日川浜海水浴場に隣接した市営のオートキャンプ場
日川浜(にっかわはま)オートキャンプ場は、茨城県神栖市(カミスシ)にある「日川浜海水浴場」に隣接した市営のオートキャンプ場です。2010年には、日本オートキャンプ協会から「3ツ星キャンプ場」に認定されました。 キャンプ場から海は見えませんが、歩いて5分もすれば風力発電の風車と白い砂浜の日川浜海水浴場があり、海水浴、釣り、潮干狩りなど海のアクティビティが楽しめるキャンプ場です。1年中通年営業しているので、年越しキャンプでは初日の出を見る事もできます。 日川浜オートキャンプ場は、工場が近くにあり自然派キャンパー向けのキャンプ場ではありませんが、海遊びや観光の拠点として利用することができるキャンプ場です。 キャンプ場のサイトは、「オートキャンプサイト」「フルフックアップサイト」「フリーテントサイト」「キャビン」に分けられ、南北に細長く真ん中にある車道の両サイドに区画が並び端から端まで結構な距離があります。 サイトの区画は、予約時には指定できず、到着受付後に割り当てられます。サイトのほとんどを占める50区画もあるオートキャンプサイトは、1泊3,660円(2021年)からととてもリーズナブルです。オートキャンプサイトの内4区画は、150㎡もあるフルフックアップサイトになっています。 オートキャンプサイトは、全面が芝生で区画ごとに植木で区切られAC電源が備えられ水道もあります。しかし、日陰が無いサイトが多く、夏場の暑さ対策は必須です。キャンプ場の施設は、炊事場、バリアフリートイレ、シャワー室、炭捨て場やゴミ捨て場などが設けられ充実しています。 また、一部のサイトでは、ペット同伴でのキャンプが可能です。車で5分位の所に、管理棟で割引チケットがもらえる日帰り温泉「湯楽々(ゆらら)」があり、気楽に温泉が楽しめます。さらに、近くにスーパーもあります。毎年冬季には、サイト料金がお得になるキャンペーンも毎年おこなわれています。 キャンプ場の遊びの中心となる日川浜海水浴場は、無料ではまぐりの潮干狩りができる浜として有名でしたが、ここ最近の乱獲によりはまぐりが少なくなり、茨城県も2018年度より、はまぐりの潮干狩りエリアを1/10以下まで制限せざるおえない状況になってしまいました。 日川浜海水浴場も今では、はまぐりやあさりが簡単に取れる浜ではなくなってしまい非常に残念です。しかしながら、日川浜オートキャンプ場は、過ごしやすく、四季を通じ海を満喫できる数少ない海沿いのキャンプ場で、海を楽しみたいキャンパーにとっては魅力あるキャンプ場です。
私たちに割り当てられた29番のオートキャンプサイト
(2018/05/05)
南北に細長いキャンプ場
夕暮れのサイト
キャンプ場概要
神栖市営 日川浜オートキャンプ |
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キャンプ場関連のホームページ | 神栖市営 日川浜オートキャンプ |
個人評価 | ★★★ |
環境 | 海岸近く |
景観 | ★★ |
施設 | ★★★★ |
区画 | ★★★★★ |
サイト数 |
2021年 |
営業時期 | 通年営業 |
キャビン(ペット不可) |
2021年
■キャビン:2棟(約9.5畳) |
サイト床土 | 芝生 |
買出の店 | 近郊にあり |
シャワー |
あり(100円/3分) |
電源サイト | オートキャンプサイト、テントサイトの全区画にあり |
売店 | 有り |
入退場時間 |
■オートサイト |
直火 | 不可 |
車の出入り | 22:00~06:00 不可 |
ゴミ | 分別し指定ゴミ箱へ |
ペット | オートキャンプサイトペット専用区画6サイトのみOK |
サイト紹介(紹介内容は、年経過より現況と違う場合があります。)
日川浜オートキャンプ場のサイトは、先に紹介した通り「オートキャンプサイト」「フルフックアップサイト」「フリーテントサイト」「キャビン」の4つのエリアに分けられています。 入口の管理棟から「オートキャンプサイト」がはじめり中間点に「フルフックアップサイト」があります。そして「オートキャンプサイト」が再度はじまり、一番奥側に「キャビン」、「テントサイト」になります。 管理棟、中間点、奥側にそれぞれ炊事場とトイレがあります。複数台でこられたグループの方のために、駐車場が管理棟、中間点、奥側にそれぞれあります。
日川浜オートキャンプ場のサイトマップ
※本サイトマップは、日川浜オートキャンプ場のパンフレットより引用させていただいています。説明がしやすいように、Shizengateにて追描をしいます。 :引用日:2018/05/12
オートキャンプサイト
オートキャンプサイトは、100㎡の広さと電源、水道、車1台が駐車できるスペースがあり、快適にキャンプをすることができます。サイト番号は、管理棟側から1番からはじまり奥側が46番サイトになります。 29番~31番サイト場を除くオートキャンプサイトは、垣根がありプライベイトは保たれていますが車道を挟み対面にもサイトがあります。車の往来や対面のサイトが気になる人もいるかもしれません。 車道を、早く走る車もいますので注意が必要です。また、木陰ができるサイトが少ないので夏場などは木陰を確保できるサイトに当たれば運が良かったと思いましょう。ペグも打ちやすくサイトとしては良い環境です。 また夜、暴走族の音が聞こえる時もあります。
オートキャンプサイトはじまりの全景
5番、6番、14番、15番周辺
DODのタケノコテントも余裕
木陰が少ないオートキャンプサイト25番
今回利用の29番
29番~31番サイトは、対面サイトがない
DODカマボコテントもすっぽり32番
奥側サイトは、景色が開けている
フルフックアップサイト
フルフックアップサイトは、広めのサイトで人気があります。150㎡の広さがあり電源、水道、車1台が駐車できます。車が複数台の場合は、近くの駐車場に停めます。 フルフックアップサイトは、大き目のサイトで快適にゆっくりキャンプをすることができ対面サイトもなく、炊事場、トイレも近いです。但し、ペット同伴はできません。 日川浜オートキャンプ場は、原則1区画にテント1張、車1台、タープ1張。2家族以上で利用する場合でテント2張以上、車2台以上になる場合は複数のキャンプサイトを利用しなくてはならないことに気を付けて欲しい。 フルフックアップサイトは、グループ用の区画ではなく広いサイトが欲しい方へのサイトです。個人的には、おすすめしたいサイトです。
フルフックアップサイトB、広い!
フルフックアップサイトCも広い!
電源はサイト間に2電源用意されている
フルフックアップサイトは、対面サイトがない
テントサイト
テントサイトは、フリーサイトのようなエリアですが、ロープで区切らています。サイト間の垣根がない分、広々とした景観と窮屈さを感じないサイトになっています。64㎡前後の広さがあり電源が利用できます。 水道はなく車は、近くにある駐車場に停めます。荷物運搬用のリヤカーなども用意されています。テントサイトの入口に炊事場とトイレがあります。
テントサイトの全景
高台から見たテントサイト
区画はロープで仕切られている
電源が使えるテントサイト
キャビン
キャビンは、エアコンのみが備えられているキャビンです。ウッドデッキがありBQQなどができますが、寝具、キッチン用品、BBQ用品はありませんので用意が必要です。 タープ、テント等の設営はできません。エアコンを利用したい人や手軽に泊まりたい人には、良いキャビンだと思います。
キャビンA
キャビンB
バーベキュー広場と高台
キャンプ場の中間あたりに遊具などがあるバーベキュー広場がある。キャンプ場の一番奥側には、高台がありキャンプ場を一望できる。
バーベキュー広場
奥にある高台
日川浜海水浴場
キャンプ場から歩いて5分程度に日川浜海水浴場がある。キャンプでの遊び場中心になるかと思う。日川浜海水浴場は、海岸線に立ち並ぶ風車と広い砂浜の眺めの良さが人気。 海水浴、釣り、潮干狩りが楽しめる。はまぐりの潮干狩りは、現在では難しくなってきてしまっている。
海岸線に立ち並ぶ風車
潮干狩り?
神栖市営 日川浜オートキャンプ場の施設
キャンプ場の管理棟周辺
入口を入ると目の前に管理棟が見えます。管理棟では、受付、自販機、炭、薪、着火材、お菓子、ドリンク、焼きたてパンなが販売されています。周辺のパンフレットの入手や日帰り温泉の割引チケットも管理棟で受け取ります。
キャンプ場入口
管理棟
キャンプ場の炊事棟とトイレ
炊事棟とトイレは、3ヶ所あり管理棟、中間点、奥側にそれぞれ炊事場とトイレがあります。どこも、きれいに清掃されています。管理棟のはバリアフリーのトイレがあるのが市営らしさだと思います。
管理棟にある洗面所
洗剤もある管理棟の炊事場
管理棟にあるトイレ
管理棟の男性便器
管理棟の便器
中間部のサニタリー棟
サニタリー棟の男性便器
サニタリー棟の便器
サニタリー棟の便器扉のシールがいい
サニタリー棟の臭い玉がいい
洗剤もあるサニタリー棟の炊事場
サニタリー棟の足洗い場
サニタリー棟の炭捨て場
サニタリー棟のカン、ペットボトル
の捨て場
テントサイトのトイレ
テントサイトのゴミ捨場
テントサイト用のリヤカーと一輪車
サイトの電源と水道
各サイトには、電源があり、オートキャンプサイトとフルフックアップサイトには水道がある。電源は、サイト間の間に配電盤があり隣同士の2サイトが同じ配電盤から電源を取る形になる。 水道は、専用ではないが2サイトに一つの割合でサイト間に設置されている。
サイト間に配電盤がある
オートキャンプサイトの電源
オートキャンプサイトの電源
テントサイトの電源
サイト間にある水道
シャワー&コインランドリーと炊事場とゴミ捨て場
管理棟にはキ、有料の温水シャワー(100円/3分間)とコインランドリーがある。コインランドリーは、洗濯機 200円/1回、乾燥機 100円/30分。 また、キャンプ場入口の駐車場横に、燃えるゴミ、缶、ペットボトル、など分別のごみ捨て場がある。各炊事棟にも、缶、ペットボトルの捨て場はある。粗大ゴミ、ガス缶は有料で引き取りしてくれる。(1個100円)。
コインランドリー
分別のゴミ捨て場