24時間入浴可能な温泉露天風呂がある「河津七滝オートキャンプ場」
河津七滝(かわづななだる)オートキャンプ場は、静岡県賀茂郡河津町の山間にあり「河津七滝」の観光スポットに近いところに位置するキャンプ場。春は、河津桜、山菜刈り、夏は川釣り、川遊び、ホタル観賞、秋は紅葉、栗拾いそして通年楽しめる「河津七滝」めぐりと伊豆河津の自然を満喫できるキャンプ場だ。 河津七滝オートキャンプ場の最大の魅力は、男女別の24時間入浴可能な掛け流し温泉露天風呂があること。ここのキャンプ場を訪れるほとんどのキャンパーは、数回以上この露天風呂に入ると言う。熱くなく程よい温泉が、心身ともに癒してくれる。 温泉大国伊豆のキャンプ場で24時間入浴できる温泉露天風呂があるのは、「河津七滝オートキャンプ場」のみかと思う。 また、あまり紹介されていないのだが「河津七滝オートキャンプ場」にはとてもきれいな澄んだ川「萩ノ入川」が流れている。キャンプ場内は1日中「萩ノ入川」の流れる音で包まれ、川沿いのキャンプ場としての雰囲気もある。 萩ノ入川は、夏には子どもたちの川遊び場になるのだが流れが速い場所があるので気をつけたい。キャンプ場の中央サイトは、4m四方のスノコ上にテントを張るようになっていてツールームテントなどを張ることが難しいですが、スノコ前の2mほどが利用できるのでほぼ50㎡前後のサイトを確保できる。 テントは、スノコと針金(針金はキャンプ場で貸してくれる。)で結んで設置する。さらに、中央のテントサイトは、クレーコートのように整備され泥汚れが気にならない。車の駐車スペースは、近くに用意される。ツールームテントや大き目のタープを利用する人は、スノコではない川沿いのオートサイトBを利用する。 設備は、トイレ、炊事場、売店、レンタル用品、温水シャワー(有料)、洗濯機などが設けられている。河津七滝オートキャンプ場には、53区画のテントサイト、15棟のバンガロー、そして、管理棟から温泉露天風呂にかけての2階に「クアハウス」と言う各室に温泉掛け流しの露天風呂が付いているコテージ風宿泊施設がある。 私が行ったときにはなかったのだが、第一キャンプ場よりも広い第二キャンプ場のオートサイトができた。テントも駐車スペースもBBQものびのびと使うことができる広さになっている。第ニキャンプ場は、第一キャンプ場から車で約3分のところにある。 さらに、管理棟のすぐ隣に薬石温泉「嵐の湯」(有料)がある。これは、一面に薬石を敷き詰めそれに源泉100%を染み込ませたお湯の無い温泉。河津七滝オートキャンプ場は、温泉とキャンプを楽しみたい人に最適なキャンプ場だ。アクセスは、河津ループ橋を下りて「七滝温泉入り口」看板を左に入り初景橋を渡りそのまま上って右手に行くと着く。
山の自然を感じる河津七滝オートキャンプ場
(2015/09/20)
24時間入浴可能なキャンプ場自慢の男女別温泉露天風呂
(2015/09/20)
キャンプ場概要
河津七滝オートキャンプ場 |
|
---|---|
キャンプ場関連のホームページ | 河津七滝オートキャンプ場 |
個人評価 | ★★★★ |
環境 | 川沿いの山間 |
景観 | ★★★ |
施設 | ★★★★★ |
区画 | ★★★ |
サイト数 |
■サイト数:第一キャンプ場:55区画(45㎡~50㎡) |
営業時期 | 通年(ただし特定休業日あり) |
バンガロー |
バンガロー:15棟 コテージ:1棟 |
サイト床土 |
砂利および固めの土 |
買出の店 | 周辺になし |
風呂・シャワー |
温泉露天風呂(24時間入浴可能) |
電源サイト | 電源申し込みで可 |
売店 | 有り |
入退場時間 |
In13:00~18:00 Out11:00 |
直火 | 不可 |
車の出入り | 原則22:00に閉門なのだが24時間可能かも? |
ゴミ | 分別収集 |
ペット | 可 |
サイト紹介(紹介内容は、年経過より現況と違う場合があります。)
河津七滝オートキャンプ場のサイトは、大きく「Aサイト」と「Bサイト」に分かれている。Aサイトは、1番サイト~31番サイトと44番サイト~49番サイトで本ホームページでは、①、②、③、④を指す。 「Aサイト」は、すべて4m四方のスノコが用意されその上にテントを針金で設営する形になり、火山礫なのか?クレーコートのように整備されたサイト面を持ち泥汚れが気にならない。 「Bサイト」は、川沿いのサイトで32番サイト~43番サイトで本ホームページでは、⑤を指す。「Bサイト」は、スノコではなく川沿いの土サイトになりツールームテントなどが設営できる。 さらにバンガローサイトにいくつかのテントサイトがあり本ホームページでは、⑥を指す。本サイトも土のサイトとなる。高い木の下のサイトで、夏は涼しいサイトだが少し暗めのサイト。 私が行ったときには第二キャンプ場がなかったので紹介には含まれていません。
河津七滝オートキャンプ場のサイトマップ
※本画像は、キャンプ場で配布されている「お客様へのお願いとご案内」の裏頁にあるサイトマップを引用し、本ホームページにてサイトの説明をしやすくするためにサイトエリア番号を独自に追記しています。
オートサイトAの①エリア
オートサイトAの①エリアは、キャンプ場のほぼ中央に位置し炊事場、トイレ、露天風呂が近い。1番サイト~11番サイト、20番、21番区画があるが、11番区画を除くすべてのサイトが2区画用の大きめのスノコになっていて、2区画を利用したい人やグループなどでの利用に向いている。 釣堀池や山の景色が良い場所だ。車の駐車は、近くにある駐車スペースを利用する。
オートサイトAの①エリア(4番~8番)と駐車スペース(左側)
2区画用の大きめのスノコく
釣堀池と11番区画
7番・5番区画
20番・21番 スノコ前を有効利用
オートサイトAの②エリア
オートサイトAの②エリアは、中央サイトの奥側に配列されている区画で、13番~19番まである。すべての区画が4m四方のスノコサイトなのでツールームテントなどが張れない。 サイト前が車が通る通路になっているのでサイト前をあまり広く利用することができない。スノコ横に車1台分程度のスペースがあるので有効利用したい。 サイト背後に民家があるのだがサイト前には山間の景観が見渡せるのであまり気にならない。車は、近くに駐車スペースが用意されている。
13番~14番区画
中間サイトは、天空も仰げるサイト
オートサイトAの③エリア
オートサイトAの③エリアは、中央サイトとバンガローサイトの中間にあり6サイトが単独で設置されている。全サイトがスノコだ。トイレや炊事場から少し離れているが、萩の入川のそばにあるので川のせせらぎ音が良い。サイト前に通路がないため、こじんまりしていて落ち着けるサイトだ。
オートサイトAの③エリアの全景
オートサイトAの④エリア
オートサイトAの④エリアは、24番~31番まで8区画ある。中央サイトの川側に配置されている区画で、川を見ながらのキャンプが楽しめる。全サイトがスノコでスペースが小さいのが欠点。通路と接しているためスノコ前の利用が限られるが川のせせらぎを聞きながらのキャンプができる。 スノコの横スペースをうまく使い良い景観を確保したい。特に28番~31番区画は、川の景観がいい。
オートサイトAの④エリアの全景
川側から見た④エリア
④エリアの全景その2
オートサイトBの⑤エリア
オートサイトBの⑤エリアは、32番~43番まで12区画がある。中央サイトからは離れていて個別のキャンプ場のような感じがするサイト。事務所棟の裏にあり違和感を感じる人もいると思うが、このサイトエリアは、スノコではなく川沿いの林間にある土サイト。 スノコではなくツールームテントや大きめのタープ、シェルタを利用したい人に向いている。少し暗めのエリアなのだが、川沿いのキャンプ区画のため自然を十分楽しめるエリアかと思う。川を見ながらのキャンプができる端の43番は。個人的におすすめのサイトだ。
個人的におすすめの43番区画
34番、35番区画
管理棟が目障りか?
バンガローサイトと⑥エリア
バンガローサイトは、中央サイトから川を渡り奥側にあり15棟のバンガローがある。 炊事場、トイレが設置されているが露天風呂からは少し離れている。このバンガローの外側はあまりきれいと言えないのだが、室内は、とてもきれいで外観のイメージとは大違い。 左右の2段ベッドが計3個あり6人程度は寝れる。室内には、テーブルと電気コンセントがある。テラスには、専用の水道と流しが付いているので雨の日は楽だ。 バンガローサイトの前に⑥エリアとしてテントサイトがあるが、高い木の下にあり少し暗めなのだが、夏は涼しいエリアかと思う。
バンガローサイト
きれいなバンガローの室内
⑥のテントエリア
河津七滝オートキャンプ場の施設
河津七滝オートキャンプ場の施設は、よく整備され清潔に管理されている。男女別のトイレ、無料の温水シャワー室((有料:4分200円)、洗い場、受付、売店、洗濯機、乾燥機などのほとんどの施設が中央サイトにある。 人気の男女別の24時間入浴可能な露天風呂も、事務所棟にある。露天風呂では体が洗えないので、体を洗いたい人はシャワーを利用することになる。また、売店では、レンタル品も置いてあるので便利だ。
キャンプ場入口の看板
管理棟にある受付
露天風呂の入口(男女別)
露天風呂
露天風呂入口横にあるシャワー室
事務所棟前にある洗濯場
中央サイトの炊事場
中央サイトのトイレ
ごみ収集場
露天風呂の2階にあるクアハウス
釣堀池
クアコテージBBQエリア
河津七滝オートキャンプ場の萩の入川
河津七滝オートキャンプ場内には、澄んだきれいな萩の入川が流れる。この萩の入川のせせらぎの音がキャンプ場全体に響き渡っている。夏ともなると、子どもたちが川遊びを楽しむ。川の流れが速いところがあり気をつけなければならないのだが冷たい川は子どもたちの絶好の遊び場になるようだ。
川遊び①
川遊び②
川遊び③
キャンプ場内を流れる萩の入川
キャンプ場内を流れる萩の入川
キャンプ場内を流れる萩の入川
スノコサイトでのテント固定の仕方
河津七滝オートキャンプ場内のほとんどのサイトは、スノコの上にテントを張らなければいけない。平らでテント底に泥などが付かず便利なのだが、はじめてスノコの上にテントを張る人もいるかと思う。ここでは、スノコにテントを固定する方法を簡単に説明したい。
スノコ
河津七滝オートキャンプ場のスノコは、4m四方のほぼ正方形の形をしたスノコ。まずは、自分のテントがスノコ上に立てられるかを確認する。
針金の利用
河津七滝オートキャンプ場の受付に行くと、スノコにテントを固定するための針金を必要本数分貸してもらえるので、まずは受付に行き針金を入手。入手した針金をスノコの間に通しテントと固定する。固定は、針金を写真のようにグルグルまわせばスノコとテントの間が縮まる。
針金の先端はスノコに隠す
スノコとテントを固定した針金の先端が余る。この余った針金をそのままにしておくと足を引っ掛けたり針金でケガをする可能性があるので、針金の先端は必ずスノコの隙間を利用して危なくないように隠す。
必要な箇所をスノコに固定する
テントをスノコに固定するのに必要な箇所のみを固定する。テントには、ロープ使いペグで固定することを前提にしているので多くの固定箇所があるが、最低限インナーテントをスノコ床に固定するのが基本。フライシートは、状況を見ながらスノコの外側を利用する方がいい。
フライシートは、ロープとペグで固定
テント外側のフライシートは、ロープとペグを使いスノコの外側に固定する。スノコが小さいので通常のフライシートの固定はスノコの上では難しい。テントにもよるのだが、フライシートの固定はインナーテントに引っ掛けるタイプがほとんどだと思うので風に飛ばされない程度にフライシートの固定をスノコの外にすればいいと思う。
スノコ上のテント
今回私たちは、スノコにインナーテントの固定として8箇所、フライシートの固定としてスノコの外に横2箇所と前面2箇所の4箇所のみ固定した。私たちのテントは、5人用の大きめのドームテントなのだがこの固定でまったく問題がなかった。