子どもとの海外旅行プラン作り(5)
予防接種の確認
予防接種の確認
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予防接種と言うとなんだかインフルエンザを思い出してしまう人が多いと思いますが、予防接種を受けないと入国できない国もあります。
この数年間、コロナウィルス感染症対策で各国がワクチン接種などのさまざまな条件を施してきましたが、これらの対策は2024年度にはほぼ皆無となっています。
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①は、入国時に予防接種証明書の提示が求められる国に行く場合に必要で、主にアフリカの熱帯地域や南米の熱帯地域の国々です。また、国をまたいで旅行する場合にも、黄熱等の流行国から入国する場合や乗り継ぎの時に予防接種証明書の提示が求められる国もありますの注意が必要です。 最終的には、旅行先国の在日大使館・領事館に事前確認することが大事です。 ②は、予防接種で旅行先国の感染症や流行している病気にかかるリスクを下げることを目的とする予防接種です。 予防接種は、旅行先国、旅行期間、旅行形態、年齢、健康状態、予防接種歴などによってさまざまなので、必ず事前に旅行先国の感染症情報を入手することです。 A型肝炎やB型肝炎など日本においても感染する確立の予防接種もありますが、大事なことはあまり過敏にならず多くの予防接種を受ける等のことは個人的にはしない方がいいかと思います。 予防接種が、すべてよい結果を生むとは限らないです。自分自身の体調や過去の経歴、経験、病歴などさまざまな要因を考えて予防接種機関と良く相談することが大事です。 一番大事なことは、海外旅行時に、ベストなコンディションになるように事前に健康管理をしておくことです。 |
海外旅行のための予防接種ポイント
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訪問国が必須の予防接種があるか?を確認する
最初に、厚生労働省検疫所公式ホームページから最新の情報を確認します。 その後に、海外旅行会社、航空会社、海外旅行サイトなどで確認し最後に旅行先国の大使館・総領事館で予防接種の必要性などを最終確認します。 予防接種をやたらすすめるサイトもあるので、サイト情報の有効性も必ず吟味し間違った情報や知識を得ないことに努めてほしいと思います。 ひとつのサイトではなく、さまざまなサイトで情報を確認し適切な情報であるかを判断することが肝心です。
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確認は、海外旅行出発日から3か月以上前に
予防接種には、数回接種するものや中には20~24週間の間隔が必要なものもありますので、旅行予定日程が決まったらすぐに予防接種の可否を確認します。 医療機関や検疫所などで、接種するワクチンの種類や接種日程も抑えておくとことも大事です。 全国の検疫所は、厚生労働省「予防接種実施機関の探し方」で調べられます。
海外旅行の予防接種で参考になるサイト
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厚生労働省検疫所公式ホームページ
海外旅行での予防接種は、まずはこのサイトからスタート。世界で今、流行ってい病気や感染症などの最新の情報が得られます。
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渡航者医療センターお役立ち情報(東京医科歯科大学病院)
病気のアドバイスからワクチンの解説など、海外旅行での予防接種に役立つ情報が多く掲載されています。
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渋谷トラベルワクチン(代官山パークサイドクリニック)
民間の医療機関なのだが、海外旅行に関する予防接種のことがよく紹介されているサイトです。海外旅行における予防接種を調べる上で役に立つサイトと思います。
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トラベルクリニック(予防接種サイト)
民間の医療機関なのだが、海外旅行、海外駐在に関する予防接種のことがよく紹介されているサイトです。 帰国後などのことも書かれているので、このサイトも海外旅行における予防接種を調べる上で役に立つサイトだと思います。