首都圏から行ける海辺でキャンプができる貴重なキャンプ場
多田良北浜海岸キャンプ場(ただらきたばまきゃんぷじょう)は、千葉県の館山・南房総に位置する多々良北浜海岸にあり海辺でキャンプができ、最高のロケーションを楽しむことができます。夏休み期間中は、多くの家族連れや若者で賑わいます。 民間の一般社団法人(南房総市観光協会)が運営しているためリーズナブルにキャンプができます。また、房総半島の中では本ホームページで紹介している「根本マリンキャンプ場」とともに海辺前でキャンプができる貴重なキャンプ場です。 目の前が海水浴場になっているため、キャンプをしながら海水浴、釣りなどの海のアクティビティを満喫することができます。キャンプ場の隣には、「日の出ボート」「富士屋釣りボート」と釣りのボート屋さんがありボート釣りを楽しむこともできます。 海岸は、遠浅で波も穏やかなのでファミリー向きの海岸になっています。さらに、景観豊かな大房岬を見渡せ、天候が良ければ遠くに富士山を見ることができます。キャンプ場は、約100張程度のテントが張れる広大な敷地面積(約999坪)がありますが、営業期間が4月下旬~5月上旬の大型連休と7月~8月と短くしかも予約できない完全なフリーサイトです。 夏休み期間の祝祭日は、サイト確保が非常に難しいキャンプ場でもあります。以前は海岸側に、二組のテントサイトを縦列に張れましたが、今は1組の車とテント&タープのみが縦に配置できるように場内舗道が仕切られています。 海岸側のサイトを確保したい人は、混雑しない平日に入るか混雑時を外した時期に行くことをおすすめします。混雑時の海側サイトの確保は、運との戦いです。また、海辺のキャンプは砂でジャリジャリするイメージがありますが、多田良北浜海岸キャンプ場は海岸から少し高くなっていて草と砂で覆われた地面で通常のペグも利用することができます。 さらに浜風が吹きますので、比較的心地よく過ごすことができます。しかし、海辺ですので太陽を遮るものはなくタープは必須になります。また、風が強い日は強風対策も必須になります。 水シャワーやトイレ、炊事場、ゴミ捨て場と必要最低限の設備も整っています。キャンプ場の近くには、コンビニやホームセンターなどがあり買い出しに便利です。 個人的には、首都圏から行ける目の前で海を見ながらキャンプができるキャンプ場としては、伊豆半島にある「宇久須キャンプ場」とこの「多田良北浜海岸キャンプ場」が二大おすすめキャンプ場になります。
大房岬を見渡せる海が目の前の多田良北浜海岸キャンプ場
(2019/08/03)
海側サイトの全景
キャンプ場の全景
私たちが選んだ海側のサイト
テントから海が丸見え
キャンプ場概要
多田良北浜海岸キャンプ場 |
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キャンプ場関連のホームページ | 多田良北浜海岸キャンプ場(「南房総いいとこどり」サイト) |
個人評価 | ★★★★★ |
環境 | 海辺(海岸) |
景観 | ★★★★★ |
施設 | ★★★ |
区画 | ★★★ |
サイト数 |
2021年は、緊急事態宣言のため開設中止 |
営業時期 | 4月下旬~5月上旬の大型連休と7月~8月 |
バンガロー |
なし |
サイト床土 | 草と砂で覆われた土 |
買出の店 | あり(コンビニ、ホームセンター、etc) |
シャワー |
水シャワーあり。(無料) |
電源サイト | なし |
売店 | なし |
入退場時間 |
受付時間: 午前8時から午後5時まで |
直火 | 不可 |
車の出入り | 全日出入り可。 |
ゴミ | ゴミ捨て場あり |
ペット | 可 |
サイト紹介(紹介内容は、年経過より現況と違う場合があります。)
多田良北浜海岸キャンプ場のサイトは、全てがフリーサイトとなっていて、テント100張り程のサイトが確保できる広さがあります。キャンプ場内には、場内を一周するような感じで場内舗道があり、この舗道がある意味でサイト区画の目安になっています。 今回は、サイトの位置を説明しやすいように本ホームページにて独自にサイト名を4つ設けました。海側サイトの、「海岸サイト」、キャンプ場の端に当たる「岡本川側サイト」、キャンプ場の中央に当たる「内側サイト」、そして防波堤側にある「堤防側サイト」と4つに分けてみました。 サイトの広さ制限はありませんが、どのサイトもツールームテントが立てられ1台の車が駐車できる程度の広さを確保することができます。
多田良北浜海岸キャンプ場のサイトマップ
※本サイトマップは、多田良北浜海岸キャンプ場の入口にあるサイト図を撮影し引用させていただいています。 サイト名称は、サイト説明を補完するものとして本ホームページ「Shizengate」が独自で利用しているもので公的な名称ではありません。引用日:2019/08/24
海岸サイト
海岸サイトは、キャンプ場の入口からキャンプの奥端までの海岸側のサイト。この海岸サイトは、サイトから海が見える絶景のサイトだけに人気が高く確保が難しい。 このサイトからカヤックを降ろす人もいる。現在では、海岸はサイトは基本的に場内舗道から縦型にテント、タープ、車を配置するように推奨されていて、横並びに立てるのはサイトが混雑していない時にのみ許可されているようだ。 人気エリアを、多くの人に利用してもらいたいとの思いからだと思う。海側サイトは、炊事場とトイレ棟の前にもいくつか確保できる場所がある。海側サイトは、窮屈に詰め込んでも30サイト程度と推測する。 炊事場前には10サイト程度、キャンプ場エリアに20サイト程度が確保できると思う。海側サイトは、サイトからすぐに海岸に行けるのでとても便利なエリアだ。海側サイトが、多田良北浜海岸キャンプ場の顔でもある。
キャンプ場中央側の海側サイトの全景
炊事場前の海側サイトの全景
海側サイトの縦列配置①
海側サイトの縦列配置②
海側サイトからの景観①
海側サイトからの景観②
海岸から見た海側サイト①
海岸から見た海側サイト②
タープテントから見た大房岬
タープテントから見た逢島、勝山方面
岡本川側サイト
岡本川側サイトは、キャンプ場の端にある川で釣りなどが楽しめます。このサイトは、海岸サイトよりも景観が落ちますが川を目の前にし隣接する原岡海水浴場からの海などが見え海と川の両面の景観が楽しめます。 キャンプ場の一番奥にあり炊事場やトイレ棟からは離れています。若干地面に草が多く生えている場所が多い場所ですが静かにキャンプを楽しむことができます。海岸サイトが満杯の場合は、この岡本川側サイトを選択するのが手かもしれません。
岡本川側サイト
岡本川側サイトの景観
内側サイト
内側サイトは、キャンプ場の中央にあるフリーサイトエリアです。海岸サイト、岡本川側サイトがいっぱいになってから埋まりはじめます。多く人たちが参加するグループキャンプの人たちは、サイト面が大きく取れることもありこの内側サイトを好んで確保されているようです。 混み具合によりますが、サイトから海が見えない場合が多いかと思います。
内側サイトの全景
内側サイト
内側サイトからの景観①
内側サイトからの景観②
堤防側サイト
堤防側サイトは、キャンプ場の内陸側にある防波堤の前のサイトです。目の前に、海岸サイトと内側サイトがありますので、海がほぼ見えないサイトになります。 縦配列ではなく車の横にテントが張れる横配列が可能なので、車の近くにテントやタープを立てたい人に便利です。防波堤が背後にありますので、若干影ができたり風の食い止めができるかもしれません。
堤防側サイト①
堤防側サイト②
多田良北浜海岸キャンプ場の施設
多田良北浜海岸キャンプ場の施設は、必要最低限の施設が整備されています。 整備されている施設は、「トイレ」、「炊事場」、「水シャワー」、「ゴミ捨て場」の4点です。 特にゴミ捨て場は、分類別に捨てられるゴミ捨て場があることがうれしい点です。
受付棟
受付場所は、キャンプ場入口にあります。ここで、受付し料金を払い料金支払いの旗をもらいます。 旗は、車用、テント用、タープ用と同じ色の旗を3枚もらいそれぞれに備え付けておきます。宿泊数別に旗の色が違いますので、本日帰るのかどうかなどがわかります。 レンタル等は、一切ありません。受付の人が外出していたり不在の場合は、サイトでテントを立てていれば、夕刻頃に係りの人が料金を集めに来ます。
受付小屋
旗
受付にある料金看板
トイレ棟
トイレは、受付を入るとすぐ目の前に見えます。比較的きれいに管理、清掃がされています。男性用は、二つの小便器と二つのトイレ室がありました。
トイレ棟
男性用便器
便器
炊事棟
炊事棟は、トイレ棟の横にあります。炊事場には、水道が5口あります。シンクと蛇口の位置が高く、比較的使いやすい炊事等です。生ごみ入れもシンクの後ろにあり非常に便利です。
炊事棟
炊事等の蛇口
炊事等のシンク
水シャワー・ゴミ捨て場・焚火コーナー
今回写真を撮り忘れましたが、水シャワーは、炊事等の横に二口あります。通常の水シャワーです。
炊事場の横に、分類別のゴミ捨て場と焚火コーナーがありました。
水シャワー
ゴミ捨て場
焚火コーナー
多田良北浜海水浴場
多田良北浜海水浴場は、遠浅で波が穏やかな海岸です。干潮になるとキャンプ場よりもだいぶ沖まで砂浜が見えるようになります。
多田良北浜海水浴場(大潮の干潮時)
多田良北浜海水浴場(大潮の干潮時)
多田良北浜海水浴場(大潮の干潮時)
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