湘南サイクリング(1)

サイクリングは、子どもから大人まで楽しめるスポーツであり遊びだ。今回は、首都圏でも人気がある湘南海岸のサイクリングを紹介してみたい。湘南海岸は、夏場となれば多くの人が訪れ、人ごみにもまれるというイメージだが、夏を除く春、秋は、特に海の風を感じ湘南を満喫できる季節なのだ。自然の中でサイクリングを楽しむには、家の周りでもできる。ここは、家を飛び出して自然の中で子どもとサイクリングをしてみよう。目的地まで子どもと自転車で行く方法もあるが、子どもとのサイクリングならば、目的地まで自転車を運ぶ方がベター。車で自転車を運べない人や自転車を持っていない人は、目的地近郊で、レンタサイクルを借りてサイクリングを楽しもう。サイクイリングは、自転車と道さえあれば楽しめる遊びだ。さぁ、子どもと一緒に、自転車で風を切り自然を楽しむ遊びに出かけよう。

自転車の乗せ方

私の家は、１BOX（セレナ）なので、自転車を数台車内に載せられる。私を除き、ママチャリ、子ども用自転車（大）、子ども用自転車（小）を写真の通り載せ、ベルトで閉めていつも自転車を載せていく。私の分がいつもないので今回も、私だけレンタサイクルを借りた。1BOX以外の車の方は、自転車用キャリアもしくは、折りたたみ式の自転車かレンタサイクルを借りるのがベターなのではないかと思う。

サザンビーチ前の堤防(出発点）

湘南サイクリングロードは、柳島青少年キャンプ場が西側の起点なのだが、今回は駐車場の関係で茅ヶ崎海岸の｢サザンビーチ」を出発点とした。茅ヶ崎海岸の｢サザンビーチ」には、レンタルできるサイクリングショップがいくつかあり、あらに広い駐車場もあるので、湘南サイクリングの出発点にするのには便利だ。

とにかく東に向かってGo！

車から自転車を降ろし、東の江ノ島に向かう。ご覧の通り湘南サイクリングロードは、まっすぐできれいに舗装されていて、子どもでも走りやすい。全ルートが海岸に沿っているので、海岸の砂がロード上に多い。自転車が滑りやすくなっているのでゆっくり走ろう。ジョキングや、歩いている人も多いので幼児は、自転車で人を避けられる練習をしてね！

茅ヶ崎といえばサザンオールスターズのえぼし岩

茅ヶ崎の海岸と言えば、この「えぼし岩」。茅ヶ崎海岸沖の約1.4キロメートル海上にあり、上がとがった形の岩。サザンオールスターズの歌でいたわれ一躍有名になった岩。サイクリングロードから見るえぼし岩は、海の上にポツンとあるような光景。茅ヶ崎のシンボルである「えぼし岩」は、300万年前から600万年前といわれている。えぼし岩の周りは岩礁で絶好の漁場らしく、茅ヶ崎漁港から釣り人のための渡し舟が出ている。

茅ヶ崎ヘッドランド

東2.5km程度進むと右手に、砂浜の侵食を食い止めるためにつくった人工岬のビーチ、「ヘッドランド」が見えてくる。ここには、自転車を止める駐輪場があるので、休憩するにはいい場所だと思う。ここには、カニがいて子どもと磯遊びナイズの遊びできる。また、奥では、釣りをや人もいて石の堤防のような所だ。

潮見台で海を見る

写真のように、海を見る台が設置されている。自転車を下に止めて海を見て休憩ができるのも、この湘南サイクリングロードの特徴。湘南ならでもおしゃれさが感じられる台だと思う。春や秋の天気のいい日に、ここから見る湘南の海は、夏の人ごみからは想像ができない、きれいな海の光景を見ることができる。

江ノ島を見ながらの湘海岸南サイクリング

人が少なければ、湘南の海を独り占めできるようなサイクリングが楽しめる。東に向かって走るといつも右に江ノ島を見ることができる。江ノ島は、人ごみだと思うが鵠沼海岸までのサイクリングロードは、人が少なく気持ちがいい。写真は、たまたまだれも走っていない場面を撮ったのだが江ノ島が見えなければここは、どこなのかわからなくなってしまうような光景だ！！

えぼし岩の車止め

これが、湘南サイクリングロードで有名なえぼし岩を象った石の車止め。先ほどの、潮見台やこの車止めなど、本当におしゃれ・・・おしゃれ。これでは、車やバイクも入りづらいよね・・・このように、小さなことまでに気を使っているところがこのサイクリングロードを走っていて本当に楽しい。えぼし岩以外に、ウィンドサーフィンの帆を象った金属の車止めがあるが写真に撮らなかった。

砂浜とサイクリングロード

湘南サイクリングロードは、写真ように海岸の砂浜の横を通るところも多い。鵠沼海岸手前の約10km近くの地点か？ここから、サイクリングロードの人も徐々に増え砂浜で遊ぶ人たちも多く見かけるようになる。このときは、風がなかったので砂が目に入らなかったが、これ風が強い日は、目に砂が入る。湘南サイクリングロードは、とても魅力的な自然を満喫できるサイクリングロードなのだが、逆に天候との戦いなのかもしれない。

地下道を抜けると、湘南サイクリングロードの東側起点

この地下道を抜けると湘南サイクリングロードの東側の起点、鵠沼海浜公園だ！！鵠沼海浜公園で一休みするのもいい。サザンビーチからここまで約12kmの道のり。子どもでも大人でも楽しく走れる平坦な道だった。ここから折り返す人も多いが私たち家族は、さらに東に進み江ノ島を目指す。

湘南海岸公園

ここまで来ると、人・・・人・・・という感じがする。夏の海水浴シーズンは、自転車どこではない場所なのだが、海水浴シーズンをはずせば、みんな気楽に湘南の海を楽しんでいるという感じになる。このみち、サイクリングロード専用ではないが、自転車で走れる。ここから新江ノ島水族館を通り江ノ島への架け橋、弁天橋に向かう。

人の中を自転車が行く・・新江ノ島水族館の脇道

新江ノ島水族館近郊は、人がいっぱい入る。自転車は、この人の中を掻き分けて進むような感じ。海岸で遊んでいる人も多く、家族連れやカップルも楽しくこの道を歩いてる。自転車は少し邪魔な感じなんだが、ここを通らないと江ノ島の橋まで行けない。人は、多いのだがなんだか自転車で観光地を走るのは少し快感？？？？？・・ともかく、｣人にぶつからないよう前に進もう・・

江ノ島大橋・江ノ島弁天橋

これが、江ノ島には行く橋。左側が江ノ島大橋、右川に小さな橋が江ノ島弁天橋。写真でもわかるように弁天橋は人、人でとても自転車で走れない状況。混んでいないのならば刃h知れるのだが？この橋の前に自転車を置いて江ノ島に行く人も多いらしく弁天橋の入り口には多くの自転車が駐輪していた。江ノ島大橋を利用することもできるのだが、交通量が多く子どももいたので弁天橋を自転車を引いて渡ることにした。帰りは、やはり面倒なので江ノ島大橋を利用してしまった。

江ノ島 白灯台・・・目的地

これが、今回の目的地「江ノ島 白灯台」。江ノ島に入り、湘南港ヨットハーバーを通過し、一番南側の県営駐車場のとこにあるサザンビーチから約15km程度だと思う。この白灯台は、1964年の東京オリンピックでヨットレースが行われた時にに作られたものとのこと。ここまで、休みながら遊びながら来たので2時間たった。まっすぐここまで自転車でくれば、大人で４０分～５０分程度で着くと思う。我々は、ここでまた、堤防の上にある足踏み石や景色を楽しみ1時間後にサザンビーチに戻った。

帰りは、夕日に向かって海が左手

帰りは、西側なので夕日に向かって帰るような感じ、写真では、わからないと思うが目の前に富士山が見える。湘南サイクリングロードは、西側に向かって走れば、左が海、目の前が富士山、そして夕方の天気の良い日に走れば、夕日と海と富士山がベストマッチした光景を見ることができるのだ。西側に向かうコースもはずせないコースだと思う。

富士山

今回も、西側には、富士山が見えていた。この富士山、新江ノ島水族館のところからも見える。昼時は、太陽でうっすらとしが見えないが、空気の澄んだ秋から冬の湘南サイクリングロードから見る夕暮れ時の富士山は格別・・・・一度見たい。湘南サイクリングロードは、新しい湘南を見つける、遊びなのではないかと思う。きっと何かが見つかります・・・