海が目の前、海水浴も楽しめる絶景キャンプ場「松島オートキャンプ場」
松島オートキャンプ場は、石川県七尾市の七尾湾に浮かぶ能登島(面積46.78km2。周囲長71.9km)の東端、富山湾側にあるオートキャンプ場。石川県のキャンプ場の中では、人気があるキャンプ場だ。 キャンプ場の目の前は、透明度が高く浅瀬で穏やかな砂地の海が続く。運がよければ、海の向こう側に立山連邦が望め、海が大好きなキャンパーには最高のロケーションとなる。 キャンプ場は、オートサイトが66区画ある。キャンプ場内は、日陰をつくる木立があまりないのでタープは必需品。海を目の前にすることができるサイトは、一部のサイトに限られるが、どのサイトからも波の音や磯の香りがして、海キャンプを満喫することができる。 晴れた夜には、空一面に多くの星を見ることができる。夏は、キャンプ場の目の前の海が松島海水浴場となり海水浴とキャンプが同時に楽しめる薬園となる。施設は、中央に受付棟とサニタリー棟があり、ほとんどの設備が中央に集まっている。 24時間利用できる温水シャワーをはじめトイレ、洗濯機・乾燥機、自動販売機がある。炊事場は、サニタリー棟を中央にした両側のサイトの中央に各1箇所ずつ設けられている。キャンプ場には、名前にもある通り「松島」と言う小さな小島が浅い海の中央にあり、海岸から小さな橋で渡ることができる。 この松島は、木々が生い茂り子どもたちが安心して探検遊びや磯遊びなどができる地形になっている。また、松島キャンプ場には、そば打ち等が体験できる体験交流施設や農業体験ができる畑が隣接している。人気はあるのだが、少し不便な場所にあるので夏休みでも比較的空いていてサイトの予約が取りやすい。 逆にキャンプ場の周辺には、スーパーやコンビニがなく、車で30分程度かけ能登島の外に出て買い物をしなければならない。自然と便利さは相反することが多いものだ。管理人は、ハイシーズン以外は不在のことが多いため、受付や料金の徴収は、翌朝に管理人が来る。 東京都内からは、車で8時間程度かかる場所でなかなか足を伸ばせない場所だと思うが、海を見ながらのキャンプをしたい人には外せないキャンプ場だと思う。ぜひ3泊以上のキャンプで松島オートキャンプ場を楽しんで欲しい。
能登島 松島オートキャンプ場の33番サイトから見る日本海の景色
キャンプ場概要
能登島 松島オートキャンプ場 |
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キャンプ場関連のホームページ | 松島海水浴場・キャンプ場(公益社団法人石川県観光連盟) |
個人評価 | ★★★★ |
環境 | 海(日本海 富山湾)を眺める海岸 |
景観 | ★★★★★ |
施設 | ★★★★ |
区画 | ★★★★ |
サイト数 |
66サイト |
営業時期 | 4月〜11月 |
コテージ |
なし |
サイト床土 | 芝生または土 |
買出の店 | 周辺になし(車で約30分以上) |
シャワー |
温水シャワー(無料) |
電源サイト | 一部サイトにあり |
売店 | なし(飲み物自動販売機のみ) |
入退場時間 |
サイト:in10:00 out10:00 |
直火 | 不可 |
車の出入り | 全日出入り可 |
ゴミ | 分別回収 |
ペット | 不明(要確認) |
サイト紹介(紹介内容は、年経過より現況と違う場合があります。)
松島オートキャンプ場のサイトは、 サイトの利用料金は、1区画の使用料が4000円で統一され、このサイト料に利用する人数の入場料が加算される。サイトの広さは、サイトにより多少違うが平均的に50㎡~80㎡だろう。どのサイトも、サイト内に車とテントを並列に置ける広さがあるので十分な広さだ。 松島オートキャンプ場の特徴である海が見えるサイトは、松島に向かって左側にある1番~8番、11番、右にある31番~34番、海に面しているおすすめのサイトである36番、38番、40番、42番、43番そして右端にあると44番。 左側の8番、11番は、松島側では見れない富山湾を見渡せる違った景観がありこの場所を好む人もいる。電源サイトは、2サイトに1サイトずつのような感じで用意されている。芝土のため、ペグは比較的打ちやすい。木が少ないので夏場はタープが必須。キャンプ場の裏(駐車場、入口側)は、水田なのでほとんどのサイトの人が松島側を正面としている。松島側が東になる。
松島オートキャンプ場 サイトマップ
※本画像は、「松島オートキャンプ場」内にある「能登島町体験農園ごあんないの」の掲示板を撮影したものです。撮影日:2015/05/02
※■で囲ったサイトは、サイトから海が見えます。■で囲ったサイトは、今回利用したサイトです。■で囲った部分は、炊事場。
※マップでの指定エリアは、説明しやすいようにShizengate独自のものです。
Aエリア(海が目の前にある1番~8番サイト)
Aエリアの1番~8番は、キャンプ場内の通路を隔てて海が見える人気サイト。海側に、低い松の木があり木の間から海が見渡せる。サイト背後は、Bエリアのサイトとの仕切りを木が担っている。サイト内に日陰はないので。夏場はタープが必須。Aエリアで一番のおすすめは8番サイト。 8番サイトからの景観は、このサイトしか体験できない一押し。
1番~8番サイトの全景
3番サイトの背後
1番~8番サイトから見える海の景観
すばらしい海の景観がある8番サイト
8番サイトから見える海の景観
1番~8番でこんな海のハンモックも可能
Bエリア・Cエリア(中央左側の内側サイト)
Bエリア、Cエリアは、11番のみが海が見えるサイトで他のサイトは内側のサイトになる。 両エリアとも前のエリアのテント位置によって海が見える場合もある。11番サイトからの海の景観は、海の中に高い岩が見え松島とは違うこのサイトしか見れないすばらしい景観。Cサイトの裏手は、水田になる。
11番サイトからの海の景観
Bエリア,Cエリアの全景
Bエリアからの海の景観
Cサイト(28番)の全景
Dエリア
Dエリアは、海側にサイトが指定されていないため、すべてのサイトからキャンプ場の通路を隔てて海が見えるサイト。海側に小さな松の木があるが海が気持ちよく見える。 また、松島が程よく見え松島キャンプ場のよさを感じるエリア。31番サイトは、端のエリアで少し狭い。今回私たちは、このエリアの33番サイトで4泊した。
Dエリアの全景
Dエリアからの海の景観
Eエリア
Eエリアは、松島キャンプ場での一番人気のエリア。海側に面しているサイトが4つある。すべてのサイトから隔てるものがなく、海と松島が見えるサイト。 松島キャンプ場は、事前にサイト番号の予約ができないので、Eエリアの競争率も高い。
Eエリアの全景
42番からのすばらしい海の景観
海側から見たEエリアの全景
Eエリアのみ得られる海の景観
Fエリア・Gエリア
Fエリア、Gエリアは、内側のサイトで両エリアとも前エリアのテント位置によって海が見える場合もある。裏手は、水田になる。
Fエリア・Gエリアの全景
F・Gエリアからの海の景観
Hエリア
Hエリアは、松島キャンプ場の一番南側端にあるサイト。キャンプ場と水田の景観になりどちらを正面にするかは、人によって違う。南側なので日差しが強い。Hサイトで海に面している43番は、海が目の前に見渡せる。 43番は、松島キャンプ場でもトップ級の景観でサイトも広くプライベイト感抜群のサイトだ。
Hサイトの全景
Hサイト背後は水田で、遠いが海を見渡せる
Hサイトのおすすめ43番
43番サイトからの海の景観
松島オートキャンプ場の施設
能登島 松島オートキャンプ場の施設は、中央に集中している。炊事場は、中央を隔てた両側のエリア中央に一箇所ずつ設けられている。 中央にあるサニタリー棟には、トイレ、炊事棟、無料温水シャワー、洗濯機・乾燥機、自動販売機がある。夏の更衣室やシャワー室は、日帰りの海水浴客も利用するので混雑する。 受付棟はあるのだが、薪の販売、売店やレンタル品がないので注意が必要。
松島オートキャンプ場の自然
能登島 松島オートキャンプ場には、富山湾の入り江にありすばらし海の自然を感じることができる。 また、小さな島の「松島」が待つ暇キャンプ場の景観と遊び場をいっそう魅力深いものにしている。
露天風呂
能登島 松島オートキャンプ場から車で10分程度のところに、日帰り温泉施設「ひょこり温泉 島の湯」がある。大人(中学生以上)550円、子ども220円、小学生未満無料と安く日帰り温泉が利用できる。 松島オートキャンプ場には、割引券があるので持参していくことをおすすめする。一人100円安くなるので非常にリーズナブルに温泉が楽しめる。渡したいは、毎日利用した。
ひょこり温泉 島の湯