なみのこ村オートキャンプ場
なみのこ村オートキャンプ場は、根府川の海岸沿いの松林にあるオートキャンプ場。あまり有名ではないが、神奈川県内で海岸沿いにあるキャンプ場は、この「なみのこ村オートキャンプ場」と2012年4月に神奈川県から茅ヶ崎市へ移譲された「茅ヶ崎市 柳島キャンプ場」、そして2016年3月にオープンした「真鶴シーサイドキャンプ場」の3ケ所だけ。 伊豆半島でも、目の前に海がある海岸沿いのキャンプ場は、「宇久須キャンプ場」、「キャンプ黄金崎」と下田にある「マリンサイドキャンプ」だと思う。 「茅ヶ崎市 柳島キャンプ場」は、子どもへの野外教育を目的とした公共施設色が濃くオートキャンプはできない。以前禁止されていた飲酒は、茅ヶ崎市委譲後に他の利用者に迷惑を及ぼさない範囲ならで可能となった。いづれにしても私設のキャンプ場とは少し違う。「なみのこ村オートキャンプ場」は、オートキャンプ(14サイト)、コテージ2棟と日帰りバーベキュー施設が設けられ神奈川県内では唯一、海の目の前でキャンプができる貴重な場所なのだ。 小田原厚木道路の石橋I.CからR135を真鶴新道方面へ約10分、またJR根府川駅からも徒歩10分程度と首都圏からのアクセスも良い。青い海、地平線から登る日の出と海の景色が充分に満喫できる。反面、夜から深夜まで、134号線の車の通る音やJR東海道線の走る音が響き、 静かなキャンプ場とは言いがたい面もある。また、アクセスの良いキャンプ場であるがゆえに夜遅くまで騒ぐグループも時折見かける。 「なみのこ村オートキャンプ場」は、都会の雑踏と自然が混ざり合った不思議な場所とも言える。 静かなキャンプライフを求めるキャンパーには、向かないかも?しかし、「なみのこ村オートキャンプ場」は、海の醍醐味と波の音で目を覚ます海岸キャンプを充分に楽しませてくれる貴重なキャンプ場だ。
なみのこ村オートキャンプ場
キャンプ場概要
なみのこ村オートキャンプ場 |
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キャンプ場関連のホームページ | なみのこ村 |
個人評価 | ★★★ |
環境 | 海岸沿い |
景観 | ★★★★★ |
施設 | ★★★ |
区画 | ★(4m×8m程度) |
サイト数 |
14サイト |
営業時期 | 通年(オフシーズン土、日、祝のみ) |
ログハウス |
有(2棟) |
サイト床土 | 硬い砂利土 |
買出の店 | 車で5分程度 |
シャワー |
有り(無料) |
電源サイト | 有り |
売店 | なし(飲み物自動販売機のみ) |
入退場時間 |
サイト:in11:00 out10:00 |
直火 | 禁止 |
車の出入り | 24時間できてしまう |
ゴミ | 持ち帰り |
ペット | 可 |
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サイト紹介(紹介内容は、年経過より現況と違う場合があります。)
なみのこ村オートキャンプ場のサイトエリアは、海側の5サイトと陸側の9サイトの合計14サイトがある。(場内マップ )。サイトは、全般的に長細い長方形型で幅が約4m程度。大きめの5人用テントならば横幅にそれぞれ50cm強程度しか余裕が取れないスペース。 タープも完全には、張りきれない。タープのスペースを確保すれば車は、サイト内に置けず管理棟前の駐車場におくことになる。テントと車、テーブルが基本となるスペースだ。各サイトとも横とのサイトとは植木で仕切られていてプライベート感はそれなり。 おすすめサイトは、海側の5サイト。特に19番は一番のおすすめ、次に18番だと思う。今回は、運良く19番サイトを確保。 陸側は、正直サイトスペースも狭く開放感がなく、しかもサイト上に134号線と東海道線が走る。林で134号線や東海道線は見えないのだが、深夜になるとこれらの音がうるさい。 私たち家族は、問題ないのだが騒音と感じてしまう人もいると思う。サイトの土は固く スノーピークのソリッドステーク などの硬い土用のペグが役に立つ。また、海側は、サイトの周りに松林があるので松をロープのかけ先としても利用するのも一つの手かもしれない。特に8番サイトは、なぜか入り口のサイト中心に大きな松がある。サイトしては大問題で避けるべきサイトだと思う。 個人的には、なみのこ村オートキャンプ場は海側サイトありきのキャンプ場だと思うので必ず事前にサイトの確認を行って欲しい。海を感じれるのも海側サイトのみ。シャワー室は、新しくしたとの事できれいになった。また、目の前の海岸ではゴロ石海岸で余り釣り場として適していないが、キャンプ場入口の奥側に磯釣りができる岩礁あり釣りは、ここでするのがベストだ!!
海側サイト
海側サイトの5サイトは、すべて海が望めるサイト。19番がベストサイト、次に18番、16番、17番、15番と個人的には順位がつく。17番は、ブランコの裏で子どもたちがブランコにのるので落ち着かない人も居るかもしれない。 15番も良いのだが日帰りバーベキュー場に隣接しプライベート感が薄い。何はともあれ19番、18番なのだ!!なみのこ村オートキャンプ場は、競争率が高い海側を予約できてこそ、良さが感じれるキャンプ場だ!!
海側の19番サイト全景
19番サイトのテント設営後
19番サイトからの海(右側)
19番サイトからの海(正面)
18番サイトの全景
17番サイトの全景
16番サイトの全景
15番サイトの全景
陸側サイト
なみのこ村オートキャンプ場の陸側サイトは、スペースも狭く海側サイトと比較する道路や東海道線の音がうるさいサイト。 私も一度利用したことがあるが、あまりおすすめしない。車をサイト内に駐車する場合は、車と陸の間にテントしか立てられなくなるので原則車は、荷物の出し入れのみサイトで行いその後は駐車場に駐車することをおすすめする。
陸側サイトは狭い(5番サイト)
車がサイト半分を占める(10番サイト)
陸側サイトの平均的広さ(12番サイト)
要注意の8番サイト木がど真中にある
なみのこ村オートキャンプ場の施設
施設は、きれいに清潔に保たれている。特に日帰りバーベキュー場は人気が高い。管理棟でキャンプに必要な薪や炭、氷はてに入る。バーベキュー場も併設しているので、食材もここで調達するのもひとつのアイデアなのかもしれない。 ログキャビンは、2棟しかないので予約はお早めに。