紅葉の高尾山の表紙イメージ画像

身近に紅葉のすばらしさを感じることができる人気の紅葉スポット、高尾山。

高尾山の紅葉 薬王院の天狗像(2017/11/24)画像01

高尾山の紅葉 薬王院の天狗像

は、東京都八王子市にあり都心から電車で約1時間と好位置にあり紅葉でも観光でも人気のスポットになっている。 標高は599mで、1967(昭和42)年に明治の森高尾国定公園に指定され約1200種の植物、約100種の野鳥、約5000種の昆虫が生息し2009年にミシュランに認定されてから人気が急上昇。 落葉広葉樹が多く気楽に行ける高尾山は、紅葉の名所としても人気が高い。歩くのが苦手な方や子連れのファミリーでも、ケーブルカーやリフトを利用すれば気軽に山に登れ紅葉を楽しむことができる。 登山道もよく整備されていて、徒歩でも約1時間~1時間40分ほどで山頂へ行くことができる。しかし反面、紅葉時は、登山客、観光客が多くなりかなり混雑することでも有名。 混雑時の高尾山は、公共交通機関、駐車場、公衆トイレが非常に混み合い女性用トイレ50分待ちもでるとか?高尾山に行くには、余裕を持った計画と行動スケジュールを決めておくことが肝心。 高尾山の人気の紅葉スポットは、、中腹にあるの3ヶ所。例年11月上旬~12月上旬くらいまで約1ヶ月間にわたって多くの人の目を楽しませる。一番の見ごろは、例年11月中旬から下旬。 登山ルートは1~6号路と稲荷山ルートの7コースがあり、その中でも一番の人気コースが、。1号路は、全長3.8km、所要時間は100分程度でモミジの数が多く全て舗装されていて、山頂までにトイレ8ヶ所、茶屋3ヶ所と比較的登りやすいコースになっている。 中腹までケーブルカーやリフトまで行きその後、1号路を利用する人が大半をしめる。山頂へは、ケーブルカーやリフトの駅からさらに40分から60分歩かなければならないが、是非山頂までは登りたい。天気がよければ、山頂からは富士山も見える。 また、例年11月の1ヶ月間、もみじまつりが開催されケーブルカーの清滝駅前で、車人形や太鼓、民踊おどりなど土日祝日を中心にいろいろな催し物が行われる。高尾山は気楽に行ける反面、混雑も覚悟しなければいけない紅葉スポットなのだが、一度行けばまた行きたくなる不思議な魅力がある山だと思う。

アイコン1の画像高尾山 紅葉情報(高尾登山電鉄)

今回の高尾山紅葉見学ルート

今回は、誰もが気楽に利用できるコースを選択。行きは、リフトを利用しリフトから見る紅葉を堪能。中腹のリフト山上駅から1号路を利用し「高尾山薬王院」、そして山頂。帰りは、山頂から吊り橋と豊かな自然が感じれる4号路コースを通りケーブルカーを利用し下山した。 は、吊り橋と豊かな自然が魅力。コースのほとんどが高い木の林を抜けていくような登山道なのだが、下るルートとして利用すれば普通に歩けると思う。

リフト「山上駅~「霞台」~高尾山薬王院

個人的には意外とこの間が、高尾山の紅葉を一番感じれる部分なのではないかと思う。中腹にあるケーブルカー「高尾山駅」やリフトの「山上駅」から少し歩いたところに、展望がよい展望台がありここが。 カフェになっている展望台と見晴らし台があり相模湾から遠く新宿までが見渡せる。昼間の景色も素晴らしいが、ここから見える夜景は、まさに「100万ドルの夜景」とも? 展望台の最上階にある「高尾山絶景カフェ」は、周りの絶景を見ながら休めるので最高の場所。 夏には、ビアマウントの会場になる。見晴らし台側には、フード店、茶屋、おみやげ屋などがある。霞台(かすみ台)展望台から高尾山薬王院までの道のりは、広い登山道の両側に大木が立ち並び落葉樹の黄色を中心とした紅葉で山の紅葉を感じれる道のりだ。 途中には、約70頭の猿がいる高尾山があり併設されているでは約300種類の山野草を見ることができる。

霞台 見晴らし台からみた景観①の画像10
霞台 見晴らし台からみた景観①
霞台 見晴らし台からみた景観②の画像11
霞台 見晴らし台からみた景観②
霞台の紅葉の画像12
霞台の紅葉
霞台 展望台からの景色①の画像13
霞台 展望台からの景色①
高尾山絶景カフェの画像14
高尾山絶景カフェ
霞台 展望台からの景色②の画像15
霞台 展望台からの景色②
霞台の茶屋とおみやげ屋の画像16
霞台の茶屋とおみやげ屋
登山道上の紅葉の画像17
登山道上の紅葉
高尾山さる園・野草園の画像18
高尾山さる園・野草園
登山道の紅葉の画像19
登山道の紅葉

高尾山薬王院

は、高尾山を代表する人気観光スポット。飯縄権現堂、四天王門と境内の至るところにモミジが植えられ、紅葉時は深紅に染め上げられ人気の紅葉スポットになっている。 朱塗りの「仁王門」なども人気の紅葉スポットになっている。高尾山薬王院での紅葉の見頃は、例年11月20日前後。紅葉だけではなく、お守りやお土産、大本堂や飯縄権現堂にある彫刻などを見て回り高尾山の歴史を感じれる場所でもある。 また、高尾山薬王院では、高尾山ならではの天狗と紅葉が一緒に写真が撮れるフォトスポットとしても人気がある。また、四天王門の前にはおみやげ屋さんが立ち並び、参道の賑わいを見せている。

紅葉の四天王門(してんのうもん)の画像20
紅葉の四天王門(してんのうもん)
飯縄大権現(いづなだいごんげん)の画像21
飯縄大権現(いづなだいごんげん)
右が大天狗、左が小天狗像の画像22
右が大天狗、左が小天狗像
飯縄権現堂前の山伏姿の天狗像の画像23
飯縄権現堂前の山伏姿の天狗像
ご本堂へ続く階段の紅葉の画像25
ご本堂へ続く階段の紅葉
高尾山薬王院のご本堂の画像24
高尾山薬王院のご本堂

高尾山頂

は、ケーブルカー駅「高尾山駅」から徒歩で40分程度、リフト駅からは徒歩で50分から60分程度で行ける。 山頂には、展望台があり晴れていれば富士山や丹沢、奥多摩の山々、新宿副都心の高層ビル群などを望むことができる。イロハモミジやカジカエデが山頂周辺の斜面を彩る景色が絶景。 周辺の山々も紅葉でキャンパスを描いている。また、山頂は「関東の富士見100景」に選ばれている。 さらに、山頂にはいくつかの食事どころがあり休憩ができる。特に城山茶屋のなめこ汁は、高尾山名物と言っても過言ではないほどの人気ぶり。

山の紅葉の画像26
山の紅葉
山頂に向かう登山道の画像27
山頂に向かう登山道
山頂からの景観の画像28
山頂からの景観
山頂のカエデの画像29
山頂のカエデ
山頂からの景観の画像32
山頂からの景観
山頂からの景観の画像33
山頂からの景観
山頂ひろばのようすの画像30
山頂ひろばのようす
富士山が少しだけ見えたの画像31
富士山が少しだけ見えた
山頂のお店の画像34
山頂のお店
山頂の紅葉の画像35
山頂の紅葉

4号路コース(吊り橋コース)

からの帰路は、ケーブルカー駅まで「4号路コース」を歩いて下った。「4号路コース」は、撮影での人気スポット 吊り橋があり、多くの木々が生い茂り森の自然を肌で感じながら歩くことができるコース。 約1.5kmのコースで下りなら40分程度。「4号路コース」入口には「滑りやすい山道」と書いてあるがスニーカー等でも下ることができると思う。木が多いコースなので、紅葉と森林浴の両方が楽しめる。 行きと帰りのコースを自由に変えられるのも高尾山の魅力なのかもしれない。

4号路コースの山頂側下り口の画像36
4号路コースの山頂側下り口
4号路コースの山頂側下り道の画像37
4号路コースの山頂側下り道
平坦な部分もある4号路の画像38
平坦な部分もある4号路
木々の隙間から見る斜面の紅葉の画像39
木々の隙間から見る斜面の紅葉
ブナの黄色も格別の画像40
ブナの黄色も格別
途中の休憩エリアの画像41
途中の休憩エリア
傾斜がある登山道のようすの画像42
傾斜がある登山道のようす
吊り橋「みやま橋」(ボケ写真だ!)の画像43
吊り橋「みやま橋」(ボケ写真だ!)
吊り橋の揺れに負けたボケ写真の画像44
吊り橋の揺れに負けたボケ写真
4号路らしい紅葉の景観の画像45
4号路らしい紅葉の景観
下り終点薬王院「浄心門」が見えたの画像46
下り終点薬王院「浄心門」が見えた
4号路の中腹側起点の画像47
4号路の中腹側起点

高尾山口駅近郊

京王線の高尾山口駅からケーブルカー駅までの道にも紅葉がいっぱいあるので楽しめる。

高尾山口駅の近郊の画像46
高尾山口駅の近郊
高尾山口駅の近郊の画像47
高尾山口駅の近郊

今回巡れた高尾山パワースポット

開運ひっぱり蛸
開運ひっぱり蛸の画像54
開運ひっぱり蛸

開運ひっぱり蛸は、ケーブルカー高尾山駅を降りて山頂に向かうとすぐに、樹高37メートル、目通り約6メートル、推定樹齢450年の不思議な形をした「たこ杉」がある。高尾山では、開運のパワースポットNO1のたこ杉。蛸杉の傍に近づいて根を撫でる来山者が多かったので2009年に「開運・ひっぱり蛸」が建立。「開運・ひっぱり蛸」の頭を撫でて本堂で手をわせ、開運を引き寄せてもらえるとのこと。

六根清浄石車
六根清浄石車の画像56
②こま参道入口

仁王門を潜るとすぐに、六根清浄石車(ろっこんしょうじょういしぐるま)がある。六根とは、眼・耳・鼻・舌・身のそれぞれの感覚、いわゆる五感と、それらを正しく判断する心を合わせた六感のことを言うらしい。六根清浄石車は山内に18ヶ所あり、それぞれを6回転づつ回すことで108となり、人の煩悩の数と同じになる。

願叶輪潜
願叶輪潜の画像57
願叶輪潜

願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)は、薬王院境内にあり願いを掛けながらくぐり、その奥にある大錫杖(だいしゃくじょう)をご本尊様に願いが届くように強く鳴らして更なる諸願成就を祈願するとのこと。

高尾山の乗り物

ケーブルカー

高尾山と言えばこの。ケーブルカーは、高尾山の麓、標高201mの清滝駅から山の中腹、標高472mの高尾山駅の間を片道約6分で運航する。 ケーブルカーとしては、日本一の急勾配を誇りその最急勾配は31度18分にもなる。ケーブルカーの線路横には、たくさんのオオモミジやイロハモミジが群生し赤や黄色の美しいトンネルのようになる。 しかし紅葉の混雑時は、ケーブルカー上り80分待ち、下山50分待ちなど異常な混雑になる。このケーブルカーは、最大で135人を一度に運ぶことができるので、混雑時はまるで満員電車状態。可能ならば前後の先頭部分から回りの景色を見ながら乗りたい。 上りの混雑ピークが9時~13時頃、下りの混雑ピークは12時~16時。ケーブルカーもリフトも同じ料金で、大人片道490円、往復950円、小学生片道250円、往復470円(2022年10月現)となる。

ケーブルカーの画像06
ケーブルカー
ケーブルカー「清滝駅」の画像02
ケーブルカー「清滝駅」
清滝駅上の紅葉の画像04
清滝駅上の紅葉
ケーブルカー「高尾山駅」の画像09
ケーブルカー「高尾山駅」
ケーブルカーの中の画像48
ケーブルカーの中
混雑時は満員電車状態の画像49
混雑時は満員電車状態
リフト

ケーブルカーと共に人気があるのが、個人的にはリフトの方がおすすめ。二人乗りなので確実に紅葉が見れケーブルカーよりも自然と一体になる感じがいい。 高尾山を満喫できる乗り物だと思う。リフトは、山麓駅(標高201m)と山腹のリフト山上駅(標高462m)の間を約12分で運行する。はじめていく人は、ケーブルカーとリフトの両方を体験してほしい。 しかし紅葉の混雑時は、リフトの待ち時間はケーブルカーより若干短いと言われるがあまり変わらない。 上り80分待ち、下山50分待ちなど異常な混雑になることもある。上りの混雑ピークが9時~13時頃、下りの混雑ピークは12時~16時。リフトの18番から見る下界の景色は人気スポットとなっている。 リフトは、上りながら景色を見ていくのか下りながら下界を見ていくのかの選択になる。両方がおすすめなのだが、下界の方がおもしろそうだ。リフトもケーブルカーと同じ料金で、大人片道490円、往復950円、小学生片道250円、往復470円(2022年10月現)となる。

リフト「山麓駅」の画像03
リフト「山麓駅」
山麓駅前の紅葉の画像05
山麓駅前の紅葉
山麓駅のリフト乗り場の画像50
山麓駅のリフト乗り場
リフトからの紅葉①の画像51
リフトからの紅葉①
リフトからの紅葉②の画像07
リフトからの紅葉②
人気スポットのリフト18番の景色①の画像08
人気スポットのリフト18番の景色①
人気スポットのリフト18番の景色②の画像52
人気スポットのリフト18番の景色②
リフト19番の下界の景色の画像53
リフト19番の下界の景色
高尾山の宿

タカオネ(TAKAONE ACTIVITY&STAY)

「タカオネ TAKAONE ACTIVITY&STAY」は、2021年7月17日にオープンしたばかりの体験型ホテルです。都心ではできないさまざまな体験ができるホテルになっています。 レンタルシューズなどがあり高尾山へのハイキングをも楽しめます。また、施設には、ゆっくり休める静かなラウンジや八王子産の野菜や食材をふんだんに使った料理が楽しめるレストランがあります。

2023紅葉情報