城ヶ島 馬の背洞門

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「馬の背洞門」(2016/09/25)の画像01

「馬の背洞門」(2016/09/25) 晴れ

今回は、三浦半島の最南端にある城ヶ島の「馬の背洞門(うまのせどうもん)」を紹介します。私は、この「馬の背洞門」に行く数日前に、ディズニー映画の「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」を見ました。年老いた身長7メートルの巨人の「BFG」と少女のふれあいの物語なのですが、映画の中で出てくる巨人の国(島)の入口に大きな穴の開いた岩がでてきます。この大きな岩が「馬の背洞門」に似ていたのでここに来てしまいました。「馬の背洞門」は、波浪や潮流によって陸地が浸食される海蝕(かいしょく)現象によって巨岩に大きな穴が形成された洞窟で、長い年月をかけてできた見ごたえのある景勝を創りだしています。穴の向こう側には反対側の海が見えまるで絵画を見ているようです。土質が凝灰質の砂礫で、柔らかくもろい岩質で当然、馬の背洞門への岩に登ったり洞門には立ち入りできません。「馬の背洞門」は、高さ8メートル、、横6メートル、厚さ2メートルで、地元の人は、「馬の背洞門」のほかに「めぐり洞門」「眼鏡の洞門」などとも呼んでいます。「馬の背洞門」への行き方は、城ヶ島公園から下ってくる東側ルートと城ヶ島灯台から城ヶ島ハイキングコースを歩いてくる西側ルートの二つがあります。今回は海岸線を楽しみながらこれる西側ルートを行きも帰りも利用しました。歩いて30分もかからないところに「馬の背洞門」はあります。途中、磯の生き物を観察したり、貝殻拾いをしたりして来れるのが西側ルートの魅力です。但し、岩場を歩くので歩きやすい靴で行くことをおすすめします。城ヶ島公園からのルートは若干近いのですが、途中が山道で草木が生い茂った中を通り抜けるルートになります。「馬の背洞門」は、真上から見ることもできます。この上から見た形が馬の背に見えるというのですが・・。東側ルートは、この「馬の背洞門」の真上に到着します。全体の景観を見るには、少し急な下り階段を降りて「馬の背洞門」の全体のすがたを見ることになります。「馬の背洞門」は、観光地としてあまり有名ではないのですが、城ヶ島に足を運んだ時には、子どもと磯遊びなどをしながら一度は訪れてほしい場所です。また、「馬の背洞門」がある城ヶ島に関しては本ホームページの海ロケーションガイド「三浦半島 城ヶ島」で紹介しています。

多くの人が記念写真を撮るの画像02

多くの人が記念写真を撮る

遠くから馬の背洞門を見るの画像03

遠くから馬の背洞門を見る

馬の背洞門の楽しみ方

下の地図の通り、「馬の背洞門」への行き方は、城ヶ島公園から下ってくる東側ルートと城ヶ島灯台から城ヶ島ハイキングコースからくる西側ルートの二つがあります。東側ルートは、城ヶ島公園の入口からすこし戻った所にウミウ展望台へ続く遊歩道の入り口から入り、歩いて15分(400m~500m程度)程度で着きます。但し、道が整備されていないので草木などがあり歩きにくい道です。西側のルートは、海岸線を歩くので30分(800m)はかかりますが、海岸線が気持ちいいコースです。

馬の背洞門の場所の画像04

※本画像は、県立城ケ崎公園のパンフレットから引用。ルートをわかりやすくするために、本Shizengate独自に色付けしたものです。。引用日:2016/10/15

馬の背洞門のポイント

上から見た馬の背洞門の画像05

上から見た馬の背洞門

馬の背洞門は、上から見ることもできます。馬の背に見えますか?東側ルートから入ってきた場合は、この上から眺められる高台から海岸に降ります。

馬の背洞門の高台に登るの画像06

馬の背洞門の高台に登る

西側ルートから来た人は、馬の背洞門の上を見る場合には、海岸の横にある急な崖の階段を上り高台に上がり、馬の背洞門の上を見ます。

馬の背洞門に小さな穴が?の画像07

馬の背洞門に小さな穴が?

馬の背洞門の大きな穴の左手に小さな穴が。写真の赤丸部分から反対側の海を覗いてください。

小さな穴からも海が・・の画像08

小さな穴からも海が・・

小さな穴からも反対側の海が見えます。なんとなくこちらの穴のほうが、神秘的に感じてしまいます。

馬の背洞門前は磯遊びが楽しめるの画像09

馬の背洞門前は磯遊びが楽しめる

馬の背洞門前は、小さなタイドプールがあちらこちらに姿を見せ、絶好の磯遊び場になります。

西側ルートの海岸線の画像10

西側ルートの海岸線

西側ルートは、海岸線をなでるように歩いてくるルートです。海側を歩くか内陸側を歩くかは自由です。

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