては高い方です。
反面、ロカール的なコテージでこの価格なので、景色はそれなりに期待できるのではと・・・。
部屋から見た最高の景観
Rim Layのプライベートビーチ(西側)
Rim Layの東「Ao Jark Beach」
Rim Lay 海岸にあるレストラン
今回利用した海岸前のコテージ
海そのものがRim Layのおもてなし
時間を忘れる空間がRim Layにはある
Rim Layは、ココナッツの木々が生い茂る熱帯雨林の中の海岸沿いにあるコテージ宿です。ファミリー経営らしくどことなくアットホ-ムさを感じます。
コテージが数件立っている場所でしかないように思えるのですが、人混みとは全く無縁な場所で海が最大のおもてなしとなり島の景観を十分に楽しむことができます。
周りには、コンビニなどの店やホテル等がまったくありません。まるで海岸のいちエリアを、そのままコテージエリアにしてしまったような場所です。
だからこそRim Layには、海と島の自然に囲まれながら時を過ごすことができる唯一の空間があります。
宿泊してはじめて、「ガイドブックやWebのホテル案内ではわからない贅沢な空間で過ごせる場所がここなんだ。」と言うことがわかりました。
私は今回、8時間の島めぐりを除く3泊4日のほとんどをこのRim Layと周辺の海で楽しみました。
実際に行ってみないと、わからないことが多くあるのだと言うことをしみじみ感じさせられた今回の宿泊でした。
Rim Layの横、絵画のような入り江
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Rim Layの看板
幹線道路から15分程度も熱帯雨林の中を通って来る場所なのでホテルの売店以外は、コンビニなどの店もまったくない。
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内側のコテージ
Rim Layは、海岸側だけではなく林側にもコテージがある。写真のコテージは、海が見えるようになっている。
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裏は、熱帯雨林
Rim Layの裏が入口で写真の通りすでに熱帯雨林とココナッツの木々。知らなければ絶対に来れない場所だ。
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海を見ながらの軽食
Rim Layのバーやレストランも海岸沿いにあるので、海を見ながらの食事ができる。
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夜も海を見ながら夕食
夕食も海の横のレストランで。簡単な木のテーブルや椅子が海岸沿いにあるだけなのだが。灰皿が貝なのがさすが!
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突然のスコール
熱帯を感じるスコールが降ってきた。スコールは、強い雨なのだが1時間もしないで止んでしまう。
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Ao Jark Beach内側
RimLayの東側奥Ao Jark Beachの内側は、まさに熱帯を感じるジャングルのような景観が。
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疲れたらハンモック
今回のコテージのバルコニーには、ハンモックが。海で遊びつかれたら、ハンモックで優雅に昼から寝ればいい。
Rim Layの場所
Rim Layは、クート島南のビーチ「Ao Jark Beach」の一番西奥側にあるコテージ村のような宿泊施設です。目の前には、美しいプライベートビーチが拡がりビーチフロントの魅力を十分に活かせる施設です。宿泊施設は、すべてコテージで海岸前のコテージは数が少ないです。特徴をにある宿泊施設で、レストラン、バー、専用ビーチエリアなどがあります。
Rim Layは、島の港「Ao Slad pier」からかなり遠い施設に入り、ソンテウで約40分程度はかかります。
実際私は、8人乗合の一番最後になりました。後半の20分程度はほぼ一人でソンテウを楽しみました。
島の中でもかなり人里離れた場所になりますが、その景観は素晴らしいものがあります。
Rim Layは、2021年7月1日時点では、以下の「Booking.com」「Agoda(アゴダ)」で予約ができます。
シュノーケリング
今回は、Rim Lay前のビーチの両端でシュノーケリングを楽しみました。東側の奥は「Ao Jark Beach」と呼ばれています。
Rim Lay前のビーチは、遠浅で海底が白い砂になっていて海がとても澄んでいます。海遊びや、泳いだり、カヤックなどをするのには適しているのですが、シュノーケリングをやるには物足らない場所です。
そこで、このビーチの両サイドに岩場があったのでそこでシュノーケリングをしてみました。このビーチの端から端までは軽く300m以上はあります。
時間はたっぷりあるので、片方ずつシュノーケリングしてみました。シュノーケリングに適している場所かと言うとそうではないと思いますが、東の「Ao Jark Beach」側には少なからずサンゴ礁帯が見られました。
西側は、岩で魚はいますがサンゴ礁帯を見かけませんでした。
それでも、東側には少しのサンゴ礁帯があったのでそれなりに熱帯の多くの魚を見ることができ面白かったです。また、サンゴも大きくはないのですが所々にあり島を感じる海となっていました。
シュノーケリングで見たさまざまな魚やサンゴを、以下に写真で紹介します。これでもほんの一部です。
今回は、2020年11月19日~11月22日の3泊4日です。タイもコロナ感染が広がりましたが、この時期は感染が落ち着きタイ国内の感染者がほぼゼロを更新し続けた時期です。
海外との出入りは閉鎖されていましたが、タイ国内旅行は推奨され初めた時期で、海外旅行者は皆無でタイ人の動きも少なかったので人が少なかったと思います。
しかしここは、通常時でもクート島の中では人が少ない場所でゆっくり海を楽しむ事ができる場所だと思います。
シュノーケリングで見た主な魚やサンゴ
ビーチ西側ポイント
ビーチ中央の海底
ビーチ東側ポイント
キンセンフエダイ
スズメダイ属?名称不明
ヒトヅラハリセンボン
オトメベラとヒトスジタマガシラ
ヤスジチョウチョウウオ
ハゼ(種名不明)
ジャワラビットフィッシュ
ヒラムシ(種名不明)
岩にサンゴがついている
次のページ(3ページ目)で最後ですが、「クート島の島めぐり」を紹介します。